慶喜

心意気
「明日迄の命の気持ちで、人生を!」
「不老不死の気持ちで、知識の習得を!」

『背進』『青春、朱夏、白秋、玄冬』『シフトダウン』

2025年03月10日 | 人生訓
🌸はじめに2

 ☆五木寛之氏の本読むの久しぶりです
 *昔と異なり本のページ数減りましたね
 *しかし、いつもなるほどと、何かを学べます
 ☆『青春の門』『大河の一滴』が特に印象深いです

「前向きに」の呪縛を捨てる
 ☆「昔はよかった」というのは老人の繰り言だと、非難する人がいる
 *くだらないと、切り捨てる人もいる
 *中には「あの人は昔話ばかりする」と批判する人もいる
 ☆「昔はよかった」というのは、決して甘えではない
 *後ろ向きの行為でもない
 *昔話をするのはむしろ、歳を重ねた人間にとては
 *豊かさや元気の源といっても良い
 ☆人生の後半生
 *後ろを向いて進む、振り返って進むことが大事
 *筆者はそれを「後進」又は「背進」という言葉で呼んでいる

 ☆老年期の一番の問題は、生きる力が萎えることです
 *生きていこうという気力さえ、萎えてしまう
 *鏡を見ては、「ああ、こんなふうに老いてしまつた」と落ち込み
 *「体が不自由で、もうなんの楽しみもない」と絶望する
 *老いていくと、マイナス感が次第に増えていくばかり
 ☆そんな中で、どう自分を励ますか
 *メディアなどで言われているのは
 *ボランテイアやNPOの活動などにも参加して
 *なるべく積極的に他人とコミュニケーションをとる等ですが
 ☆筆者は、こういった考えにはどちらかといえば懐疑的
 *世の中には人とコミュニケーションをとるのが苦手な人もいる
 *カラオケが嫌いな人もいる
 *人に「積極的になれ」「前向きにポジティブに生きろ」などというのは、 
 *むしろ残酷なことではないかと思ってしまう
 *好奇心も、もともと旺盛な人はいいけれど
 *そうでない人に突然好奇心を抱けといつても無理
 *ますます自己嫌悪に拍車をかける要因になりかねない

⛳人生は、青春、朱夏、白秋、玄冬と巡っていくのが自然の摂理
 ☆玄冬なのに青春のような生き方をしろといっても無理
 *後ろを振り返り、ひとり静かに孤独を楽しみながら
 *思い出を咀嚼したほうがよほどいい
 *回想は誰にも迷惑をかけないし、お金もかかりません
 *繰り返し昔の楽しかりし日を回想し、それを習慣にする
 *そうすると、そのことで錆びついた思い出の抽斗が開くようになり
 *次から次へと懐かしい記憶がよみがえってくる
 ☆はたからは何もしていないように見えても
 *それは実は非常にアクティブな時間である
 *孤独を楽しみながらの人生は決して捨てたものではありません
 *歓びに満ちた生き生きした時間でもある.

⛳シフトダウンして生きる大切さ
 ☆筆者も、若い頃、車の運転に夢中だった時代がありました
 *故・徳大寺有恒さんとレーシングチームをつくって
 *マカオグランプリのワンメイク・レースに参加したりと
 *本業そっちのけで楽しんでいた
 ☆その時代、私の気持ちをとらえていたのは
 *スピードや加速ではありませんでした
 *スピードを落とすこと、すなわち減速だった
 *スピードを落とすとき、ブレーキだけにたよらないで
 ☆コーナーを気持ちよく回つていくためには
 *きちんとシフトダウンする必要がある
 *減速しながらもエンジン回転は上がっている
 ☆高齢化社会にどう生きるかを考えたとき
 *私の頭に浮かんだのは、減速して生きるイメージ
 *無理にブレーキをかけるのではなく
 *精神活動は高めながら自然にスピードを制御する発想
 ☆時代はまさに減速の時期にさしかかつている
 *加速ではなく、スピードを制御することを考えなければならない
 *しかし、それは後退でも、停止でもなく
 *確実に時代のコ―ナーを回っていくための積極的な減速
 ☆人生の減速について再認識した
 *スピードは落としても、トルクは落とさない
 *加齢とともに社会生活や身体的行動は減速しても
 *むしろ心のトルクは高まっていく
 *孤独とは、そんな生き方のひとつではないかと考えた
 *回転は上げつつ、減速して生きる
 *それこそが現代人のテーマではないかと、今思うのです
                       (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳投資は、自己責任、自己満足、自己判断で
⛳詳細は、出典原書・記事・番組・画像でご確認ください
⛳出典、『孤独のすすめ』





『後進・背進』『青春、朱夏、白秋、玄冬』『シフトダウン』
(ネットより画像引用)

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