慶喜

心意気
「明日迄の命の気持ちで、人生を!」
「不老不死の気持ちで、知識の習得を!」

『在宅医療』『メメント・モリ』『ACP(事前準備)』

2024年09月27日 | 医療
🌸“上手な最期”を迎えるには2

⛳メメント・モリの効用
 ☆上手な最期を迎えるために
 *最期が遠いうちから、死を意識して備えておくこと
 ☆長らく在宅医療をやっていると
 *死を受け入れて自宅に帰ってきた人は
 *おしなべてある種の落ち着きがあるように思う
 ☆在宅医療では、苦痛は可能なかぎり薬で抑えますが
 *病気を治すとか、命を延ばすための治療や検査はしない
 *治療の効果や検査の結果を気にすることもなく
 *無用の副作用に苦しむこともありません
 *自宅で安寧な状態が続くと
 *病院に行く必要がないこともわかります
 *住み慣れた家で最後の時間をすごす貴重さを実感できる
 *それはやはり迫りくる死を拒否せず
 *現実として受け入れているからでしょう
 ☆「メメント・モリ(死を想え)」による心の平安
 *死を忘れているほうが気楽なのはわかりますが
 *準備を怠ることが、下手な最期につながるので
 *死に向き合うほうが安全と思います
 ☆筆者自身は常に自分の死を意識し
 *死病に取り憑かれる危険性
 *事故や災害や事件に巻き込まれる危険性を意識しています
 *それは、不吉だとか、縁起でもないとは思いません
 ☆リアルに想像すると、そんなことが起こっていない今が
 *どれほど幸運でありがたいことかも実感できます
 ☆死を意識するのは恐ろしいと思う人もいるかもしれませんが
 *慣れてしまえば怖くも何ともありません
 *むしろ、当たり前のように感じられます

⛳ACP=最期に向けての事前準備

 ☆悲惨な延命治療を受けないために
 *もっとも確実な方法は、病院へ行かないこと
 *死に対して医療は無力なのだから、病院に行っても何もいいことはない
 ☆本人が自らの意思で病院に行き
 *望まない検査や治療を受けさせられる場合は
 *ある種、自業自得なので致し方ないかもしれません
 ☆困るのは、本人は延命治療を望んでいないのに
 *家族が本人の意思を無視して、病院に運んでしまうこと
 *悲惨な延命治療のコースに乗ってしまえば取り返しがつきません
 ☆そんな事態を避けるために
 *前もって自分の意思をはっきりと決めておくのが必要
 *「アドバンス・ケア・プランニング」=ACP
 *人工呼吸器をつけるのかどうか、胃ろうをつけるのかなどについて
 *前もって自分の希望を明確にしておく
 ☆家族みんなで話し合い、あらかじめ合意を得ておけば
 *たとえその場で本人が意識を失っていたり
 *認知症などで意思表示が明確にできなくなっていたりしても
 *無闇に病院に運ばれる危険は少なくなる

⛳ACPが、日本社会には広まっていない理由
 ☆そんな死ぬ間際のことなど、今から決められない
 *不吉だとか、考えるのが恐いという人が多いからです
 ☆言えるのは、助かるならしてほしいけれど
 *悲惨な延命治療になるのならしてほしくないということ
 *延命治療で助かるか悲惨になるかは
 *やってみなければわからない
 *ご本人の希望を尊重するのが、医療者側の姿勢です
 ☆困るのが、本人は延命治療を拒否しているのに
 *家族が治療を望む場合
 ☆刻一刻と患者さんの容態が悪くなりつつあるとき
 *本人と家族の間で意見が不一致だと
 *医療者はどちらに従っても恨まれる
 ☆そういう事態を避けるために、ACPがある
                        (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳投資は、自己責任、自己満足、自己判断で
⛳詳細は、出典原書・記事・番組・画像でご確認ください
⛳出典、『人はどう死ぬのか』




『在宅医療』『メメント・モリ』『ACP(事前準備)』
(ネットより画像引用)

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