タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

チェジュド便り~26

2014年09月18日 | 韓国情報
完全休養日のつもりでしたが、、、、、

今朝の高山は厚い雲の下。ときどき傘のいらない程度の雨も降りました。

このような日には渡らないだろうと決めつけて、観察広場に行くのを遅くしてネットなど見ていました。

8時半を過ぎて空が少しだけ明るくなったので部屋を出ると、、、、、、

    

ハチクマがひき返して来たと相棒が大慌て。このような天気の中、早い時間に海上まで出て行ったものがいたのでしょうか?

    

あわてて観察広場に出かけ、相棒は観察体制へ、、、、、

タカ長は勝手をいってオルレコースを歩いて水落峰へ行きました。約30分でゆけるところを写真を撮ったり鳥を見たりしながら1時間かけて歩きました。

このオルレコースのことは後日紹介するつもりです。

    

水落峰の東屋について堂山峰のほうを見ると、、、、

堂山峰の稜線からたくさんのハチクマがわきあがり、、、、、、その上には6羽のハチクマが帆翔していて、、、、、

それらが一緒になってタカ長の頭上にやって来て、、、、、、

    

本当に真上で帆翔を始め、少しずつ更に南へ移動してゆきました。

しかし、この天気では海上を渡る気になれないのでしょうか、水落峰から少し南に行った海上あたりでひき返し、再び堂山峰の方向に帰って行きました。その数約40羽、天気が良ければそれなりの写真が撮れる距離でしたが、この曇天ではどうあがいてもよい写真は撮れませんでした。

相棒の観察ではタカ長が水落峰に向けて歩いているとき、観察広場の北側から100羽以上のハチクマが海上に出てそのまま渡って行ったようです。

水落峰で大慌てで撮った写真の何枚かを張りつけます。

なかには近すぎて例のカメラではフレームアウトするものもいました。

    

    

    

    

    

    

というようなことで「雨天休養日」にはなりませんでした。

とはいっても、飛び立ち地の渡り観察は午前中で終わります。午後の様子も見たいのですが、相変わらずの厚い雲ですから、午後は完全休養で昼寝しました。

昨夜は肉を食べ、今朝は電子レンジでチンするご飯を食べ、その上昼寝までして元気をとり戻しました。

今日も明日も同じような天気がつづくようですが、その後に大きな山が来るかも分かりません。そしてそれ以上の山が来週早々に来そうな???

タカ長あちの帰国日は23日、後ろ髪を引かれながらの帰国になりそうな予感がしています。

本日の結果をご覧になりたい人はこちらをクリックして下さい。


チェジュド便り~25

2014年09月18日 | 韓国情報
民泊の紹介です



民泊の前に見える堂山峰の岩壁です。昨日は夕陽に赤く染まっていましたが、、、、、

    

今朝は厚い雲の下に沈んでいます。先ほどパラパラと小さな雨がきました。今日は待望の(?)雨天休養日になりそうです。

でも、10時ころ空が明るくなったら散歩かたがた観察地方面に行くつもりです。海を渡らないタカが現れるかも分かりませんから、、、、、。

    

さて、再度民泊の紹介です。晩徳食堂のとなりにあります。この2階が民泊になります。

いちばん左が玄関で、中央の大きな窓のところはサンルームみたいなスペースです。ここに長机が二つあります。その右がベランダで建物の奥まで続いています。

こちらからは堂山峰が見え、ベランダの向こうに行くと私たちが観察している広場や水落峰が見えます。だから二人で手分けすれば、このベランダだけで最低限の観察は可能です。

    

玄関を入ると20畳くらいの広いスペースがあります。

右側のいちばん手前のドアーが洗面所、バス・トイレに入るところで、次が寝室です。オンドル部屋です。

そのおく二つは民泊のおばさんの息子さんがときどき帰宅したときに使う部屋で、お客さんが使う部屋ではありません。

一番奥のスペースが洗濯機のあるところです。

左側のドアーのところは空き部屋で寝具やタンスなどありますが、これは私たちには関係のない部屋です。

    

少し近づくとこのような感じです。大型の冷蔵庫の手前に電子レンジが見えます。

    

冷蔵庫の奥がキッチンです。鍋や食器など最低限のものはありますが、電気炊飯器はないようです。

今朝は電子レンジでチンして食べるご飯をいただきました。まったく問題ないレンジです。

冷蔵庫には水はジュースみたいな飲料水とマッコリーなどの酒類が少しあります。民宿の息子さんのものかも分かりません。

いずれにしても下戸のタカ長には関係ないものです。

    

今日は休養日になりそうなので洗濯しました。全自動なのでタカ長にもまったく問題ありません。

というような民泊で、食堂のおばさんには気づかいしてもらっているので、ここでの滞在はまったく問題ありません。

もし、この次ここに来ることがあれば、朝食用の乾燥味噌汁など持ってくればパーフェクトになります。

これで1泊ひとり2万ウォン、いい宿を見つけたという意味がお分かりでしょう?


