🌸戦後外交の総決算4
⛳安倍晋三小池百合子氏の都知事就任を語る
☆東京都知事だった舛添氏
☆東京都知事だった舛添氏
*政治資金を巡る公私混同疑惑で辞任し
*小池百合子氏、自民党の推薦を破って都知事に就任した
☆都知事選は、小池さんが風を読み
☆都知事選は、小池さんが風を読み
*政党の支援を受けないと言って出馬した
☆都知事候補の擁立を安倍晋三語る
*自民党党内は都連を含め、小池さん何だとの不満が渦巻く
*堂々と小池氏への対抗馬を擁立すべきだという話になる
*見識のある増田さんに出馬をお願いした
*残念ながら支持を得られなかった
*民進党や共産党の支援を受けた鳥越俊太郎氏
*「安倍政治をストップ」と掲げて出馬した
*それを言うなら、国政に出ろよ、と思いました
*安倍氏としては、都知事に鳥越氏が就くのが好ましくない
*小池さんは知事選前まで、自民党の国会議員だった
*第1次安倍内閣では首相補佐官や防衛相を務めてもらった
*自民党と敵対する人が知事にならなければ、とも思っていた
☆増田氏の擁立を主導したのは菅官房長官
☆増田氏の擁立を主導したのは菅官房長官
*菅氏は、総裁選で小池氏が安倍さんを支持すると言っていたのに
*石破茂氏を応援したことが許せなかったようだ
☆菅さんは当時、安倍氏のための支持集めに奔走してくれていた
*彼は、こういうやり方を絶対に認めない
☆私自身はそこまで気にしていなかった
*菅さんは私に「あんな目に遭って、許せますね」と言っていた
⛳安倍晋三菅氏や麻生氏を代えなかった理由語る
☆内閣を改造したが、菅官房長官や麻生副総理兼財務相
*菅さんは私に「あんな目に遭って、許せますね」と言っていた
⛳安倍晋三菅氏や麻生氏を代えなかった理由語る
☆内閣を改造したが、菅官房長官や麻生副総理兼財務相
*ずっと代えませんでした
*2人は安倍政権の大黒柱で、中曽根内閣を参考にした
*2人は安倍政権の大黒柱で、中曽根内閣を参考にした
*中曽根総理は、安倍晋太郎外相、竹下登蔵相を4年近く代えなかった
*安定した長期政権を築く上では、柱は代えない方がいい
☆麻生さんが、財務省を統率するという点でも、非常に大きかった
☆当選4回の稲田朋美氏を防衛相に抜櫂した理由
*稲田さんを将来の保守派の女性総裁候補とみていた
☆当選4回の稲田朋美氏を防衛相に抜櫂した理由
*稲田さんを将来の保守派の女性総裁候補とみていた
*安全保障政策は総裁候補には欠かせないので防衛相に登用した
*自衛隊のイラク派遣時の日報問題等で苦労した
☆防衛省は、「背広組」と自衛官の「制服組」の軋蝶があり
☆防衛省は、「背広組」と自衛官の「制服組」の軋蝶があり
*制服組の中でも、陸海空で考え方が違い
*バランスを取るのが難しい
*私が想像していた以上に、防衛省は難しい役所でした
⛳安倍晋三自民党幹事長に二階俊博氏就任を語る
☆自民党役員人事で、自転車事故でけがを負った谷垣幹事長
☆後任に二階俊博総務会長を充てた
☆第2次内閣発足当初
*二階氏は、野田聖子総務会長を支える総務会長代理だった
☆野田さんに総務会長を頼んだ
*実際のところ、党内をまとめられるか不安があった
*二階氏に「実質的な捌きをお願いします」と言って総務副会長を頼んだ
*野田さんを支えながら、よくやってくれた
*野田さんを支えながら、よくやってくれた
☆二階さんは幹事長に就任し、派閥を一気に大きくした
*幹事長ポストは、党の人事とお金の権限を握っているとはいえ
*政治的な力はさすがです
☆石破茂氏が閣内から去った理由
*石破さんには、安全保障関連法を審議する前
☆石破茂氏が閣内から去った理由
*石破さんには、安全保障関連法を審議する前
*防衛相をお願いしたのですが、断られた
*ご本人の希望もあって地方創生相に就任してもらった
*ご本人の希望もあって地方創生相に就任してもらった
*本当は幹事長をやりたかったのでしょうね
⛳安倍晋三天皇陛下の退位を語る
