慶喜

心意気
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「GSOMIA」「自衛隊中東派遣」「中東外交」

2023年04月24日 | 安倍晋三
🌸新元号「令和」ヘ(6)

安倍晋三韓国、韓国のGSOMIA破棄問題を語る
 ☆韓国向けの輸出管理の厳格化について
 *韓国は、日本との関係の基盤を損なう対応をしてきた
 *日本企業に元徴用工への賠償を命じる判決を確定させた
 *その後も何ら解決策を講じようとしていなかった
 *その対応が、輸出規制の強化に繋がった
 *韓国の半導体材料に安全保障上の懸念があったのは事実です
 ☆私は「国と国との約束が守れない中、貿易管理は当然だ」と述べた
 *韓国に元徴用工の問題を深刻に受け止めてもらうためだった
 ☆韓国政府は日本への対抗措置として
 *日韓間の軍事情報包括保護協定(GSOMIA)の破棄を決めた
 *米国からの強い要請を受けて、結果的に韓国は破棄を撤回した
 ☆私は、韓国のGSOMIA破棄には驚きました
 *安全保障の問題を理由に輸出管理を厳格化する日本の措置
 *自由貿易を原則とする世界貿易機関のルールでも認められている
 *彼らは、単に感情的になってGSOMIAの破棄を言い出した
 ☆彼らは、米国にとっても日韓間の情報共有
 *重要だという視点が抜け落ちていたから、米国の不信を買った
 *米国にとって日韓はともに東アジアの重要な同盟国
 *両国の対立激化は、アジア太平洋地域の米国の影響力低下につながる
 *米国は国防長官が訪韓し、文在寅大統領にGSOMIAの継続を迫る
 ☆米国の韓国に対する圧力はすごかった
 *日米韓の安全保障協力が台無しになれば
 *対北朝鮮政策を見直さなければならない
 *ミサイル発射情報などを日韓で共有できなくなったら、
 *常に米国を介して日韓で情報を交換することにもなりかねない
 ☆輸出管理の厳格化を発案したのは経済産業省
 *こうした手法を考え出した今井・長谷川さんはさすがと思いました

安倍晋三自衛隊を中東に派遣を語る
 ☆中東ホルムス海峡周辺
 *安倍さんがイランを訪問していた時
 *日本が運航していたタンカーが何者かによって攻撃を受けた
 ☆米国は、ホルムズ海峡などの安全確保のための有志連合を結成させた
 *日本は米国主導の作戦には加わらず
 *独自に海上自衛隊をオマーン湾などに派遣することを決めた
 ☆有志連合の構想は、 米国務長官が提唱し
 *トランプ大統領も「自国の船舶を自ら防衛すべきだ」と訴えていた
 ☆我々はどういう立場を取るべきか
 *国家安全保障会議などで相当議論した
 ☆ホルムズ海峡は、原油や天然ガスなどの流通の要所
 *日本が輸入する原油の約8割が通過している
 *航行の安全を確保する責任が日本にはある
 *何もしなければ、米国は無論、世界から厳しい目を向けられる
 ☆中東に自衛隊を派遣すれば、かえって緊張を高めてしまう恐れもある
 *日本の存立が脅かされる明白な危険があれば
 *存立危機事態として集団的自衛権の行使が可能
 *ホルムズ海峡はそこまで差し迫った状況ではなかった
 *有志連合の活動を認める国連安全保障理事会の決議があれば
 *補給活動ができますが、決議もない
 ☆私は、米国と協議し、関係が良好なイランの理解も得られる形で
 *派遣しようと考えた
 ☆有志連合には入らずに防衛省設置法4条
 *「調査、研究」に基づく情報収集活動でした
 *いざという時は、海上警備行動に切り替えて
 *武力行使を伴う護衛もできるようにしようということ

安倍晋三米国の有志連合の構想を語る
 ☆中東の緊張を高めるからという理由で
 *多くの国が参加しませんでした
 *この点も、日本が独自つ行動をとる上で幸いした
 ☆情報収集活動の範囲
 *オマーン湾、アラビア海北部などの公海で
 *イランの領海を含むホルムズ海峡を除外した(イランヘの配慮)
 *このミッションは、現実を重視した結果です
 ☆トランプに事前に説明したところ
 *「日本はイランとの関係を切らない方がいい」と言われた
 *日本が中東で大規模に活動する必要はない、という考えでした
 ☆自衛隊派遣の布石としてイランのロハニ大統領と会談
 *中東派遣への理解を求めた
 *ロハニは海自派遣に「どうぞ」の発言は無かったが了解してもらった

安倍晋三サウジ、UAE、オマーン3ケ国訪問を語る
 ☆中東の緊張を少しでも緩和させる狙いで
 *緊張緩和と自衛隊の派遣に理解を得るためでした
 ☆特にUAEとサウジアラビア
 *イランの核やミサイル開発を警戒していた
 *サウジの実質的な国家指導者であるサルマン皇太子
 *「イランと対話してくれ」という感じでした
 *サウジとイランは16年に断交しているが
 *イエメンの内戦状態を止めたいという考えでした
 ☆会談の為、砂漠を走行中砂地にタイヤがはまる
 *前にも後にも進まなくなってしまった
 *私のSPですら「どうすればいいんだ」と動揺していた
 ☆動いている車が来たので、無理やりお願いして
 *私とSP数人だけ車を乗り換えさせてもらって、ウラーに向かった
 *通訳も到着が遅れてしまったため、会談は英語で何とか会話した
 *通訳が到着した時は正直ほっとしました
 ☆警護の体制に問題があったとも言えません
 *先遣隊が現地入りし、砂漠の中での会談は「無理です」と言っていた
 *それでも、私が行くと決断したわけですから、仕方がない
 ☆その後は新型コロナウイルスの感染拡大で
 *中東で外交を展開する余裕はなくなってしまった

安倍晋三中東外交の総括を語る
 ☆トランプ、ロハニとも何度も会い、腹を割って話した感触
 ☆米国は、イラン核合意の期限を問題視していた
 *期限が切れたら、核開発を始めるのはおかしいではないか
 *新たな合意を結ぶことができれば、関係は改善するはずの見解
 ☆イランは、日本のようになりたいのかもしれません
 *イランもNPT加盟国なんだから、査察を受け入れる代わりに
 *原子力のエネルギー利用を認めてほしいという考え
 *彼らは、高濃縮ウランの製造を進めている
 *民生利用なら低濃縮ウランで事足りるはず
 *疑いの目を向けられてもやむを得ないでしょう
 *だから欧米はイランには厳しい態度を取る
 ☆中東の安定という点では
 *イスラエルのネタニヤフ首相や、パレスチナのアッバス議長と話し
 *クシュナー大統領上級顧問とも相談していた
 *3人を東京に呼び、和平協定に向けた協議をするという計画
 ☆アッバスは乗り気で、ネタニャフは
 *「米国がいいと言えば、日本に行こう」と言っていた
 *残念ながら実現には至りませんでした
                      (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
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⛳出典、『安倍晋三回顧録』







「GSOMIA」「自衛隊中東派遣」「中東外交」
(ネットより画像引用)

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