慶喜

心意気
「明日迄の命の気持ちで、人生を!」
「不老不死の気持ちで、知識の習得を!」

『安心への渇望』『ネガティブ・ケイパビリティ』

2024年09月30日 | 医療
🌸“上手な最期”を迎えるには5

⛳コロナ禍で露呈した安心への渇望
 ☆ワクチン接種の是非でさまざまな情報が飛び交い
 *″自粛警察″と呼ばれる動きが広まった
 *医療現場が崩壊の危機にさらされたりと、混乱が続く
 ☆筆者はそれを見ながら首を傾げていた
 *新型コロナウイルスは新型なのだから
 *わからないことも多いだろうし 
 *観察された事象や得られたデータも
 *確認するだけの時間的余裕はないはずだから
 *公表される情報はすべて″見込み″にすぎないのにと思ったので
 ☆テレビに出る専門家は、「まだわかりません」などと言うと
 *次から番組に呼んでもらえなくなるので
 *うまく語尾を調整しながら、視聴者が納得しそうな情報を伝えていた
 ☆アルコール消毒やマスクに
 *どれだけの予防効果があるのかのエビデンスはありません
 *マスクでの予防は、いくら飛沫のシミュレーションをしても
 *エビデンスにはなりません
 ☆仮に公正で信頼に足るエビデンスが出たとしても
 *それはあくまで統計上のデータで
 *個人に当てはまるかどうかはまた別問題です
 ☆何を信じたらいいのか
 *それが取りも直さず、安心への渇望です
 *答えを求める気持ちが
 *フェイクニュースやSNSの情報を含め
 *巷に玉石混活の情報があふれる素地となり
 *人々を惑わす
 ☆新型コロナのみならず、老いや死に関するきれい事情報も同様
 *安心への渇望に取り入った楽観的すぎる発言等が
 *人々を油断させ、上手な最期への準備を怠らせている

⛳求めない力
 ☆「ネガティブ・ケイパビリティ」という言葉
 *「答えの出ない事態に耐える力」
 ☆「どうにも対処しようのない事態に耐える能力」
 *性急に証明や理由を求めずに
 *不確実さや不思議さ、懐疑の中にいることができる能力です
 ☆コロナ禍で玉石混滑の情報が氾濫する中で
 *多くの無駄や混乱が引き起こされたとき
 *必要なのは、ネガティブ・ケイパビリティ(求めない力)です
 ☆上手な最期を迎えた人は、「求めない力」の強い人たち
 *あらかじめ自分の死に注文などつけず
 *虚心坦懐にあるがままを受け入れる心構えができている人が多い
 ☆「求めない力」を会得するのは、簡単ではない
 ☆詩人でもある加島祥造氏が出した詩集『求めない』
 *求めない―すると
  いまじゅうぶんに持らていると気づく
 *求めない―すると
  求めた時、見えなかったものが見えてくる
 *求めない―すると
  命の求めているのは別のものだと知る
 ☆筆者はこの詩集を読むたびに
 *穏やかな気持ちになり
 *死を受け入れることも悪くないと思えてきます
                        (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳投資は、自己責任、自己満足、自己判断で
⛳詳細は、出典原書・記事・番組・画像でご確認ください
⛳出典、『人はどう死ぬのか』


『安心への渇望』『ネガティブ・ケイパビリティ』
(ネットより画像引用)

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