タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

有明湾から~2

2016年03月15日 | バードウォッチング
有明湾の干潟よか公園での探鳥、想定していた以上の結果が得られたと満足しているのですが、、、

これまでズグロカモメの写真しか紹介していないので、口の悪い友だちは「鳥がいなかったのでは?」と思っているようなので、、、

今日は鳥が団体で写っている写真を紹介します。

    

しかし、鳥の飛翔をとった写真以外はほとんど整理できていません。

雨の日の暇つぶしに、、、、と考えていますが、、、、さてさてどうなることやら???

この写真にはツクシガモ、ハマシギ、ミヤコドリが写っています。よく見ると他の鳥がいるかも分かりませんが、、、、、

タカ長も詳しくは見ていないのです。撮るときはミヤコドリに焦点を合わせたつもりです。

    

さて、団体の飛翔ですが、ミヤコドリはそれほど多くなかったのでこの程度の写真しか撮れませんでした。

    

    

多くの鳥がいてもほとんどの時間、干潟でエサを採っていますから、飛んでいる写真を撮るチャンスはそれほど多くは無いのです。

飛んでいる鳥といえばカモメ類が一番撮りやすいので、ズグロカモメにカメラを向けることが多くなったわけです。

    

    

シギは色が地味で写真に撮るのは難しいような気がするのですが、、、、

その点このツクシガモは写真に撮りやすかったです。動きがズグロカモメのように複雑でないので撮り易いといえば撮り易いのですが、、、、

広島から行ったタカ長としては、本当は何でもよいのです。これだけの数の鳥を見ること自体がめずらしいので、、、

写真的に良いとか悪いとかいうことは関係ないのです。

タカ長のイメージから言えばこの時期は探鳥に最適とは思えないのですが、、、、

それでも多くの鳥を見ることができたので想定以上、大いに満足したわけです。

しかし、このような結果を得るためには潮の状態を見てゆく必要があります。

潮見表はネットで確認できるのですが、タカ長はこの潮MieYellで調べています。有明湾に行くときはこのサイトから佐賀県の住之江のページに入ってチェックしています。

これをみて5.5m以上の潮の日の、満潮2時間前に現地に到着するようにしています。有明湾は遠浅の広大な干潟ですから、この数字の20cmとか30cmの違いは大きなものがあります。

5mに満たない日は遠路はるばる行く値打ちが無いと考えています。

潮の大きさと満潮の時間、そしてその日の天気や自分の予定など考えるとここで鳥を楽しむチャンスは案外少ないのですが、、、、

だから、いい時間にめぐり合うとうれしさが倍増するのです。

タカ長の一番良い思い出は、夕刻の、干潟が夕陽に染まる頃に多くの鳥たちがすぐそばまでやって来た日のことです。

フィルム写真の時代で多くの写真は撮っていないのですが、あの日のことは今でも忘れることが出来ません。

現場に出かければドラマに遭遇するチャンスがあるのですね。


有明湾から

2016年03月15日 | バードウォッチング
ひとくちに有明海と言っても広いのですが、タカ長が行ったの佐賀市の南にある干潟よか公園です。

タカ長が鳥を見始めたころこのあたりは「大授からみ」(何故か漢字が出ませんが、手偏に弱いと書きます)と言われている有名な探鳥地でした。

探鳥地であることは今も変わりませんが、このあたりの干潟がラムサール条約に認定され、公園化がすすんで、干潟の鳥を見るのは楽になりました。

ここに二日間通ったわけです。

そしてたくさんの写真を撮りましたが、すべてが昨日のようなフレームアウトした写真ではありません。

少しはそれらしい写真も撮れていました。それらの写真を少しずつ紹介します。

今日の写真もズグロカモメの写真です。

ズグロカモメは絶滅危惧種に指定されているめずらしい写真で、広島ではほとんど見ることが出来ないのですが、ここではたくさん見ることが出来ます。ここではユリカモメのほうが少ないくらいです。

その写真です。すべて飛んでいる写真を選びました。

    

    

    

こうして見るとたくさんの鳥を見ることが出来ないようですが、そんなことはありません。

最近ここに行っていないので責任あることはいえないのですが、諫早湾が干拓された頃は少なかった鳥が、今ではかなり回復しているように感じました。

それに、、、、タカ長が度々行っていたころはクロツラヘラサギやミヤコドリを見た記憶はないのですが、今回は普通に見られました。このところ毎年越冬のために飛来しているのかも分かりません。

