🌸大腸がん概要
☆死因別死亡数で最も多いのが”がん”
*総死亡数の約30%を占める(2位心疾患、3位脳血管疾患)
☆発生部位で大腸がんは第3位(1位肺がん、2位胃がん)
☆大腸がんの死亡率(人口10万対)は45
☆男女別にみた大腸がんの死亡数は、男性第3位、女性第1位
⛳大腸がんの症状
☆大腸がんは、早期がんの場合は症状が全くないことがほとんど
*検診により、偶然発見される例が大部分
☆進行がんでは、がんができる部位によって、症状が異なる
☆左側結腸・直腸発生の大腸がん
*腸内容物が固形で、肛門に近く、血便・粘血便として認識されやすい
*下痢と便秘を繰り返すような、排便習慣の変化やしぶり腹がみられる
☆右側結腸発生の大腸がん
*腸内容物が液状であるために、通過障害を来しにくく
*病気が進行してから見つかることが多い
*腹痛や腫瘤触知といった症状を呈することもある
*貧血を指摘されるまで、何の症状もないことがしばしばある
⛳大腸がんの診断検査
☆直腸指診
*下部直腸の進行がんでは、直腸指診だけでほぼ診断がつく
☆注腸造影
*肛門から大腸内にバリウムと空気を注入し、大腸のⅩ線撮影を行う
*過去に手術の既往などがあり、癒着が強い場合実施する
☆大腸内視鏡検査(大腸ファイバー)
*肛門から大腸の中に内視鏡を入れて行う検査
☆胸・腹部・骨盤CT
*肝転移、肺転移の検索や、直腸がんの骨盤内浸潤の検索
☆腹部超音波
*主に肝転移の検索のために行う検査
☆MRI
⛳大腸がんのステージ分類
☆ステージ分類は、0からIVまである
*がんの壁深達度(どれくらい深く進行しているか)
*リンパ節転移の有無、
*遠隔臓器転移の有無(肝臓、腹膜、肺などへの転移)で決定される
⛳大腸がんの治療
☆内視鏡的治療
*Stage 0、Ⅰの一部(粘膜下層への浸潤が軽いがん)
*内視鏡での切除
(内視鏡的粘膜切除:EMR)(内視鏡的粘膜下層剥離術ESD)
☆腹腔鏡下手術
*Stage 1は、全例が腹腔鏡下手術で行われる
*Stage Ⅱ, Ⅲ、大腸がんの部位により腹腔鏡下手術を行う
☆Stage IVの治療
*大腸がんが、すでに遠くの臓器に転移している状態
*大腸がんが原因で出血や腸閉塞などの症状が有る場合
*大腸がんのみ取り除くか、人工肛門を作る
*化学療法(抗がん剤)や放射線療法を行う
⛳慶應義塾大学病院大腸がんのステージ別治療方針
☆Stage 0(Mがん)
*内視鏡的粘膜切除(EMR)だけでなく
*内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)も積極的に行う
☆Stage 1、全例腹腔鏡下手術を行っている
☆Stage 1、全例腹腔鏡下手術を行っている
☆Stage Ⅱ, Ⅲ、積極的に腹腔鏡下手術を行う
☆直腸がんに対しては、できるだけ肛門を残す手術を行う
(敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
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⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
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⛳出典、『慶應義塾大学腫瘍センター』HPより記事・画像引用
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