タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

角島天国~2

2013年04月07日 | タカの渡り
角島はいいところです。今度行ってみてあらためて思いました。

   

観察地に車を止めて、そこからほとんど動かないで観察し、生活することが出来ます。

タカ長たちが数年前まで継続的に観察していた頃は、タカの渡り観察が地元住民に理解されていないようでした。そのため、、、、、、アワビの密猟者と間違えられるなどのトラブルを防ぐために、観察を終わると角島大橋を渡り、本州側の駐車場で寝泊りしていました。路上生活者ならぬ駐車場上生活者と言うわけです。

いまではタカを見る人はゴミも持ち帰る、、、、もちろん密漁などしないいい人たちと言う認識が地元住民にあるようで、ここで安心して生活できます。生活上問題になるトイレは角島灯台にありますし、、、チョッと足を伸ばせば特牛(初めての人はまず読めない地名ですが、これでこっといと読みます)のすぐ先には立派な「道の駅」が出来ていて、そこに行けばウォシュレットのあるトイレもあります。営業時間に行けば買い物も出来ます。

   

そのように生活条件も良くなっているのです。

その観察地に座り、、、、、ひたすらタカの到着を待つ、、、、、、それが角島生活の基本パターンです。

メインのタカはハイタカ。こんかい渡りを確認した数は少なかったのですが、、、、少ないときは1羽のハイタカと長時間つきあえますから、それはそれで楽しいのです。

じらさないで、、、、少しはハイタカの写真を紹介しましょう。例によって駄作ですが、、、、、タカ長としてはこれで上出来なのです。



 

日によっては朝早くから高く出て行くこともあるようですが、早朝は低く飛ぶことが多くて、タカ長カメラでも十分撮ることが出来るのです。しかし、当然のことですが早朝は暗いので、、、、、、そしてその時間は太陽に向かってカメラを向けることが多いので、写真的に言えばそのあたりの問題をどのようにするか、、、、、、そこがカメラマンとしてのウデのみせどころなのでしょう。

 

写真的に言って、角島でのねらいは海を渡っていくタカを撮ることだと思います。右の写真はトビですが、、、このように海上に出てゆくタカが撮れると絵になります。朝は順光になるので良いのですが、、、、、、

 

そのようなチャンスはありそうでないのかも分かりません。タカたちは人の都合を考えて渡って行くわけではありませんから、、、、、。

    

そのような贅沢を言わなければ、、、、渡りに時期に角島に行けばまず間違いなくハイタカを見ることができます。

そして、、、、、ハイタカだけではなく、、、、、、、

   

海上に目をやれば海鳥たちの姿が見えます。

中にはちょっと珍しい鳥を見ることもあります。今回もウトウのような体型の鳥を見たのですが、、、、、、すぐに波間に消えてしまい、、、、シッカリ確認することが出来ませんでした。

大きな自然の中で、たった一人でゆっくりと流れていく時間を体感できる、、、、、角島はいいところです。


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