10月03日
今日はいつものシダの会のメンバーに同行し男鹿市の妻恋峠、いわゆる寒風山の入り口付近と、風穴に至るところの植物観察会です。今日はセンブリとウメバチソウの観察が主目的でしたが、思わぬものを見ました。私も初めて見る花で「カナビキソウ」という種名です。もう花は殆ど終わっておりたった一つだけ残っている花を観察することができ感激でした。昼食時Aさんに調べてもらいましたが花弁は5枚とあり別物とではないかという話になり調べてみることになりましたが夕方Sさんから連絡が入り花弁が3から5であるのとこれは花弁でなく萼片ということであることが連絡が入りまして一件落着です。それにしても何でもそうですが奥が深いことを改めて思い知らされた観察会でした。
01.10月03日 シダの会 ウメバチソウ。
02.10月03日 シダの会 ツリガネニンジン。
03.10月03日 シダの会 オガフウロ。
04.10月03日 シダの会 シラヤマギク。
05.10月03日 シダの会 アキノキリンソウ。
06.10月03日 シダの会 ユウガギク。
07.10月03日 シダの会 センブリ。
08.10月03日 シダの会 アリノトウグサ。
09.10月03日 シダの会 カナビキソウ(鉄引草)ビャクダン科カナビキソウ属 1です。
北海道南部〜琉球の日当たりのよい草地に生える。緑色無毛で、多少粉白を帯びる。根が細く、茎は稜があり、1または数個束生して、直立し、高さ10〜25cmになり、分枝は少なく上へ向かう。葉は線形で、鋭頭、長さ2〜4cm。花は腋性し、小型で白色、短い花柄上に単生。苞及び小苞は葉と同形、小苞は2個で、花被の下にある。花被は筒状で、先は4〜5裂し、長さ2〜4mm。果実は楕円状つぼ形で、長さ2〜2.3mm、先端に閉じた花被片をつけ、縦脈と縦脈間の網目模様は隆起する。花期は4〜6月。
追:秋に返り咲きする個体も多い。(西宮の湿性・水性植物)
図鑑によって、葉腋に1対の小苞と花をつけるとするものと、葉状の苞と2個の小苞のある花がつくとするものがある。
今日は10月です。よく花が残っていてくれました。感謝です。
10.10月03日 シダの会 カナビキソウ2。丈20cm程度です。花は白色で3弁花で花の径は2から3mm程度です。
11.10月03日 シダの会 カナビキソウ3。葉は線形で長さ3cm程度で鋸歯は無しで無毛。
12.10月03日 シダの会 カナビキソウ4。この個体の花は白色で3弁花で花の径は2から3mm程度です。
13.10月03日 シダの会 カナビキソウ5。根はダイコンに似てています。付け根にコブのような突起がついており花が咲いたようになっています。
14.10月03日 シダの会 カナビキソウ6。花のついたのは1株しか見つけられなかった。この写真は果実。
15.10月03日 シダの会 オミナエシ。
16.10月03日 シダの会 アオツジラフジの果実。蔓を切って道路の白線においてみました。沢山の果実をつけています。
17.10月03日 シダの会 セリモドキ。
18.10月03日 シダの会 帽子に入りきれないほど収穫したアケビの果実。
19.10月03日 シダの会 サルトリイバラの果実。蔓は鋭い棘を持っています。
20.10月03日 シダの会 シロヤマギク。葉がハート型。
21.10月03日 シダの会 エゾオヤマリンドウ。
22.10月03日 シダの会 クルマユリの果実。
23.10月03日 シダの会 風穴。
24.10月03日 シダの会 ヒロハヘビノボラズ。
25.10月03日 シダの会 寒風山の頂上の展望台。
26.10月03日 シダの会 オクトリカブト。
27.10月03日 シダの会 エゾノクロウメモドキの果実。
28.10月03日 シダの会 マツブサの果実。食べられますが松脂の匂いがする。
29.10月03日 シダの会 フユノハナワラビ。
10月03日 毎日新聞仲畑万能川柳 「いいことが何かあるだろ加齢にも」
今日もいろいろ教えられたことが多く感謝です。又次回行けばまた違った草花が観察できると思いますがもう野草の花も終わりに近づいておりこれからの観察は果実がメーンになると思いますが奥が深く今日もアザミ関係の花を見ましたが名前が解らないアザミだらけでした。
種名が間違っているかもしれません。間違っていたらご一報くださるようにお願いいたします。
誤字脱字がありましたらご容赦を。