このブログは、先人が能代市風の松原内を調査した、 『植生と植物相に基づく能代市風の松原海岸林の環境保全 近田文弘・梅田市美 自然環境科学研究 2001年発行別冊』 の植物目録に基づいて、能代市 「風の松原」 内の植物を、追跡調査できた範囲内での記録を、アイウエオ順で掲載しているものです。但し、先人が調査したものの中で探しきれないものもあります。絶滅した種もあるようですが、現在調査中ですので、見つけ記録でき次第投稿いたします。又その逆で新種もあり、新種については付け加えて投稿しております。
ヤブニッケイ緒言:常緑高木。
暖地の山地に生え、高さ15~20mになる。
樹皮は灰褐色でなめらか。
葉は長さ6~12cmの長楕円形で先は尖る。革質で表面は光沢があり、3脈が目立つ。
6月~7月、葉腋に散形花序をだし、花被片は淡い黄緑色で、6個あり、平開しない。淡黄色の小さな花をまばらにつける。雄しべは12個。液果。球形もしくは楕円形で,長さ役1.5cm。
近縁種のニッケイに比べると、杯状の果床の部分が浅いのが特徴。
果実は長さ約1.5cmの楕円形で、11~12月に黒く熟す。種子から香油をとり、葉や樹皮は薬用にする。
風の松原内では数本しかありません。まだ花の咲いたものを見たことがありません。
とりあえず記録できたものだけ投稿いたします。
01.11年04月01日 ヤブニッケイ 風の松原に数本しかありません。
02.11年04月01日 ヤブニッケイ 樹皮は灰黒色で平滑でこの個体はまだ若く緑色が残る。
03.09年11月27日 ヤブニッケイ 枝は緑色をしている。
04.11年04月01日 ヤブニッケイ 葉はコクサギ型葉序につく。
05.10年06月10日 ヤブニッケイ 葉が緑色から少し赤く変色してきています。3脈がハッキリしていますが側脈の2本は縁まで達していません。でも非常に特徴のある葉です
06.11年04月01日 ヤブニッケイ 葉の表裏ですが革質です。表面は光沢がありツルツルしています。
07.11年04月01日 ヤブニッケイ 脈が3脈です。
08.11年04月01日 ヤブニッケイ葉の縁はやや波を打つ。
09.11年04月01日 ヤブニッケイ 葉の基部はくさび形です。葉柄は長く無毛です。
10.11年04月01日 ヤブニッケイ 葉の先鋭頭。
11.11年04月01日 ヤブニッケイ 葉の裏は無毛で表側に比べ薄緑色で脈が浮きでています。細脈まではっきりと解ります。
12.10年02月21日 ヤブニッケイ 冬芽は赤褐色の複数の芽鱗に包まれている。芽鱗が4枚と少ない。
(注):私は植物調査と、写真撮影の技術も、始めたばかりで、ドシロウトも、大ドシロウです。あくまでも個人の趣味で調査したものです。間違った情報が多々あると思いますが、間違いを発見された場合御一報下されれば幸いです。宜しく御願い致します。
参考文献:山渓・日本の樹木
昨日は小だけ登山でお世話になりました。
とても勉強になりました。
またどこかでお会いしましたらよろしくお願い致します。
ほんとに楽しい楽しい一日でした。
今日16日朝早く白神岳に行きましたが雨で戻りました。
これから小岳のブログをアップいたします。
それに門脇さんのブログをリンクさせてくださいね。
これからも宜しく。