★日米安保、不平等条約
トランプ大王、「アメリカは日本を防衛する義務を負っているが、日本はアメリカを防衛する義務を負っていない。何という不公平な軍事同盟だ」と日本を非難。
(じゅうめいコメント)
トランプは世界と駆け引きして、アメリカに利益をもたらそうとしか考えていないから時に馬脚を現す。
馬脚とは、本来隠していたいものが露見し、化けの皮が剝がれること。
1960年の日米安保条約
日本は敗戦から復興途上、自衛隊は創設されたばかりでアメリカから財閥解体を受け指導者は戦犯として各界から放逐され、自衛隊が米軍を助けることなど夢にも考えられなかった。
当時、日米安保は軍事同盟というより、日本の各地に米軍基地の存在を認めさせることが目的であった。
つまりアメリカの本音は軍事的に日本を占領継続するということだったのだ。
その後、米国とソ連の緊張関係が続いても、日本の役割は米国本土の防衛ではなく、極東における対ソ連の前線基地の役割しか期待していなかった。
そして同時に日本軍(自衛隊)がアメリカ支援の為に米国本土に上陸するなど決して期待していなかったし、むしろ絶対に忌避すべき事態であったことは間違いない。
だから、アメリカのジャパンハンドラー(日本を支配する層)は、トランプの不平等条約云々の話は、口の中で苦虫を噛む思いだろう。
なぜならトランプの発言によって、日本がさらに軍事大国化に進むことは歓迎しない。
特に日本が核兵器を保有することはアメリカにとって絶対に許されないことだし、日本が戦闘機を開発することなど、アメリカの兵器ビジネスと日本をハイテク化させないというアメリカの戦略に真っ向から挑戦するものだ。
駆け引きしか興味のないトランプにとって墓穴を掘ったということです。
★アメリカがスターリンク遮断
ウクライナ軍が占領したロシア・クルスク州でロシア軍と北朝鮮軍8万人が攻勢をかけ、ウクライナ軍2千人は包囲され、部隊間の連絡が取れず、全滅の危機に陥っているという。
(じゅうめいコメント)
ウクライナ軍はアメリカの衛星通信「スターリンク」が使えず、現代戦では必須のネットが使えず、ウクライナ軍は司令部と部隊間の連絡ができない。
しかもアメリカはスターリンクの遮断だけでなく、ウクライナ軍の位置情報をロシアに教えているという。それじゃウクライナ軍は全滅する訳だ。
一方、スターリンクの責任者であるイーロン・マスクはそれを受けて、「スターリンクが接続を停止することは決してない。それを交渉材料として使うことも決してない」と否定した。
しかし、スターリンク遮断を非難したEUにマスクは、「黙ってろ、ちっぽけな奴め。お前がスターリンクに払う費用はほんのわずかなカネだ」
国務長官のルビオも、「スターリンクがなければウクライナは戦争に負ける。アメリカに感謝せい」と非難。
しかし、トランプがスターリンクの遮断を公言し、実際にウクライナ軍がスターリンクを使えないとなると、スターリンクの遮断をやったことは間違いない。
衛星通信の遮断はPW変更で簡単に出来るし、復帰もすぐに出来る。
アメリカの本音は、「アメリカの言うことを聞かないなら、どうなるか覚えてろよ」という恫喝だから、こういう国は信用できない。
だったら日本の通信衛星を使えばいい。
アメリカがウクライナ軍の位置情報をロシアに教えるとは、獣以下だな。
日本を守るのは日本人しかいないということを我々はもっと自覚すべき。
(じゅうめい)