つちやかおり、ライブハウス歌手という観点で、AKB48の原点（ナッキー）

つちやかおり、ライブハウス歌手という観点で、AKB48の原点（ナッキー）

1980年代に、新宿ルイードというライブハウスがありました。
基本、ロックのライブハウスでしたが、たまに、アイドルが出演していました。

つちやかおり
香坂みゆき
岩崎良美

自分が観たことのある記憶があるのは、アイドルはこの3人。
観客は100人ぐらいだったと思います。AKB48シアターより小規模。
折りたたみ椅子で着席観戦。

しかし、当時は、生バンド演奏だった。
渋谷エッグマンで、実質的にアイドル活動を辞めてから復活した姫乃樹リカ（西邑理香に改名していたかもしれない）を観た時に、ギターとドラムは生なのに、キーボードだけ打ち込みで興醒めだった記憶あり。1990年以降の話。

つちやかおりは、歌唱力が自慢だけあって、ルイードでは定期公演、3回か４回観に行った記憶があります。
当時は毎週、週刊ぴあの細かい字の、ライブハウスの予定をチェックして、つちやかおりが出演と分かると、ルイードに切符を買いに行っていたような。

アイドルグループがライブハウスで歌うというスタイルは、１９９０年代には、
原宿ルイード　東京パフォーマンスドール　で花開き、現代のAKB48に連なっている、
という意味で、つちやかおりは、現代アイドルの原点かと。

2000人のホール（中野サンプラザ等）でコンサートを開催するほどの人気はないけど、コアなファンがいるアイドル、

ルイードのつちやかおりライブには、私を含め、常連の方が多かった。
コアなファンがサポートしたアイドルという意味でも、AKB48に通じるところがあります。


アイドルは歌唱力がないからこそ、下手の醸し出す魅力で、輝くというテーゼ（教条主義）と、抜群の歌唱力を誇った　つちやかおり　を推していた（唯一ファンクラブに入っていたアイドル）ことは、完全なる自己矛盾ではありますが。

ナッキー