AKB48 チームBのファンより

鈴木紫帆里さんを中心にAKB48 チームB について語るサイトです。

ジタバタしなさい! (ピーナッツ)

2011-02-25 02:00:00 | SKE48/NMB48/HKT48
所属しているグループが「売れた」時、"自分は、何歳だったのか?"って、結構大きいと思う。

例えば、前田敦子ちゃん、17,18,19…と、1つずつ年齢を重ねていっていることに、自分の実感と世間の感覚、そんなにズレは無いと思う。
つまり、その時の中心の年齢にいた人…。

しかし、松井珠理奈ちゃんの場合は、17歳になった時、"まだ、17!?"、20歳になった時、"やっと二十歳(はたち)!?"って、必ず言われるはず。
加えて、"お父さん、いくつ?"
というおまけもセットで付いてくる(それも、この先、5,6年は続くと思う)。
僕、彼女の場合、すべてが一致してくるのって、23歳ぐらいだと思ってるんだよね。

正直、珠理奈ちゃん本人は、これから、人とは違った「長い10代」を過ごすことになると思うよ。
ただ、それが、"最年少"の宿命…。
でも、冷静に考えてみたら、珠理奈ちゃんって、(年齢だけを見ると)、"たかみな世代"よりも"子役世代"の方が近いんだよね…実は。

1限目に、"レ点+返り点"に悩み,2限目に、連立方程式を解き,3限目に、"蘇我入鹿"を知り,4限目に、三角フラスコを取り扱い…,"
弁当の時間、いつも、机をくっつけてくれるAKBやSKEにそんなに興味のない友達はいるのかな?"…
5限目に、ランニングシュート(バスケットボール)の基本を学び,6限目に、ドヴォルザークの「新世界」を聴いて、

"寝ちゃダメ、寝ちゃう、ダメダメ"…zzz,

英語の課題をチェック&提出し、
"今日の掃除当番ゴメンネ!"って下校中、(一緒にいたいがために、わざと自転車をついて歩いてる)ちょっと知ってる男の子とクラスメイトの女の子のカップルを横目に見ながら、今日も劇場に向かうSKEのエース…。

10代前半の女の子の小さな胸は、そんなに容量大きくない。
また、思ってるよりも簡単にパンクしちゃう。
ぶっちゃけ、18歳のそれとは全く違うし、違って当たり前なんだ。
で、"優等生"と言われようが、何と言われようが、多少なりとも大人の仮面をかぶらなければ自分自身を守れない、生きていけない…そんな時期だと思う。

本当に、"長い!"と思うと思うよ~。
芸能の世界で生きてく…その決心をするための猶予期間とはいえ、もろもろ持ちこたえられる!?…か?
だから、だからの親だと思う。
なんてったって、松井珠理奈、"最後の砦"なんだから…。
しっかし、珠理奈ちゃんのお母ちゃんも素敵やねぇ。
実際、"ブログを見て…"とか簡単に言ってしまうけど、そんなん、90%の応援メッセージとともに、10%のメチャクチャ辛辣な言葉なんかも見てるはずなんだよね。その上で、あの言葉を言ってる。
多少、感情的に言ってるとはいえ、自分の娘が、もっとボロボロに傷ついて帰ってくる(帰ってこない?)可能性も多分にあったわけなんだから。
でも、やっぱ、親だよね…人生単位で、その言葉を吐いてる。

"行って、ジタバタしなさい!"

で、その言葉の真意を受け取ったであろう娘は、劇場でジタバタしたのはもちろんのこと、それ以外にも、
"学生として、せめて人並みには頑張りなさい!"…
こういうようなメッセージも、同時に心に刻んだと思うんだ。
だって、自分の親が防波堤になってくれているのを改めて感じただろうから…。
だから、この娘の本質は、(発言は知らないけど)"優等生"なのではなく、単に、"親との約束をちゃんと守る娘"ってな感じなんだよ…きっと。

そして、珠理奈ちゃん…今回のような事を誌面で発表したことで、以前、我が親に言った、"私、無理…" もし、もう1度、この言葉を吐いた時は、"本当に無理なんだ"ということが、お母ちゃんの心はわかるから、(人生の保険として)スゴク良かったと思うんだ。

そして、10代前半から中盤にかけてのメチャ難しい時期に、決定的な逃げ場所を持った(確認出来た)松井珠理奈は、逆に、強いかも!?…とか思った。
ただ、珠理奈ちゃん…あんまり、"お母さんのため"とか思い過ぎない方が…とも思った。

しかし、若くして「売れた」子を持つ親ってのは、珠理奈ちゃんとこだけじゃなく、もう、凄いこと言ってるんだよね。
特に、母親の根性がすわってるんだ。
例えば、芦田愛菜ちゃんのお母さんの言葉…

"子供に「順位」や「勝ち負け」は必要。いずれは、それがバネになる"
"全力で落ちてきなさい!"…
この言葉をオーディションの時、毎回言うらしい。
そして、けっして、"頑張ってきなさい!"とは言わないらしい。

あと、これは、神木隆之介くん?加藤清史郎くん?どっちのお母さんの言葉か?…忘れてしまったんだけど(あまりに心に残っているので)…

"子役は子役であって、俳優ではない"
そして、
"行って、ジタバタしなさい"…。

3組とも、お母ちゃんの腹のくくり方が…すごいね。
「人生」を間違わないように…という愛情が、その言葉の中に詰まりまくってる。

話変わるけど、(かつて)"AKB最年少"だった奥真奈美ちゃんが卒業の発表をしたね。
いろんな事を考えたよ~。
でも、僕は、これ…本人の中では、「卒業」ではなくて、「引退」だと思う。

芸能界の夢?AKBの道をマイペースで行ってた彼女のすぐ横を現実の憧れが、ゆ~~っくりと追い抜いてった…実は、ただそれだけのこと。
でも、彼女の場合、これは性格なんだろうけど、その追い抜いてった背中をしばらく見ちゃってたね…だから、苦しかったんだ。

松井珠理奈と奥真奈美…2人の"最年少"。

でも、珠理奈ちゃんも奥ちゃんも、ゆっくり歩いたらいい…足踏みしたって全然いい。
そして、ここで、金八先生から一言…
"ね、「歩く」とは、「少し止まる」と書きます…ねっ。
だから、人生とは、絶対に競わない、競えない…そういうように出来ているんです…ねっ。
はい!ホームルーム終わり!日直、号令!"

P.S. 奥ちゃん! もし、街で君を見かけても、その時は完璧に無視してあげるから、安心して「学生」して下さい!って感じかな。
コメント (5)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする