高橋克典の“法律 だいすきになーれ+ひとり言α”・・・・・ まずは“宅建資格”から

法律系資格を取得しようとする場合、まず民法の勉強はかかせませんね。さらに、好きになって得点源にぜひしたいものです。

R01本試験「問29肢エ」に一言・・・。

2020-06-11 10:16:48 | 宅建試験 総括
勉強進んでいますか。

今回は、宅建業法の問29の肢エを取り上げてみたいと思います。

この肢でなやんだのなら、しかもそれで間違えたのなら、しょうがありません。

・・・・・・
宅地建物取引業法(以下この問において「法」という。)の規定に基づく監督処分及び罰則に関する次の記述のうち、正しいものはいくつあるか。

エ. 宅地建物取引業者D(丁県知事免許)は、法第72条第1項の規定に基づき、丁県知事から業務について必要な報告を求められたが、これを怠った。この場合、Dは50万円以下の罰金に処せられることがある。
・・・・・・

できましたか。
学習がはかどってない人は、まだここら当たりをやっていないと思います。

この肢は、初出題です。誰も知りません。

では、なぜできている人がいるのでしょうか。

一つは、運です。偶然です。そのかわり、肢アからウまでは正確に判断できていないと正解となりません。

実は、できなかった人は、エよりそれ以外でミスをしてるのではないでしょうか。

皆さんはどうですか。

では、ある程度自信を持って○にした人はどのような思考方法をとったのでしょうか。

気になるでしょ。

私の指導方法でもあるのですが、とにかく過去問はしっかりやれということをいっています。そのしっかりとは。

それは、同じような内容な問題がなかったか、思い出すのです。

そういえば・・。平成29年問29肢4にありました。

・・・・
4 宅地建物取引業者D(丙県知事免許)は、法第72条第1項に基づく丙県職員による事務所への立入検査を拒んだ。この場合、Dは、50万円以下の罰金に処せられることがある。
・・・・

必要な報告を求め、それではダメな場合にはきっと立ち入り検査するはずだ、ということです。

一連の流れの中での問題ではないか、という判断です。

そうすると、これも○となるはずだ、と判断します。

その結果、肢アは×、イは○、ウは○、エは○となり、肢3が正解となります。

しばらくは出題されないと思いますが、過去問の大切さ、使い方が学べる問題でした。

では、また。 



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