AKB48 チームBのファンより

鈴木紫帆里さんを中心にAKB48 チームB について語るサイトです。

メンバーのMCを聴く回数(ナッキー)

2011-07-25 22:43:24 | Weblog
メンバーのMCを聴く回数(ナッキー)

先週火曜日にNMB48を観戦した後、名古屋に寄って相撲を見ていました。
木曜日に妻より「義理の父が亡くなった」と電話があり、家に帰って、身内だけの葬式を済ませました。

後から、妻に聞いた話。
木曜日、病院で、妻と、妻の弟の一家(夫婦、高校生女子、小学生男子)の会話。

妻「主人に連絡して、帰ってきてもらわなくては。」
義妹「ご出張中ですか。」
妻「旅行中なんです。」
義妹「どちらに。」
妻「大阪にAKB、名古屋にAKBと相撲を見に行っていて。」
義妹「・・・・」
子供たち「?????」

正確に言うと、AKBではなく、NMB。そして、名古屋はSKEを見る予定はなく相撲だけでしたが、
実は、弟の一家とは、普段の付き合いがほとんどなくて、私は、子供たちに会うのは、葬式が実質的な初対面でした。(向こうが私を覚えることができないくらい、小さい時に会ったことはある。)


葬式は身内だけ9人で行ったので、会食の席で、「本当に、AKBを見るために旅行していたのか」 「追っかけ?」 という質問がでるかと(びくびくor期待)していましたが、故人を偲ぶ会話に終始したので、この場代は回避されました。


私は、家庭でも、職場でも、「アイドルを研究・鑑賞している」ことを公言しているので、基本的にこの話題を恥ずかしいと思うことはないのですが、普段会っていない親戚(特に姪と甥は初対面)に、趣味としてのアイドル鑑賞を理解してもらうのは、難しいかなという感じはしました。

日頃から会っていて、「ナッキーという人は、ああいう人物である」ことが、少しずつ浸透していている状況(職場・アイドル以外も含め交友関係)とは、感覚が違ったということなのでしょうか。

さて、
私が、子供の頃は、親と兄弟同士の親戚づきあいは盛んでしたので、
祖父祖母の家に夏休み集まったり、いとこが家に泊まりに来たり、私が一人で伯父さんの家に泊まりに行ったりしていましたが、核家族化が極限まで進んだ結果、妻の親戚とは交流がないことを再認識したのと、

義理の甥と姪と会うことが、これから何回あるか分かりませんが、「彼・彼女がしゃべっているのを聞く時間」は、シアターで聴くAKB48のある特定メンバーのMCの時間より、確実に短いだろうなあ、という感慨を覚えました。(身の回りに起きたことを、何でもAKB48に結び付けて考えてしまう。)

自分の弟の家族(姪・甥)とは、一緒に旅行したりとそれなりの付き合いがあるので、AKB48メンバーより、確実に濃密な関係を築いているでしょう。

ナッキー
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第3回選抜総選挙分析9-2  指原莉乃「さしこのくせに」視聴率(総選挙分析ライター)

2011-07-24 23:50:43 | チームA・チームK・SDN48
第3回選抜総選挙分析9-2  指原莉乃「さしこのくせに」視聴率(総選挙分析ライター)

「さしこのくせに」は「週刊AKB」を上回る視聴率実績・・・「さしこ恐るべし」


前回、「指原莉乃大躍進の謎を解く」と題して選抜総選挙9位となった指原の躍進の原動力となった要因について分析した。
指原莉乃 大躍進の謎を解く

その要因の一つに指原の冠(かんむり)番組「さしこのくせに」での活動を指摘したが、前回の分析では紙面の分量の関係でTV番組「さしこのくせに」についての定量的説明は割愛した。今回は前回の分析の補足として「さしこのくせに」の実力を現す視聴率について述べる。