チェジュド便り~24

2014年09月17日 | 韓国情報
心遣いしてもらってます

タカ長たちが宿泊している民泊は晩徳食堂の経営しているもので、食事はその食堂で済ませています。

ここは港の集落、ここの食堂は海鮮ものを食べさせるものです。

私たちは7泊もする長期滞在者(?)ですから、いくら好きだといっても毎日毎日海鮮では嫌になってきます。そのことを察した食堂のおばさんが、、、

「毎日魚では嫌でしょう。今夜は肉を準備してあげます」と昼食のときに言われ、、、、、、

そして出されたのがこのようなものです。

    

    

    

付け出しはいつものものですが、肉はメニューにはない特別なものです。このような心遣いは嬉しいですね。

明日は済州島の郷土料理を出して下さるとか、どのようなものが出るか楽しみですね。


チェジュド便り~23

2014年09月17日 | 韓国情報
天気予報によると明日あたりから天気がくずれるようなのですが、午後になってほとんど快晴状態になりました。

ということは夕陽が見られるということ。夕食を早めに済ませて夕陽の写真を撮りました。その何枚かを紹介します。

2014年9月17日、済州島の最西端から見る夕陽です。

    

夕陽の写真を撮るのはいずこの国も同じなのでしょう。多くの人が夕陽に向けてカメラを向けていました。

    

    

    

    

夕陽が沈むころイカ釣り船が出てゆきました。ここで取ったイカが路上で干され、路上の店で売られるのでしょう。

これもこの時期の済州島の風物詩なのでしょう。

チェジュド便り~22

2014年09月17日 | 韓国情報
済州島のハチクマは朝寝坊???

済州島の最西端、高山(コサン)の民泊に泊って最初の観察です。朝は朝星、、、、というように、、、、、

    

町も明けきらない6時前からベランダに出て堂山峰のほうを注目し、ベランダの反対側に行って水落峰(スゥルボン)を見ましたが、たまに飛ぶのはアオサギくらい、それらしいものは何も飛びませんでした。

そのあと観察地に決めている道路わきの小さな広場に移動し、、、、、、

    

    

観察しましたが何も飛びません。タカのタの字もナシの状態です。そこで海のほうにも注目して、、、、、

    

イルカを撮ったり、、、、、

と簡単に言いますが、このイルカを撮るのは大変でした。いつも水面に姿を見せているわけではなく、、、、、、いつどこに現れるかも分からないものを撮るのですから、、、、、。

たくさん撮って、たくさん削除して、残った何枚かの一枚です。イルカの目が見えているようにも見えるのですが、いかがでしょうか?

    

それでもタカは飛んでこないので道路ぞいに歩きながら小鳥類を見たり撮ったり、、、、、

そのようなことをしながら待ちつかれたころ、、、、、、、10時過ぎになってやっとハチクマの群れが現れました。

    

観察地の近くで帆翔し、高度を上げ、、、、これらのハチクマが全部海を渡ったといいたいのですが、、、、、、

ほんとうのところ1/3が海を渡り、2/3が渡らなくてひき返したということでしょうか?

    

    

それでもまぁ何とかハチクマの姿を見てひと安心です。

海を渡るハチクマは早朝から海に飛び出してゆく、というのがタカを見る人の共通した認識だと思うのですが、、、、、

昨日相棒が見たのも10時前、、、、、、、、ハルラ山に近いところで見た相棒の話ではねぐら発が9時頃だったとか、、

このようなことを総合すると、済州島のハチクマは朝寝坊???

