🌸「思考法」2(「無知のヴェール」「唯名論」)
⛳思考法としての「無知のヴェール」
☆アメリカの政治哲学者ロールズが『正義論』で論じた概念
☆アメリカの政治哲学者ロールズが『正義論』で論じた概念
*公正な分配で正義を実現しようと格差の是正を行う方法を考えた
☆無知のヴェールという思考実験
☆無知のヴェールという思考実験
*自分自身の情報を遮断する
*人々は等しく合理的で、同じ状況に置かれるとした
☆各人を「無知のヴェール」つつむ
*冷静かつ客観的に他者の困っている様子がわかるのでは
*他人の立場にたって考えないと真の正義は判断できない
*自分の事情を脇に置く必要がある
☆結果として一番困っている人を有利に扱う行為
☆結果として一番困っている人を有利に扱う行為
*それが正義にかなうということが分かった
🐬ビジネス思考への応用
☆無知のベールは、物事を疑うためのツールとして応用できる
*目の前で展開している現象は間違っているかもしれない
*自分の頭を初期化するために使える
☆人間というのは自分の事情をまず考える
☆人間というのは自分の事情をまず考える
*ある意味で防衛本能なのかもしれない
*それは必ずしも正しい判断とは限らない
*自分の事情を取り去れば、客観的に物事を判断できる
☆ビジネスシーンでは、常に事態を客観的にとらえるのが必要
⛳思考法としての「唯名論」
☆2つの概念をめぐって出てきた理論が唯名論
*あらゆるものに広く及ぶ共通の性質が普遍
*他のものとは異なる性質が特殊
☆実在論
☆実在論
*普遍的な何かがあらかじめ存在する
☆唯名論
*個別の物がたくさんあり、共通の性質を指す名称にすぎない
☆ボールやリンゴで、共通するものは「丸い」という性質
☆ボールやリンゴで、共通するものは「丸い」という性質
*丸いということが普遍性であるといえる
*丸いという性質が先にあるのか?
*丸いという性質が先にあるのか?
*ボールやリンゴを並べて丸いという性質を見出したのか?
☆唯名論
*真に存在するのは個々のもの、個人のようなものだけでる
*人間一般とか人類とかは(便宜上の)名前や記号に過ぎないと考える
☆中世の哲学者は、唯名論の立場から
☆中世の哲学者は、唯名論の立場から
*個別に普遍が存在する発想は論理矛盾だと主張
*ボールやリンゴにも「丸い」という概念がある
*ボールやリンゴにも「丸い」という概念がある
*普遍をバラバラにしているようなものだ
*普遍とは、個別のもの性質を表す名称にすぎない
🐬ビジネス思考への応用
☆唯名論の立場より
*世の中には普遍が独立して存在するわけではない
*個別の物事があるにすぎないことになる
*個別の物事があるにすぎないことになる
☆私たちは、普遍的な何かが存在するかのように思っている
*全部丸い、だから丸いという普遍性が、どこかに存在すると
☆ボールとリンゴが各々丸いというのは
☆ボールとリンゴが各々丸いというのは
*個々のものの性質にすぎない
☆個々のものには、何らかの共通する要素が存在する
*その場合の共通の名前こそが、普遍と呼ばれるもの
(敬称略)
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⛳出典、『教養としての哲学』
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「思考法」2(「無知のヴェール」「唯名論」)
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