TV番組の実力を端的に測るモノサシとして「視聴率(平均世帯視聴率)」があり、番組制作者や出演者はその「視聴率」に一喜一憂していると言われている。この「視聴率」については現在ビデオリサーチ社一社が測定・販売しており、ビデオリサーチ社と契約した企業が有料でそのデータを購入している関係から、個々の番組についての細かい「視聴率」は公表されていない。そのような事情でインターネット上にもランキング入りするような高い視聴率を獲得した一部の番組の視聴率を除いて、個々の番組の継続的な「視聴率」のデータは掲載されていない。ただし、少し手間はかかるがビデオリサーチ社が一週間単位で発行している「テレビ個人視聴率週報」は大きな図書館での閲覧は可能でそこから視聴率データを入手できる。11年7月22日時点でデータが公表され閲覧可能な視聴率は11年7月10日の分までである。この資料に基づき「さしこのくせに」の視聴率を関連番組の視聴率と比較してみた。

「さしこのくせに」は指原の冠(かんむり)番組として11年1月11日に放映が開始され、11年7月24日で27回放送されているが前述のとおり7月5日放送分までの視聴率は公表され閲覧可能である。

「さしこのくせにTBS 毎週火曜日25:25~25:55」と同系統でAKB関係の毎週放映されている30分間のバラエティー番組は
「AKBINGO! 日テレ 毎週水曜日 24:29~24:59  2008年10月1日放送開始」、
「週刊AKB テレビ東京 毎週金曜日17:30~18:00  2009年7月10日放送開始」、
「有吉AKB共和国 TBS 毎週木曜日24:55~25:25  2010年3月29日放送開始」
の3つがある。

「さしこのくせに」が開始された11年1月11日~7月10日までの前述4番組の平均視聴率は、下表のとおり「さしこのくせに」が1.82%となっており、AKBIGO・・3.65%、有吉AKB共和国・・2.25%より下回っているものの週刊AKB・・1.78%を上回っている。

また、個々に見た場合同一放送週において視聴率ではAKBIGOを1回(4/5)、有吉AKB共和国を6回(1/25、3/1、4/5、4/26、5/3、6/28)、週刊AKBを13回(1/11、1/18、1/25、2/22、4/5、4/12、5/3、5/10、5/31、6/7、6/14、6/28、7/5)上回った実績を残している。

一方で、「さしこのくせに」は以下の3つのハンディキャップがある。
比較した3つの番組の中で放送開始が25:25と一番遅い。
番組に出演している土田晃之のコメントによれば番組制作費用が少ない。
他の三つの番組はAKBというブランドネーム(冠)を番組名につけて番組の宣伝を兼ねた認知度向上を図っているのに対して、「さしこのくせに」は「AKBとはまったく関係ありません」と宣言して、AKB名をつけずに「第2回選抜総選挙で19位、AKB48の中でイマイチパッとしないメンバーの指原がメインMCをつとめる」という無名に近いブランド「さしこ(指原莉乃)」のパフォーマンスで勝負している。

上記のハンディキャップを持ち、一番後発でほぼ無名の状況からスタートしながらすでにAKBメンバーや研究生が多数出演しさらにAKBの冠名をつけている「週刊AKB」の視聴率を上回っていることは驚きである。・・・まさに「さしこ恐るべし」

