★韓国の非難。日本の右傾化。
韓国メディアは、安倍晋三を極右、日本の政治は右傾化しているニダ、と非難するが、まあ、右傾化が良いのか悪いのかは別にして、極右イコールナチス、右傾化イコール帝国主義といったステレオタイプの批判プロパガンダを、日本に対してというより、韓国大衆に洗脳刷り込みをやっているのだろう。
それに対して、中国と韓国を除くアジア諸国と欧米に高く評価される日本の透明性、国際貢献度、親和性、成熟した民主主義など、日本はもっと胸を張って自信を持っていい。
そもそも韓国朝鮮というのは、日本の江戸時代のような封建主義でありながらも、成熟した市民社会を経験したことはなく、中国の歴代王朝に軍事的に支配されてきた悲惨な歴史を持つが故に、精神の奇形性を今も患い、引きずっているのだ。
★河野洋平。
公の席で河野洋平は、「私は大きな間違いを犯した。今日の日本の政治は劣化が指摘されている。その一つの原因は小選挙区制にある」と述べ、小選挙区制に賛同した自らの判断は誤りだったとした。
実は、小選挙区制を導入したのは、時の総理であった細川護煕であり、その裏で糸を引いていた黒幕は小沢一郎であった。河野洋平は当時、野党であった自民党総裁であったが、細川とのトップ会談で賛同した過去を持つ。
本ページも小選挙区制は日本に政治の劣化をもたらしたと思う。
端的に言えば、小選挙区の多くは世襲制のバカ殿を輩出した。
国会議員であった父親の莫大な政治資金を無税で引き継ぎ、後援会に祭り上げられ、「良きに計らえ」と、既成の政治システムに乗っていれば、国会議員という椅子に座り続けることができる。
生まれも育ちもよく、小さい頃から周りにチヤホヤされて、口跡は綺麗でも、刺身は切り身で海を泳いでいると思っている世間知らずが世襲議員の典型だ。
こういう世襲議員が、赤門卒で抜群の頭脳と知識を誇る官僚帝国に勝てる訳がないし、ただ雛壇に座るお飾りの公卿でしかない。
対して中選挙区制は、地盤もなく、カネもなく、名もなく、ただ野望だけは旺盛な政治を志す若手が、最下位当選を果たして、実績を作り上げ、最後は大物政治家に育っていくという、野武士的な醍醐味があったが、今はそういう風雲の志を育てる土壌にはなっていない。
★ケント・ギルバードの慰安婦論、抜粋。
近年、「歴史修正主義」という言葉を目にする機会がある。通常あまり良い意味では使われない。「ホロコーストはなかった」などの、荒唐無稽な主張がこう呼ばれる。
ナチスによってユダヤ人虐殺が行われたことは歴史的真実であり、十分な証拠がある。ところが、歴史修正主義者は自らに不利な圧倒的多数の証拠は無視し、小さな争点を拡大解釈して不毛な論争を創り出す。結果、「歴史修正主義」は「歴史創作主義」となった。
いわゆる「従軍慰安婦の強制連行」は、最初は小説内の創作だった。それが反日プロパガンダによって、いつの間にか歴史的事実として世界中に認識された。歴史の創作がまさに完成しつつあったのだ。歴史の真実を伝える側が、逆に「歴史修正主義者」となった瞬間であった。
朝日新聞の意図的とも思える「誤報」と、その後の放置、誤報の拡散に加担した日本人弁護士、「日本叩き」の結論ありきで、真実の追究は二の次だった国連人権委員会、それに加えて、日本的な「事なかれ主義」で、毅然たる対応を取らなかった外務省や日本政府の責任は重い。(ケント・ギルバード)
(じゅうめい)