慶喜

心意気
「明日迄の命の気持ちで、人生を!」
「不老不死の気持ちで、知識の習得を!」

『ピンピンコロリ』『達人・富士氏最期とメディア』

2024年09月16日 | 医療
🌸不愉快な事実は伝えないメディア2

 ☆文字ばかりで恐縮ですが
 *医師側から見た『看取り』の内容なので
 ☆何か『人間のライフクロック』を感じさせられます

「ピンピンコロリ」を実践するには
 ☆「ピンピンコロリ」とは
 *ピンピンと元気に老いて
 *死ぬときは寝つかずコロリと逝こうという意味の標語
 ☆平均寿命と健康寿命の差をなくす運動
 *「平均寿命」は今年生まれた赤ん坊の推定余命
 *今生きている人の寿命平均ではない
 ☆出版本は「ピンピン元気に老いる秘訣」が中心
 *「コロリと逝く方法」については、どの本も触れていない
 *それは片手落ちだし、ズルイことのように感じた
 ☆若いときから健康に注意して
 *節制しながら生活していれ
 *内臓が丈夫な分、コロリとは死ねません
 ☆コロリと死ぬのは
 *若いうちから不摂生をしてきた人です
 *ヘビースモーカーで、毎晩酒を飲み
 *カロリーオーバーで肥満等の人で
 *ストレスいっぱいの生活で、睡眠不足、運動不足等で
 *脳梗塞や脳卒中でコロリと死ぬのです
 ☆健康増進に努めてきた人はなかなか死ねない
 *ピンピンダラダラ・ヨロヨロヘトヘトになってしまう
 *医療にかかったら、簡単には死なせてもらえない
 *さまざまな老いの苦しみを抱えたまま、人生の最後をすごす
 ☆筆者は高齢者医療の現場の印象として
 *死ぬよりましと、死んだほうがましの差は、それほどないと感じる

達人の最期―富士正晴氏の場合
 ☆「ピンピンコロリ」ではありませんが
 ☆筆者が達人の死だと感心したのは
 *作家の富士正晴氏の最期です
 ☆富士氏は歯が抜けても入れ歯などはせず
 *食事も構わず、酒も好き放題に飲むという生活
 *当時から亡くなる前の点滴などは不要と
 *公言する進歩的な考えの持ち主でした
 ☆富士氏が亡くなったのは74歳の誕生日前
 *夫人が入院していたため独り暮らしで
 ☆筆者も亡くなる5日前に訪問しましたが、元気との印象でした
 *亡くなったという連絡を受けたときには、びっくりしました
 *病院にはかかっていなかつたので、死因は不明です
 *血液検査や血圧測定さえもしていなかった
 *富士氏がどんな体調だったのかはだれにもわかりません
 ☆急性心不全だろうということになり
 *警察沙汰にはならず、行政解剖も行われませんでした
 ☆通夜と聞いて驚いたのは編集者だった
 *前夜に富士氏と電話で話し、打ち合わせを兼ねて
 *いっしょに飲もうという話になったの
 *翌日に飲む約束をして、寝たまま死ぬ
 *こんな楽で気持ちのいい死に方が、ほかにあるでしょうか
 ☆翌日、新聞はいっせいに富士氏の死亡を大きく伝えました
 *死を悼む記事ばかりで、死に様の見事さを讃える記事は皆無
 *そんな記事を載せると、不謹慎だ、失礼だ、死を肯定するのか
 *富士氏がいちばん嫌った欺瞞的な批判が殺到するからでしょう
 ☆メディアはほんとうに批判に弱い
 ☆富士氏がこの見事な最期を迎えたのは
 *生きることに執着しなかったからだと思われます
 *妙な言い方ですが、病院に近づかなかったおかげでしょう
 ☆長生きを求めて病院にかかると
 *治してもらえる病気もある代わりに
 *何度も病院に通わされ、いろいろ検査を受けさせられ
 *不具合を見つけられ
 *その治療のためにまた病院からは解放されず
 *不安と心配と面倒な毎日が続く危険性が高いでしょう
 ☆病院にかかっても、死ぬときは死にます
 *医療は死に対して無力です
 *それなら自分の寿命を受け入れ
 *好き放題に残り時間をすごしたほうが
 *よほど気楽と思うのは筆者だけでしょうか
                       (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳投資は、自己責任、自己満足、自己判断で
⛳詳細は、出典原書・記事・番組・画像でご確認ください
⛳出典、『人はどう死ぬのか』




                        (冨士正晴氏)
『ピンピンコロリ』『達人・富士氏最期とメディア』
(ネットより画像引用)

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