さしこのくせに、AKBINGO、週刊AKB、有吉AKB共和国の平均世帯視聴率
さしこ ・ 視率 ・ akbin ・ 視率 ・ 週刊a ・ 視率 ・ 有吉a ・ 視率
01/11 ・ 1.90 ・ 01/12 ・ 4.00 ・ 01/14 ・ 1.70 ・ 01/13 ・ 2.30 
01/18 ・ 1.90 ・ 01/19 ・ 3.50 ・ 01/21 ・ 1.20 ・ 01/20 ・ 2.30 
01/25 ・ 2.10 ・ 01/26 ・ 3.70 ・ 01/28 ・ 1.60 ・ 01/27 ・ 1.80 
02/01 ・ 1.30 ・ 02/02 ・ 3.50 ・ 02/04 ・ 1.90 ・ 02/03 ・ 2.10 
02/08 ・ 1.70 ・ 02/09 ・ 2.50 ・ 02/11 ・ 2.40 ・ 02/10 ・ 1.70 
02/15 ・ 1.00 ・ 02/16 ・ 2.60 ・ 02/18 ・ 1.00 ・ 02/17 ・ 1.40 
02/22 ・ 1.70 ・ 02/23 ・ 2.80 ・ 02/25 ・ 1.60 ・ 02/24 ・ 2.00 
03/01 ・ 1.50 ・ 03/02 ・ 4.60 ・ 03/04 ・ 2.20 ・ 03/03 ・ 1.30 
03/08 ・ 1.20 ・ 03/09 ・ 4.60 ・ 03/11 ・ 中止 ・ 03/10 ・ 2.40 
03/15 ・ 中止 ・ 03/16 ・ 3.70 ・ 03/18 ・ 中止 ・ 03/17 ・ 1.40 
03/22 ・ 1.50 ・ 03/23 ・ 3.40 ・ 03/25 ・ 2.10 ・ 03/24 ・ 2.10 
03/29 ・ 2.10 ・ 03/30 ・ 2.80 ・ 04/01 ・ 2.20 ・ 03/31 ・ 2.50 
04/05 ・ 3.10 ・ 04/06 ・ 2.70 ・ 04/08 ・ 2.10 ・ 04/07 ・ 2.70 
04/12 ・ 1.50 ・ 04/13 ・ 3.80 ・ 04/15 ・ 1.10 ・ 04/14 ・ 2.60 
04/19 ・ 1.40 ・ 04/20 ・ 2.80 ・ 04/22 ・ 1.60 ・ 04/21 ・ 1.70 
04/26 ・ 1.80 ・ 04/27 ・ 4.00 ・ 04/29 ・ 2.30 ・ 04/28 ・ 1.60 
05/03 ・ 2.70 ・ 05/04 ・ 3.70 ・ 05/06 ・ 2.20 ・ 05/05 ・ 2.00 
05/10 ・ 2.10 ・ 05/11 ・ 2.20 ・ 05/13 ・ 2.00 ・ 05/12 ・ 2.80 
05/19 ・ 2.20 ・ 05/18 ・ 4.10 ・ 05/20 ・ 2.20 ・ 05/19 ・ 3.20 
05/24 ・ 1.20 ・ 05/25 ・ 5.30 ・ 05/27 ・ 2.00 ・ 05/26 ・ 2.00 
05/31 ・ 1.20 ・ 06/01 ・ 3.50 ・ 06/03 ・ 0.80 ・ 06/02 ・ 1.90 
06/07 ・ 2.00 ・ 06/08 ・ 3.70 ・ 06/10 ・ 1.30 ・ 06/09 ・ 4.50 
06/14 ・ 2.00 ・ 06/15 ・ 3.40 ・ 06/17 ・ 1.30 ・ 06/16 ・ 2.70 
06/21 ・ 1.50 ・ 06/22 ・ 4.50 ・ 06/24 ・ 1.90 ・ 06/23 ・ 3.10 
06/28 ・ 2.40 ・ 06/29 ・ 4.70 ・ 07/01 ・ 2.10 ・ 06/30 ・ 1.90 
07/05 ・ 2.40 ・ 07/06 ・ 4.70 ・ 07/08 ・ 1.90 ・ 07/07 ・ 2.40 

0合計 ・ 45.4 ・ 0合計 ・ 94.8 ・ 0合計 ・ 42.7 ・ 0合計 ・ 58.4 
0回数 ・ 25・ ・ 0回数 ・ 26・ ・ 0回数 ・ 24・ ・ 0回数 ・ 26・
0平均 ・ 1.82 ・ 0平均 ・ 3.65 ・ 0平均 ・ 1.78 ・ 0平均 ・ 2.25 
出典:「テレビ個人視聴率週報」 場Vビデオリサーチ

以上

なお、「さしこのくせに」の放送内容については、「さしこのくせに Wikipedia」を参照のこと。
http://ja.wikipedia.org/wiki/さしこのくせに

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指原莉乃という子は、「ヘタレ」じゃなく、基本的に、「臆病」(ピーナッツ)

2011-07-23 20:00:04 | チームA・チームK・SDN48
"「ヘタレ」と聞いて思い浮かぶタレントって、誰ですか?"