    

    

現役のころは仕事を終わってからここまで走り、この公園で仮眠し、翌朝はやくから探鳥、、、、、

というようなことをしていましたが、、、、今はそのようなハードなことはできません。

しかし、時間だけかければ探鳥に行くことは難しくないので、また行ってみたくなりました。

気持ち的にはシギチの夏羽を見たいのですが、潮の状態がタカ長の都合と合わないようです。

そう、潮の状態を見ていかないと探鳥などできないのがここでのバードウォッチングなのです。


あ~ぁ、フレームアウト

2016年03月13日 | バードウォッチング
佐賀の旅から先ほど帰宅しました。

今回は有田観光と有明海の探鳥、そして神埼のTさん宅の訪問が目的でした。

今日午後佐賀を出発する頃から雨になりましたが、自分たちの行動が雨に邪魔されることはありませんでした。

有明湾では二日続きで探鳥、そのため今日は無謀にも飛んでいる鳥を撮ることに集中しました。

何かに集中していると時間がたつのも忘れて、予定の時間よりかなり遅れて有明湾を出発することになりました。

    

さて、今日の写真です。

何かの間違いではありません。意識してこのような写真をならべることにしました。

    

世の中にはきれいな写真を紹介するブログは山ほどありますが、、、、

このような失敗作を堂々と紹介するのはタカ長ブログくらいではないでしょうか。

先ほど書きましたように今日は飛んでいる鳥を撮ろうとしたのですが、、、、

このズグロカモメの動きは複雑で、なかなかゲットできませんでした。

何とかゲットして、、、、シャープとはいえなくても、それなりにピントがきていても羽が欠けたり、、、、

そのような写真が何枚もありました。

    

    

    

そのような写真の一部です。

タカ長のウデと機材ではこのような駄作を量産することになりましたが、、、、、

もちろんすべてがフレームアウトしたわけではありません。

そのような写真は明日から整理して、その気になったものがあったら紹介することにします。

お楽しみに、、、、、といいたいのですが、、、、

それほどの写真はなさそうですよ。残念ですが、、、、、、。


若い力に

2016年01月11日 | バードウォッチング
昨年8月に初めて行ったインドネシアのジャワ島、そのときに世話をしてくれたヘルさんやアダムさんとはFacebookを通じての交流が続いています。

といってもことばの壁があって思うに任せないのですが、、、、、。

そのヘルさんが、、、、、、、

    

Javan Kingfisherの写真を投稿しており、それに対して「皆さんのプロジェクトに期待してる」というようなコメントを送ったところです。

ヘルさんのコメントによるとこのジャワショウビンを見ることは難しいようですが、、、、、

    

幸運なことにタカ長たちも逢うことができて、このような写真を撮ったことは紹介したはずです。

この写真は車の中から撮ったので、鳥と木の幹が重なっているというようなことは言えないのです。

見ることが出来ただけでラッキーという鳥なのです。

    

その鳥を見たあと訪れたKondang Merakの海、、、そしてそのそばの村。

その村は密漁者の村から180度転換して自然保護の村へ。そのことはすでに紹介しました。

    

そのとき会った村のリーダー役のアンディさんはこのような写真を何枚か投稿しています。

珊瑚の再生事業の写真だと思われるのですが、使われていることばがインドネシア語で、、、、

パソコンで翻訳しても何かよく分からないような日本語しか出てこないので、詳しいことを理解できないのが残念です。

しかし、いずれにしてもあの時会ったヘルさんやアンディさんたちの活動は継続されていることだけは確かで、、、、、、

    

タカ長は村人たちとの、短時間だったけど暖かい思いがした交流を思い出し、、

ヘルさんたちインドネシアの若い力の活動に期待するのです。

だって後期高齢者としてはそれしか出来ませんから、、、、、、、。


犬も歩けば

2016年01月05日 | バードウォッチング
今朝6時前に出発して島根県の斐伊川河口に行きました。

このところ探鳥旅行などほとんどしていないタカ長、そのため事前の情報もなく、ぶっつけ本番の探鳥でした。

天気は、、、現地に到着したころは晴れていましたが、やがて曇り、、、14時頃から雨になりました。

探鳥としては実害はほとんどないのですが、写真的には被害があったかも???

