タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

落城寸前?

2018年12月25日 | 山歩きから
今朝は仲間たちと裏山を歩いてきました。

そのとき持って歩いたのは小さなコンデジですが、その画像をディスクトップパソコンに取りこもうとしたら、うまくできませんでした。

そのため、昨日の茶臼山の話題です。

昨日歩いたところをカシミールの画像で見ると、、、、、、

    

このような感じです。200メートルくらいの城の三方は住宅地が迫っています。

町から住宅地が攻めあがてきて、兵糧攻めにされて落城寸前になっているような状況がこの地図で分かります。

    

山を歩いている時は、樹間に見える住宅の屋根さえ見なければ、奥深い山を歩いているような雰囲気がありました。

広島の市街地のまわりには、かつてはこのような山が広がっていたのでしょう。

それが高度成長とともに住宅地が攻めあがってきて、あっという間に落城寸前の状態になったことをひしひしと感じました。

経済の成長とともに、失ったものが大きかったことを思い知らされました。

    

タカ長が登山を始めたころにはこのような自然が残されていたはずですが、、、、、

そのころは高い山に目線が向いていたので、市街地のまわりの、標高が200メートルとか300メートルの山など眼中にありませんでした。

いまにして思えば、ちょっと残念な気がします。

    

本丸のそばには「桂原天神跡」という石柱も立っていました。

このあたりが歴史的にも面白いところであったことを忍ばせます。

このあたりを桜の名所にしよう、というような表示もありました。しかし、この事業は進んでいるとは思えませんでした。

時期が時期なのでそのように思われたのかも分かりませんが、頑張ってサクラを植えたところで、町から住宅地が攻めあがっているので、桜の名所として通用するほどの広さは残されていません。

    

手前が二の丸跡で、小さな空堀をへだてた向こうが本丸跡です。

比較対象物がないので分かりにくいでしょうが、とにかく狭いのです。

何もそこまで締め上げなくても、、、、と思ってしまう広さしかないのです。。

それだけに残された自然が大切なのでしょうが、、、、、

そのようなことを考える前に、人間の欲の傲慢さが目についてしまいます。

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