おそらく、僕の住んでいる関西で、このアンケートを(老若男女、いい配分で)実施したら、次のような結果になると思う。
1位.山崎邦正(47%)
2位.出川哲朗(14%)
3位.ヘイポー/「ガキ使)総合演出(10%)
4位.指原莉乃(8%)…。

山崎邦正…「ガキ使」リングで、散々、モリマン(女芸人)に向かって、"オーーイ!" メンチを切って、明らかに不必要な音量のキレ声で吠えちぎった、その直後、彼女にバケツ20杯分ぐらいのローションを頭からブッかけられ、海パン一丁のままコケ続けてるリング中央…。
そこに、追い討ちをかけるように、彼の背中に、10本,20本,30本…、
1m50cm級のゴボウをムチ代わりにシバかれ続け、泣きながら楽屋に帰っていく、このスベリ芸人の姿を、僕は、「ヘタレ」だと認識してしまっている頭があるので、指原のことを、そう呼ぶ違和感のようなもの…いや、ずっとあった。

"でも、指原…「ヘタレ」じゃなかったら、いったい何なんだろう?"
もちろん、彼女の(AKBの中での)特異性は認めていたので、探していたんだ…その答えをね。
でも、たまたま、ある番組を観ていて、なんかわかったよ…それが、何なのか?

その番組とは、『グータン』…小嶋陽菜,柏木由紀,指原莉乃の回だ。
番組が始まってから約10分。
3人は、"これ、「ドッキリ」じゃないの?"…常に警戒している様子だった。
しかし、中盤を過ぎた頃から、こじはるちゃんとゆきりんの2人は、本当に自然な表情で、もう、そんなことも忘れて…普通の『グータン』。
しかし、指原莉乃…この子だけは、自然になっていくどころか、どんどん、不信の具合が悪化していき、結局、番組の最後まで、それは続いて、いや、増していったんだ。
"CCD(隠しカメラ)は、どこだ?"…新しい料理を手に取る時などの、とにかく、少し違う動きをする(ついでの)一瞬、それを探す目の動きがあったり、あと、彼女の言葉のはさみ方も、"編集点を気にしている"そぶりがあったり、"しゃく、足りてるか? 撮れ高OKか?"…そんな感じで、今、目の前で行われているトークの内容や流れとは、少し違う表情を瞬間したり…。
怯えてる? 追われてる?

僕、この指原莉乃という子は、「ヘタレ」とかじゃなく、基本的に、「臆病」なのだと思う。
そして、その部分を番組スタッフが面白がって、「ドッキリ」と「ムチャぶり」で、間髪入れず、執拗に攻め立て続けるもんだから、"なぜ、自分は出来ないんだろう?"…。
あと、スタッフに対する文句を言わせる隙を与えず、"私、クビになる?…私、消される?"といった究極のネガティブ・シンキング…これを、見抜かれ、遊ばれている。
でも、彼女は、「必死さ」と「臆病さ」で、目の前の課題をギリギリ乗り越えていこうとする(正確には、なんとか成立させようとする)。
で、その加減が、実に絶妙なんだよね。
つまり、指原莉乃とは、そういう子なのだと思う。

そして、実は、世の中の大多数の人は、この指原的要素を持っているのだと、僕は思う。
つまり、彼女が持ち合わせているような「臆病さ」をみんな持っている。
だから、もろもろ、彼女に共感するのだと思うよ。

あと、票を伸ばしたことについては、これも少しは関係があるんじゃないかなぁ?
それは、秋Pが、"指原を裏方(放送作家)に"と言ったこと。
なんか、あの発言あたりから、指原の売り方自体も変わってきた気もしてね…。
バンジーを2回とべなかったタレントなんて、過去に何十人もいる。
でも、放送作家をしながら、テレビに出ているタレント(アイドル)なんて、1人もいないんだよなぁ~!?
世界のナベアツ,堀部圭亮,鈴木おさむ…。
みんな、男、女性じゃ聞いたことない。
秋P、そこ狙ってんじゃないのかな~?