☆天皇陛下がビデオメッセージで退位の意向を示唆した
☆天皇陛下がビデオメッセージで退位の意向を示唆した
*天皇陛下のお考えには驚きました
*報道される前に陛下のお気持ちは、私は存じ上げておりました
☆どう対応するか、官邸内のわずかなメンバーで考え始めたところだった
☆どう対応するか、官邸内のわずかなメンバーで考え始めたところだった
☆いきなり陛下のお気持ちの表明はご英断だったと思いますよ
*当時は、果たして退位に道を開いていいのかと悩んでいた
*歴史を振り返れば、譲位は何度も行われていますが
*歴史を振り返れば、譲位は何度も行われていますが
*譲位が強制されて政治が混乱したこともあった
*だから伊藤博文と井上毅が考え抜いて、旧典範ができ上がった
*現在の典範もほぼ旧典範を踏襲している
☆退位に道を開くと
☆退位に道を開くと
*将来、天皇にふさわしくないから代えろ、いや代えるべきじゃない
*といった双方の主張が出てきてしまい
*国が二分する事態を招きかねないという不安を持っていた
☆天皇陛下が公務を果たすのが難しくなられたのであれば
☆天皇陛下が公務を果たすのが難しくなられたのであれば
*摂政を置くのはどうかと考えていた
☆陛下にはいろいろなお考えがあった
*天皇陛下が理想としていたのは、光格天皇です
☆陛下にはいろいろなお考えがあった
*天皇陛下が理想としていたのは、光格天皇です
*光格天皇は在位38年で仁孝天皇に譲位し
*その後は、基本的に政務は行わず
*皇室の伝統文化の継承や学術の奨励に努めた人です
☆私の元には、天皇陛下の強いご意向が繰り返し伝えられた
*内奏では天皇陛下から退位のご意向の話はでません
*私は、国政全般についてご報告していました
☆内奏にはしきたりがあって
*私が陛下に報告し、部屋の外にいる官内庁職員がノックをしたら
*私が「これで内奏を終了いたします」と言って席を立つ
*しかし、この時期は陛下のお話が長引いて
*何度も官内庁職員にノックされたことがありました
*何度も官内庁職員にノックされたことがありました
*官内庁職員もいら立っていたのでは
*でも、私が陛下のお話を中断することはできません
☆私も、陛下のご意思は固いと分かっていたので、検討を始めていた
☆私も、陛下のご意思は固いと分かっていたので、検討を始めていた
*でも、なかなか前に進まないので
*テレビで国民に直接訴えられたのでしょう
☆学者の中には、退位の法制化に反対する人もいました
☆学者の中には、退位の法制化に反対する人もいました
*特例法で1回限りの措置にしたとはいえ
*退位に道を開くということは
*天皇を政治的に利用する余地を生んでしまう
☆当時は天皇陛下のお気持ちに、国民の圧倒的な支持があり
*無視はできませんでした
☆天皇は国事行為のみを行い、国政に関する権能は有していない
☆天皇は国事行為のみを行い、国政に関する権能は有していない
*陛下のご発意に基づかないという形を取りながら
*法整備をやらなければいけないという点で苦労した
☆その為、天皇の公務の負担軽減等に関する有識者会議を設置した
*国民に理解を深めてもらうと同時に
*オープンな形で手続きを進める必要があったからです
(敬称略)
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☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
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⛳出典、『安倍晋三回顧録』
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「小池都知事選挙」「二階幹事長」「天皇陛下退位」
(ネットより画像引用)
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