斉藤理恵『筆談ホステス』(光文社、2009年)を読んだ。
5月に刊行されて、8月にはすでに9刷りである。
一度、テレビでみたことがあるが、これほどまでに反響があるのか…。
内容もなかなか面白いし、筆談のおもしろさもある。
人肌のぬくもりのあるコミュニケーションが、逆に衝撃でもある。
テレビドラマでも放映されるという。
内容は次の通り。
はじめに
第1章 「神に耳をとられた」娘
第2章 私は不良ですか?!
第3章 働く喜び
第4章 筆談ホステス誕生
第5章 私のマル秘筆談術
第6章 筆談ホステス東京へ上る
第7章 「筆談ホステス」銀座接客退園実話8
第8章 聴覚障害者の夢
おわりに
第3章の万引きをした娘に、自分の店でアルバイトをさせた服飾店の店主の話が興味深い。こんな大人がいるのだ…『だから生き抜いて』の極妻から弁護士になった人の話もこのような親身になる大人が登場したことを思い出した。
ホステスさんの教養と筆談の妙味が興味深い。
「少し止まると書いて『歩』く。着実に前に進んでいます」
「辛いのは幸せになる途中ですよ」
「人の夢と書いて儚い(はかない)とはいうけれど、だからこそ人は夢を次々に追い求めるのでは…」
このような言葉が、その人の悩みに即して語られるのである。
5月に刊行されて、8月にはすでに9刷りである。
一度、テレビでみたことがあるが、これほどまでに反響があるのか…。
内容もなかなか面白いし、筆談のおもしろさもある。
人肌のぬくもりのあるコミュニケーションが、逆に衝撃でもある。
テレビドラマでも放映されるという。
内容は次の通り。
はじめに
第1章 「神に耳をとられた」娘
第2章 私は不良ですか?!
第3章 働く喜び
第4章 筆談ホステス誕生
第5章 私のマル秘筆談術
第6章 筆談ホステス東京へ上る
第7章 「筆談ホステス」銀座接客退園実話8
第8章 聴覚障害者の夢
おわりに
第3章の万引きをした娘に、自分の店でアルバイトをさせた服飾店の店主の話が興味深い。こんな大人がいるのだ…『だから生き抜いて』の極妻から弁護士になった人の話もこのような親身になる大人が登場したことを思い出した。
ホステスさんの教養と筆談の妙味が興味深い。
「少し止まると書いて『歩』く。着実に前に進んでいます」
「辛いのは幸せになる途中ですよ」
「人の夢と書いて儚い(はかない)とはいうけれど、だからこそ人は夢を次々に追い求めるのでは…」
このような言葉が、その人の悩みに即して語られるのである。