★野田、小沢、輿石の三者会談。
同じ党の幹部が会談をするのに野ブタは「乾坤一擲」だと一身を緊張させるのはお笑いだな。
一方の小沢一郎、マニフェストを守れと正統性を吹聴するが、そのマニフェストを最初に破ったのは小沢であったことは、都合よく忘れてしまったようだ。民主党が総選挙で圧勝した年の2009年11月、「ガソリン暫定税の廃止はダメ」と時の総理であった鳩山由紀夫を一喝し、マニフェストの目玉であったガソリン値下げを反故にしたのは小沢一郎であったことは紛れもない事実。
さて、この三者会談というのは、まるで妖怪の集まりだな。
二足歩行の野ブタと妖怪ガマ、そして闇夜の墓掘り番人のお化け屋敷会談。
★菅直人。
「私には戦前の軍部と今の原子力ムラと電事連が重なって見える。最も安全な原発は脱原発だと思います」とな。
確かに、そういう面はある。韓国朝鮮人とズブズブの菅チョクトも権力を離れると、的確な見方が出来るということか。
そして官邸から原子炉への海水注入の中止命令があった問題について、「官邸に派遣されていた東電フェローの武黒一郎が海水注水を止めろと言った。私(菅直人)ではない」。
なぜ武黒一郎が海水注入を止めろと言ったのか、それは海水注入をやった時点で、その原子炉は廃炉決定になるからだ。海水を入れた原子炉はもう使えない、つまり武黒は原発の危機回避より、原発の生き残りを優先したということ、その結果、メルトダウン、水素爆発を引き起こし、3号機は核爆発まで引き起こした。
なぜ警察と検察は強制捜査に着手しないのか。
また、東電が原発からの「全面撤退」を政府に申し出たかどうかについて菅は、東電が全面撤退を主張したという。だったら勝俣恒久が公の場で嘘を言ったということだ。これも強制捜査だな。
そして菅は指摘する、「原子力ムラは事故に対する反省もないまま、原発をやり続けようとしている。原子力ムラを解体することが改革の第一歩だ」。
メルトダウンを東電が認めたのは何と5月12日の2ヶ月遅れ、その間、東大教授で原子力学会の幹部である諸葛宗男は4月末まで「メルトダウンは無い」とTBSの番組で嘘を垂れ流していた。しかし、専門家なら遅くても3・15までにはメルトダウンは分かっていたはず。
★枝野幸男。
枝野の発言は後に問題になると当時思っていたが、やはり問題になったし、今後も追求され、枝野の政治生命を断ち切ることになる。
「ただちに影響はない、と申し上げたが、将来の影響を否定したつもりはない。国民との間に認識のズレがあったなら残念だ」とな。
まるで幼児の言い訳。あるいは悪意がある分、救いようがない。
放射能障害は急性と晩発性がある。福島原発事故は政府発表でも168発分の広島型原爆の放射能が撒き散らされたことを認めている。しかし欧州の研究機関はそれを3倍の400発以上と計算している。チェルノブイリの例を見れば、事故から2~3年後に被曝症である白血病、甲状腺ガン、各種ガンが発症し、4~5年後にピークを迎え、それが10年以上継続する。
心臓マヒ(心筋梗塞)は既に始まっているし、白血病、骨肉腫、ガン化というのは、東京、横浜在住の有名人も発病している。
(みのもんた)の奥さんも昨年の7月に骨肉腫と診断され、先週、急死した。
原因はストロンチウムではないか。
★関西電力。
筆頭株主の大阪市が提案した「原発の全廃」に反対することを決めたという。
関電は反対理由として「エネルギー自給率の低い日本にとって、原発は重要な基幹エネルギーだ」。
おいおい、原発は日本を滅ぼす悪魔のエネルギーだぞ。
また、関電の社長・八木誠は5月28日の会見で、大飯原発3、4号機の再稼働について、「国にできるだけ早くご英断いただきたい」とな。
こういう輩を、国を滅ぼす悪党と呼ぶ。
★福島県産の牛肉偽装。
福島産の牛を鹿児島産と偽装して販売した大阪市の精肉店店長、沓掛博司(62、大阪市都島区)が逮捕された。
沓掛は今年2月、大阪市此花区のスーパー内の精肉店で、福島産の牛肉パックを、鹿児島産として販売したという。福島の牛を安く買い叩き、高く売る詐欺商法。
内部被曝でアウトですね。
★在日中国大使館。
1等書記官(45)が、外国人登録証明書を不正に使って銀行口座を開設し、ウィーン条約で禁じられた商業活動をしていたとして、桜田門公安部は中国大使館に書記官の出頭を要請しているのだが、しかし書記官は既に中国へ逃亡した。
この中国男は、人民解放軍の諜報機関「総参謀部」に属し、日本国内でスパイ活動をしていた。そして驚いたことに、この書記官の口座には日本企業から顧問料などが振り込まれていたという。裏に癒着があるということ。
そして松下政経塾にも在籍していた。
日本にはスパイ防止法がないから、スパイ天国だな。
(ムラマサ、鋭く斬る)