ということになりそうですが、、、、、、、もちろんデータ数が少ないので確たることはいえません。

それにしても、、、遅いものは11時をかなりすぎてから海に飛び出していましたが、そのような遅い出発で無事に中国大陸に着くことができるのだろうかといらぬお世話をしています。

今日の渡り結果はこちらのARRCNのホームページをご覧下さい。






チェジュド便り~21

2014年09月17日 | 韓国情報
タカ長たちが住む町です

タカ長たちが一週間滞在する町の簡単な紹介です。

    

町は海に面しています。その海があるところを頂点に逆U字型の、このような2斜線の道路がはしっています。どこかの国の、車の離合に困難なせまい道ではありません。

    

民泊の2階から見るその道路と堂山峰(ドサンボン)です。ハチクマはこの山で高度を上げて海にむけて飛び出していったそうです。

    

民泊の2階ベランダから見る風景です。先に見える港からチャギドに行く観光船が出ています。島をめぐる観光船というところでしょうか。

    

もう少しいひいてみるとこのようになります。堂山峰の先端が見えています。

    

逆U字のトップ、海に面したところから民泊のほうをみたところです。民泊は左奥のほうでここには写っていません。右の大きな建物(ここも民泊)の左にある青い建物がいってみればコンビニです。といっても町のコンビニのように多くの商品はありません。

カップラーメンの類やお菓子類などを売っています。電子レンジでチンすればご飯になるヤツも売っています。民泊には電子レンジもあれば冷蔵庫もあります。流しもあります。チョッとした自炊設備もあるのですが、、、、、タカ長たちはマンドク食堂に行って食事することを基本に考えています。

    

    

    

通りの海側にはたくさんのイカを干しており、そのそばにスルメを売る店が何軒もならんでいます。聞いてみるとこのスルメ5枚が1万ウォンだそうです。

タカ長はスルメの値段を知りませんが、済州市のロッテマートで見た価格よりはるかに安い感じです。品物の質などは分からないのですが、、、、、。

    

道路は海に面しておりこのような島があります。これらの島をめぐる観光船の発着地に近いところで生活しているというわけです。

ここは済州島の最西端です。海に沈む太陽を撮るチャンスもあるはずです。そのようなことに期待しながら、、、、、

これから夜明けと同時に観察開始です。いまは曇り空、星がひとつ見えていました。このような日に飛ぶのか飛ばないのか、それはハチクマ様のお心次第というわけです。

昨夜は早く寝て、予定より1時間早く目覚めたので、このような早朝に更新しています。ただいま午前4時をすぎたところです。相棒はまだ寝ています。







チェジュド便り~20

2014年09月16日 | 韓国情報
快適な滞在ができそうです


タカ長たちが滞在する民泊は晩徳食堂(マンドクシクタン)のおばさんが経営しているようです。

    

左の大きな建物がその食堂で、その右に赤い屋根が見えるのが民泊です。食事はこの食堂ですることにしています。

    

左の人が食堂のおばさんで、この人は日本語を話せるので何かにつけて便利です。日本語は済州島で勉強したといっておられました。

    

この広いスペースは共用スペースですが、ここに泊るのは私たち二人なので、20畳ちかくあるこの部屋は有難いですね。

ここに荷物を広げ、パソコンなどの作業をすることにしています。

    

寝るのはそのとなりにある小さな部屋です。5畳くらいの広さがあるのでしょうか?

まだ小さなことは分からないのですが、洗濯機も使わせてもらえるようですし、風通しの良い部屋なので洗濯物もすぐに乾くはずです。

このフロアを独占しているので楽に生活できます。

そして何より良いのはその立地です。

    

ベランダから見た海の方向ですが、この方向にハチクマが渡ってゆくはずです。

そのハチクマが帆翔して高度を上げるのが、、、、、

    

すぐ目の前の堂山峰ですから、、、、、

疲れたときはベランダの椅子に座ってこのような横着な観察だって可能です。

しかし、これではあまりにも横着なので、実際の観察はここから200メートルくらい離れた、堂山峰と海が見える小さな広場で行う予定です。

思ったより快適な民泊でこれから7泊、この間に大きな渡りが見られることを期待しています。

あらためてこの民泊を探検(?)してみました。

その結果ですが、要するに寝室はひとつ、私たち以外には泊る人はいないということです。二部屋あるのはおばさんの息子さんが帰ったときに使うもので、民泊としてのお客さんは一組しか入れないようです。

このようなところを貸切り状態で使って1泊4万ウォン、一人当たり2万ウォンということです。支払いは済ませましたから間違いありません。

ついでに言えば、どこかのホテルと違ってシャンプーもあればリンスもあります。部屋は新築みたいな感じで快適です。

いい宿が見つかったものです。


チェジュド便り~19

2014年09月16日 | 韓国情報
ここのネット環境もバッチリです

済州市のホテルから最西端にある堂山峰のふもとの民宿に移動しました。

ここにくるまでにタカ長と滋賀組夫妻は、ハルラ山と最西端のほぼ中間にあるオルムの上でわたり観察をしました。

    