その写真の整理はほとんど出来ていません。そのため今日の記事は速報だけということでしょうか。

    

斐伊川河口に行くのは年に1回くらいですから、最近の状況はまったく分からないのですが、、、、、、

今日は何故かしら鳥が少ないように感じました。

しかし、広島では見ることが出来ないマガンを見ることが出来、このような写真を撮ることができたので満足です。

    

この群れを見つけたのも偶然のことですから、ラッキーと言えばラッキーなことです。

そしてもうひとつラッキーと言えば、、、、、

    

このオオカラモズを見つけ、一応この程度の写真を撮ることができたことです。

この鳥は珍鳥といっても良いのだと思いますが、あの広い出雲平野の中で見つけたのですから、、、、

タカ長の鳥運もまだ少しは残っているようですね。

犬も歩けば棒にあたる、といいますが、、、、当たらないときはどうあがいても当たりませんから、、、、、。

白いホオジロ

2015年05月14日 | バードウォッチング
今日の木曜日、ハチクマの渡りがピークになると思っていたのですが、、、、、

昨日の状況ではそのようなことはあり得ないと結論づけ、裏山にサンコウチョウの声を探しに行きました。しかし、今日のコースではほとんど収穫ナシという結果になりました。

おまけに想定外の雷雨(といっても雨量は少ないのですが、、、、)に遭遇して、予定を切り上げて逃げ帰る始末、、、、、

ということで本日は話題ナシ、、、、、、です。

そこで白いホオジロの話題です。




これは昨日撮影したものです。昨日は近くに来てくれなかったので、写真的には次の写真のほうが良いと思いますが、、、、、





これは先日紹介しましたが、5月2日に撮影したものです

今日の話題は写真の良し悪しのことではありません。

ホオジロの首の角度というか、口の角度というか、、、、さえずっている方向に注目してほしいのです。

といっても特段の変化はありませんね。

手元の資料がないので責任あることはいえないのですが、「あぶれオスは天に向かってさえずる」と何かの本で読んだ記憶があるのです。

事実タカ長も文字どおり天に向かってさえずっているホオジロを見たことがあります。もしつばを吐いたら自分の顔にかかるような角度です。

そのオスはメスにめぐりあえなくて、ヤケクソになってさえずっているように思えました。

その記憶があるので撮影条件が悪くても、口の角度に注目しながら撮影したわけです。

まだ、オスがあぶれる時期ではないのでしょうが、、、、、

この白いホオジロがどうなるか、研究とか何とかいうのではなく、裏山を歩くときは注目したいと思っています。

それにしてもこの白いホオジロ、自然界の中ではものすごく目立ちます。天敵に襲われて命を落とすことのないよう願わずにはおられません。


白いホオジロ

2015年05月02日 | バードウォッチング
今シーズン初めてお目にかかったハチクマを先に紹介したので、今日はハチクマ撮影のために裏山に登ったと思われるかもわかりませんが、実はあのハチクマは付録みたいなものなのです。

今日の目的はホオジロのアルビノ、白いホオジロを撮ることだったのです。

昨日も仲間たちは白いホオジロを見ているのですが、タカ長が行ったときは飛び立った後、、、、、、、、

ということで本気で白いホオジロを撮っていないのです。そのため今日はそのホオジロを撮るために裏山に登ったのです。

現場に行くと松の枯れ木に止まって鳴いていたのですが、写真的にはダメで、チャンスが来るのを待っていたら、、、、、

先に紹介したようにミサゴ、ハチクマ、ノスリの順に現れてくれ、その写真を撮ってしばらくあと、前よりは近いところに白いホオジロが現れました。

撮影チャンス到来です。といっても空抜けにしないとピントが来ないのでカメラ位置を移動し、、、、

何とかそれらしい写真を撮ることができました。

    

    

    

先日角島に行ったときある人から「目が赤かったら完全なアルビノ」というようなことを聞いたので、、、

その目に注目して撮りました。その結果ですが、、、

これらの写真では分かり難いのですが、パソコンで拡大してみると何となく赤いような、、、、、、そのような感じでした。

ひと口に赤いといっても、その赤さ加減はいろいろあるはずですから、このホオジロを目の赤いアルビノといって良いのかどうかタカ長には判断ができません。しかし、パソコン上で見る限り赤みをおびているように見えます。

    

    

