慶喜

心意気
「明日迄の命の気持ちで、人生を!」
「不老不死の気持ちで、知識の習得を!」

理想の社会「ユートビア」とは(毛沢東主義)

2022年12月25日 | 宗教
🌸小説『1984年』とデジタル毛沢東主義

小説『1984年』の再評価
 ☆理想の社会「ユートビア」と呼ぶ
 *法律家・思想家トマス・モアが書いた著書のタイトルに由来する
 *ユートピアとは、「どこにもない場所」を意味する
 ☆社会を理想の状態にするには、社会を管理する必要がある
 *ユートピアには、極端な管理社会に陥る危険性がある
 *ユートビアとは正反対の「ディストビア」でもある
 ☆人間は究極の幸福を思い描くことが必ずしも得意ではない
 *天国が抽象的で魅力に乏しいのに対して
 *地獄の様子は凄惨をきわめたものとして、生き生きと描かれる
 ☆『1984年』は、ディストピアを描いた小説として名高い
 *小説には「ビッグ・ブラザー」という独裁者が登場する
 *『1984年』が刊行された1949年
 *第二次大戦終了後で、ドイツや日本などで全体主義の国家が台頭した
 *それが、この小説の刊行に深くかかわっていた
 ☆戦後は東西の冷戦の時代が訪れ
 *共産主義のソ連が全体主義の権化と見なされるようになった
 *『1984年』は、共産主義批判の書物としてとらえられている

小説『1984年』で描かれる1984年の世界
 ☆戦争は平和なり、自由は隷従なり、無知は力なり
 ☆三つの超大国は絶えず戦争を繰り返している
 *同盟関係は頻繁に変化し、絶えず歴史を改竄する必要が生じる
 ☆一党独裁の国家では
 *国民の行動双方向「テレスクリーン」で監視されている
 *独裁体制を象徴するのが、至るところに掲示されている
 *「ビッグ・ブラザーがあなたを見ている」という標語である
 ☆独裁国家の公用語は「ニュースピーク」と呼ばれる
 *語彙が制限され、自由な議論や空想ができないようになっている
 *それでは国民の間に欲求不満が募る
 *その不満は、敵国に対して激しい憎しみを投げつける
 ☆主人公は体制の維持ための仕事を続けながら、日記をつけ始める
 *役人が所属する唯一の政党の党員に禁じられている行為である
 *テレスクリーンで見られないようにして続けていく
 *主人公は、女性と知り合い、隠れての逢い引きを続ける
 *主人公は女性とともに囚われ、主人公の個人的な信念は破壊される
 *党の思想を叩き込まれ、そのうえで彼は銃殺される
 *「彼は今、〈ビッグ・ブラザー〉を愛していた」で終わる
 *最後の場面が共産主義の社会をモデルにしていることは明らか
 ☆自由主義圏に属している人間
 *共産主義政権に抱くイメージなのかもしれない

戦後、共産主義の政権が成立した中国
 ☆「学習」という名の下に、洗脳(思想改造)が行なわれていた
 *洗脳の対象となったのは、朝鮮戦争で捕虜となったアメリカの軍人たち
 *中国が行なった洗脳は「学習」という言葉がふさわしい穏便なもの
 *学習では共産主義の思想を学ばせ
 *それは捕虜が納得するまで続けられる
 *それによって、捕虜たちは共産主義者に改造されていく
 ☆アメリカに帰国すれば、すぐにその影響から脱した
 *洗脳状態が維持されるには
 *社会的な環境が整えられている必要がある
 ☆アメリカ人捕虜の件から考えれば
 *洗脳という手法有効なのかどうか、議論になる

実現された「テレスクリーン」
 ☆『1984年』のなかではテレスクリーンは
 *「曇った鏡のような長方形の金属板」とされている
 *そこから党からの情報が音声で流されると説明されている
 ☆テレスクリーンは受信と発信を同時に行なう
 *金属板の視界内に留まっている限り
 *こちらの行動も捕捉されてしまう
 ☆テレビはまだ馴染みのないものの時代だった
 *それ故、テレスクリーンの説明には曖昧さがつきまとう
 ☆その後、世界・世の中は変わった
 *モニターとしてのスクリーンも珍しいものではなくなった
 *スマホにはそれなりの大きさのスクリーンが備わっている
 *「監視カメラ」の開発と普及が進んできた
 ☆『1984年』のテレスクリーン、監視カメラとして実現された
                       (敬称略)                                     
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳投資は、自己責任、自己満足、自己判断で
⛳詳細は、出典原書・記事・番組・画像でご確認ください
⛳出典、『AIを信じるか、アッラーを信じるか』






理想の社会「ユートビア」とは(毛沢東主義)
(ネットより画像引用)

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 著名人・有名人たちの“豪邸”事情 | トップ | My English practical traini... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

宗教」カテゴリの最新記事