オルムの上からのながめは最高です。そこに着くと同時にタカが現れ、、、、

十分識別ができない間にハチクマが6羽が西に渡り、、、、、9時台は忙しい観察になりました。タカ長にとってはやっと渡り観察のはじめ、という感じです。

    

そのポイントから見るハルラ山です。ハンググライダーは観光用のもので1回8万ウォンだそうです。

ハチクマはほぼこの方向から流れてきて、島の最西端に向けて渡ってゆきました。

    

    

まぎれもしないハチクマですね。今日いちばん大きな群れは50羽くらいでした。

私たちがここで観察しているとき、相棒はひと足早く堂山峰の観察地に行き、、、、

海にむけて飛び出してゆくハチクマの観察に成功しました。

    

これがその写真ですが、、、、、、、、

こうしてみるとなんでもない写真ですが、たったこれだけのことを確認するために3年かかっています。それほど済州島の渡りについては分かっていないのです。

明日からこのような渡りを確認するために、この民宿をベースに頑張ります。

こんかいはネット環境が整っているという報告です。この面では韓国は日本よりはるかにやりやすいですね。

今日の観察結果に関心のある人はこちらのARRCNのホームページをご覧下さい。




チェジュド便り~18

2014年09月16日 | 韓国情報
日本車を見ないなぁ、、、、

チェジュドに来てまもなく2週間になります。この間、町を歩いたり観光地に行ったり、、、、

仲間も言っていましたが、そこで感じるのが「日本車を見ないなぁ、、、」ということです。

    

昨日行った山房山の駐車場です。この時間車は少なかったのですが、、、、、、

済州市の町は駐車場がないということでしょうか、路上駐車が認められていて、どこを歩いても車、車です。

しかし、しかし、、、、、日本車をほとんど見ないのです。というか、そのようなことに特別注目していないタカ長は見ていないのです。

    

ということで、昨日見つけたトヨタ車を撮ってみました。いまのチェジュでは珍しい日本車です。

ここに来る観光客は済州島にひとばかりではありません。昨日はソウルから来たグループの人や慶州から来た団体の人と話しましたから、この車の主は韓国本土から来た人のものかも分かりませんが、、、、、、

とにかく日本車を見ません。ご存知のような日韓関係、これってひょっとして国策???

詳しいことは何も分からないタカ長ですが、、、、、、。

これでパソコンを閉めて済州島の最西部に移動します。そこにネット環境があるかどうかは不明ですが、もしなかったら毎日更新できません。しかし、いたって元気にチェジュド生活を楽しんでいますから、他事ながらご安心ください。

チェジュド便り~17

2014年09月16日 | 韓国情報
早く目が覚めたのでこの時間の更新です。

昨日、東京組の皆さん4名とホテルの前でお別れしたあとすぐに、相棒のところに済州大学の先生から電話があり、、、

滋賀組のご夫妻を加えた4名で夕食をご馳走になることに、、、、、、

東京組の皆さんの帰国、チョッと早かったようですね。



案内されたのはチェジュで黒毛韓牛がいちばん美味しい店。昨夜の○○国の肉とは違いましたね。



左下のものは、いまの日本では食することのできない生レバーです。このお店は牧場を持っていて、つまり自家生産の新鮮なものを店に出すことができるので、生レバーも問題ないそうです。

ということでタカ長も生まれてはじめて頂きましたが、癖のない味で、いままで食べたレバーとはまったく違う味でした。滋賀組のご主人は生レバーが好物のようで、、、、、、「これは旨い、これは旨い、、、」と目の色を変えておられました。



相棒が先生と懇意にしているお陰で、タカ長も「広島組」もご馳走していただいたことがあるのですが、その度に行く店が違っていました。黒毛韓牛のこの店は初めてでした。

ということで今日は大き目の画像を出しました。それだけおいしかったということです。



最後の仕上げはもちろん冷麺です。

この画像を東京組の皆さんがご覧になったときの悔しそうな顔を想像すると、、、、

チョッと意地悪なタカ長はニンマリ???

東京組の皆さん、いろいろ有難うございました。短い期間でしたが楽しい時間を過ごさせていただきました。

星の数ほど多くの人がいるこの世の中で、旅の時間を共有することができるというのは確率的にはすごく少ないことですね。そのことを考えると、素敵な人たちとお知りあいになれた喜びを感じます。

東京組の皆さん、有難うございました。