目の色など光線状態で見え方が変わるはずですから、機会があれば明日以降もねらってみたいと思います。

でもまぁ「目の赤いホオジロの写真が撮れた」と勝手に思っていても人さまの迷惑にはなりませんから、タカ長としてはそのように日記に書いておくことにします。




鳥を見に出かけましたが、、、、

2015年03月08日 | バードウォッチング
きれいに晴れました。暖かくなりました。

ということで、朝ヤボ用を済ませたあとタカカノと鳥を見に出かけましたが、、、、

結論から言うと拙宅の庭で鳥を見ていたほうが収穫があったかも分からないという状態でした。

つまり、収穫ゼロ。

    

    

行ったのは先日マヒワの群れを見た荒谷林道の下の部分、、、、

ここでも過去いい思いをさせてもらった記憶があるのですが、、、、、

    

    

本日はまったくダメでした。

ご覧のように環境的には悪くないと思われるのですが、とにかく鳥がいなくて、、、、

    

    

小鳥の食堂も開店休業の状態でした。「ヤシャブシ屋」さんも「ヌルデ食堂」も、、、、そのほかの食堂もお客さんは本当にゼロ。

ということで鳥の写真は1枚も摂れないまま帰宅しました。

午後はタカ長観察地に出かけました。

こちらはノスリが三桁になったといって盛り上がっていましたが、タカ長の目には遠いものばかりで、、、、

    

何とか写真に撮れたものを見るとピンボケばかり、、、、

この面でも収穫がなかったようです。

    

今日は春を思わせるような陽気で、日影に入って鳥を見たい気分でした。しかし、、、、

この陽気も今日だけ??? 火曜日ころから冷えてくるようですね。

観察地のサクラのつぼみも固く、花情報を出せる状況ではありません。そろそろ春が恋しくなってきましたが、、、、

春が実感できるのはもう少し先になりそうですね。


人の気も知らないで

2015年02月26日 | バードウォッチング
2月23日(月)に行った山陰探鳥行は日帰りでした。

だから、米子の水鳥公園に着いたのは9時前でした。水鳥公園でねぐらをとった鳥たちの多くは飛びたった後、という時間です。

そのため絵に描いたような鳥写真を撮るのは難しいのでしょうが、、、、、、

    

それでも残り少ないハクチョウが水をけって飛びあがってゆくところを何度か見ることができました。しかし、、、、、

    

その距離は遠くて、なかなか思い通りには行かないし、、、、、その多くが、、、、、、

    

タカ長たちに尻をむけ、遠ざかってゆくほうに飛び立ち、、、、、

    

飛びあがったあともドンドンと遠くに向けて飛んで行き、、、、、、

    

チョッといい方向に頭を向けてくれたときははるか先、、、、、

これでは例の50倍でもシャープな写真を期待するのは無理なこと、何でひとグループだけでも近くを飛んでくれないのかと思ったものです。

ハクチョウだけでなく、鳥たち、、、、いや、、、、自然界で暮らす生き物たちは私たち人間の都合に合わせて生活しているのではないので、写真写りの良い方向に飛んでくれと願うほうが間違っているのですが、、、、、

それにしても少しくらい考えてくれとぼやきたくなりました。

ここでは「ハクチョウ」と書きましたが、水鳥公園のレンジャーの話では、、、、

「山陰ではハクチョウとコハクチョウは同義語だと言っても大きな間違いではない」ということのようです。しかし、ことしはめずらしくオオハクチョウが15羽はいっていると話されていました。

事実タカ長たちもコハクチョウもオオハクチョウも確認したのですが、ここでは単に「ハクチョウ」とさせていただきました。

ハクチョウといえばもう何年も前に、斐伊川の河口でアメリカコハクチョウを見たことを鮮明に覚えています。ハクチョウといえばコハクチョウの山陰で見たから余計に印象が強かったのでしょうか?

    

同じく水鳥公園で見たオオジュリンですが、このような小鳥類も思い通りのところに姿を見せてくれませんね。

せっかく撮っても顔に何かがかかっていたり、、、、、

そのような写真に限ってピントがきていたり、というのもよくあることですね。

    

いいチャンスが来るまでジックリ待つことのできない急ぎ旅で、このように全身が見える写真が撮れたのはラッキーだったというべきなのでしょう。

タカ長のように、冷やかし程度の野鳥写真家(?)でも色々なことを経験しますから、、、

本格的にとっておられる人はまだまだ多くの、それも良いことではなくガッカリした経験をお持ちなのでしょうね。