戸井十月『植木等伝「わかっちゃいるけど、やめられない!!」』(小学館、2007年)を読む。
芸能界を生き抜いた人物の評伝。歴史研究をやっている人は、こういう本もよんでほしい。でも、若い人にはその存在感を実感できないかもしれない。50代以上の人の本かもしれない…。
小学館HPでの紹介-稀代のエンターテイナー初の本格的評伝
戦後ニッポンを元気にした稀代のエンターテイナーの「ラスト・インタビュー」。「無責任男」の素顔は、凛として、誠実で、優しかった―。寺の息子として育てられた幼少期の思い出や、徹底して「支離滅裂」だった父・徹誠への尊敬と相克、クレージーキャッツに参加した経緯から「スーダラ節」誕生秘話、寝るヒマもないほど忙しかった映画や舞台での珠玉のエピソード、さらに80歳を迎えた最晩年の「役者・植木等」の気概と豊かな人生観までが明かされる。そのほか、谷啓や小松政夫など、植木と親しかった人々の特別インタビューも併録。本書は、植木等の初めての本格的評伝であると同時に、戦後芸能史の貴重なオーラル・ヒストリーでもある。
芸能界を生き抜いた人物の評伝。歴史研究をやっている人は、こういう本もよんでほしい。でも、若い人にはその存在感を実感できないかもしれない。50代以上の人の本かもしれない…。
小学館HPでの紹介-稀代のエンターテイナー初の本格的評伝
戦後ニッポンを元気にした稀代のエンターテイナーの「ラスト・インタビュー」。「無責任男」の素顔は、凛として、誠実で、優しかった―。寺の息子として育てられた幼少期の思い出や、徹底して「支離滅裂」だった父・徹誠への尊敬と相克、クレージーキャッツに参加した経緯から「スーダラ節」誕生秘話、寝るヒマもないほど忙しかった映画や舞台での珠玉のエピソード、さらに80歳を迎えた最晩年の「役者・植木等」の気概と豊かな人生観までが明かされる。そのほか、谷啓や小松政夫など、植木と親しかった人々の特別インタビューも併録。本書は、植木等の初めての本格的評伝であると同時に、戦後芸能史の貴重なオーラル・ヒストリーでもある。