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『抗体=結合蛋白質』『4本のポリペプチド鎖』『抗体の種類』

2024年11月23日 | 医療
🌸抗体の働き

 ☆宮坂昌之氏は、常識的で意見の偏らない免疫学者です
 *今回、簡単に分かりやすく記載しているので本を購入しました
    *挿入の画像非常に分かりやすいです
 ☆抗体は、少し複雑ですが、読めばすぐに理解できます
 *今の医薬品、抗体医学が一つのテーマです
 *株をやっている人、読むと理解が深まるかも

⛳抗体は特定の相手にだけ結合するタンパク質
 ☆抗体とは、病原体などが体内に侵入してきた時
 *B細胞が作る特殊なタンパク質
 *特定の抗原と抗体はお互いに鍵と鍵穴の関係にある
 *特定の抗原(鍵)は特定の抗体(鍵穴)にだけ結合する
 ☆抗原が体内に侵入してくると
 *抗原に反応するB細胞だけが活性化される
 *B細胞の表面には抗体(鍵穴)が膜に突き刺さった形で存在している
 (「抗原レセプター」)
 *抗原(鍵)が結合すると、B細胞が活性化されて抗体を作る
 ☆抗体、4本のポリペプチド鎖がお互いに結合しYの字のような形です
 *Y字の先端部分が鍵穴に相当する部分
 *ここに抗原が抗原が結合するので
 *抗体1分子に2個の抗原が結合できる
 ☆Y字の先端部分は抗体分子ごとに違う構造をしていて
 *特定の抗原だけを結合できるようになっている

⛳抗体には何種類かあり、それぞれ役割が異なる
 ☆血液中の抗体
 *IgM、IgG、IgA、IgEなどの数種類に分けらる
 *これらの抗体はお互いにできる時期や体内の量や役割が異なる
 ☆IgM抗体(抗原が侵入してきた時に真っ先に作られる抗体)
 *通常、5個の抗体分子が集まって5量体を形成する
 *1分子のIgM抗体は抗原を結合する 掟部位が普通の抗体の5倍
 *IgM抗体は抗原を結合 ¨しやすく
 *感染の場合には初期に働いて病原体の働きを弱めてくれる
 ☆IgG抗体(血液中でもっとも量が多い抗体)
 *lgM抗体を作っていた細胞が成熟すると
 *IgGを作るように変化する
 *lgG抗体はIgM抗体よりも時間的に少しあとに作られる
 *IgG抗体はIgM抗体よりも抗原に強く結合し
 *抗原の機能を抑える力も強い傾向がある
 *IgG抗体は抗体の中ではもっとも重要
 *感染初期から中期にかけて抗原を排除するための中心的存在
 ☆IgA抗体(血液中にも気道や腸管の粘膜の上にも存在する)
 *粘膜上に存在するIgA抗体、粘膜表面に存在B細胞で作られる
 *粘膜は外界との接点で、多数の細菌、ウイルスが外界から入ってくる
 *同時に、ここに棲みついてしまっている細菌やウイルスもいる
 *これらの微生物が粘膜越しにB細胞を刺激してIgA抗体を作り
 *それが粘膜面に出てくる
 *IgA抗体はこれらの病原体に結合して、体内への侵入を防ぐ
 ☆IgE抗体(寄生虫などが侵入で作られ、寄生虫排除に働く)
 *今ではIgE抗体を作る一番の原因は、寄生虫ではなくて花粉です
 *花粉に対してできたIgE抗体、粘膜組織に多く存在する
 *マスト細胞の表面に結合する
 *花粉が気道や眼からたくさん入ってくると
 *花粉そのものやその分解産物が粘膜組織中に侵入し
 *マスト細胞表面上のIgE抗体と結合する
 *マスト細胞が刺激されて、細胞膜が破れ
 *中にある複数の細胞成分が細胞外に出てくる
 *その中には痒みや痛みを引き起こす物質がたくさん含まれている
 *結果、粘膜が刺激されて涙や鼻水がたくさん作られます
 *これがいわゆるアレルギー症状
 *IgE抗体がマスト細胞をパンクさせるために出てくる症状です
 *細菌やウイルスによる感染ではIgE抗体は役目を果たさない
 *このような抗体に依存して働く免疫が「液性免疫」
 *血液中の抗体が可溶性タンパク質であり、液体の形で働くから
                          (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳投資は、自己責任、自己満足、自己判断で
⛳詳細は、出典原書・記事・番組・画像でご確認ください
⛳出典、『あなたの健康は免疫でできている』




『抗体=結合蛋白質』『4本のポリペプチド鎖』『抗体の種類』
(『あなたの健康は免疫でできている』記事、ネットより画像引用)

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