ところで、今、指原に会っておいてほしい人物が、2人いる。
勝俣州和とベッキー。
本物の「バラエティー・バカ」と今のうちに、沢山会っておいた方がいいような気がする(勝俣のバラエティータレントとしての目標,ベッキーの番組事前アンケート…etc)。10年後の指原が、どんなになってるか?見てみたいしね。
そろそろ、土田から卒業してもいい時期だと思っている。
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『人魚のバカンス』はメンバーの願望か。アイドルが歌った人魚列伝。(ときめき研究家)

2011-07-23 00:47:03 | ときめき研究家
7月16日のニッカンスポーツに、秋元康への取材記事が載っていた。
「AKB48の歌詞は、メンバーの観察日記。」「歌詞を書くことはプレゼントと同じ。『何がほしい?』と尋ねるのではなく、日頃から観察していて、ほしがっていると思われるものを与えて喜ばせたい。」
なるほど、上手いことを言う。
そうすると、誰も知らない南の島に行って、のんびりバカンスを過ごしたいという『人魚のバカンス』は、多忙を極める多くのメンバーの願望なのだろう。

人魚を歌ったアイドルの歌を振り返る。

まず『人魚のバカンス』に最も雰囲気が似ているのが、松田聖子『小麦色のマーメイド』。
簡単に言えば、リゾートのプールでいちゃつくカップルの歌である。アンニュイなメロディに合わせ、聖子がハスキーな声で、「好きよ、嫌いよ」と謎めかして歌う。

小泉今日子『渚のはいから人魚』。
小泉の絶好調時の1曲。これも海辺でいちゃつくカップルの歌。ただし、これは近場の海水浴場だろう。停めた車の影で水着に着替える「少し駄目な女の子」は魅力的だ。「キュートなヒップにズキンドキン」というフレーズが印象的。人魚とはあまり関係がなく、『渚のイケイケガール』くらいの意味である。

仁藤優子『おこりんぼの人魚』。
これも海辺の若いカップルの歌。どこがおこりんぼなのかよく分からないが、照れながら距離を縮めていく二人の歌が、伸びやかに歌われている。

太田裕美『赤いハイヒール』。
タイトルに人魚は出てこないが、歌詞の中に「おとぎ話の人魚姫はね、死ぬまで踊る、ああ赤い靴」とある。赤い靴を履いて踊りが止まらなくなる話は、人魚姫ではなく別の童話だったと思うのだが、上京した少女が自分の意思に関わらず都会の雑踏に飲み込まれていく様を象徴しているのだと思う。

中山美穂『人魚姫~mermaid~』。
この曲は、童話の人魚姫と一番関連が深い。海辺で出会った彼に会いたくて、都会に出てきた女の子の歌と解釈できるだろう。中山美穂の歌の大半がそうだが、サウンド重視の曲作りで、歌詞が聞き取りにくいのが難点。

AKB48『ご機嫌ななめなマーメイド』。
サーフィンに興じる彼を砂浜で待つことに我慢できず、下着姿になって海に駆け出す女の子の歌だ。衝動に素直だ。人間の世界に乗り込んでくる無鉄砲な人魚姫に通じる。

そして『人魚のバカンス』。
ミディアムテンポの地味な歌だ。アルバムの中でも目立つ歌ではない。歌っているメンバー(高城、仁藤、横山、河西、北原、佐藤亜、増田)も、中堅と言うか、他の曲にはまらなかった残りのメンバーという感じだ。でも、こういう曲が、アルバムには必要なのだ。

プールサイドでペーパーバックスを読んでいる人を見たことはないが、吹田明日香『バケーション』では文庫本を読んでいた。アイドルの歌の中ならではのリアリティであろう。
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小さな巨人(KC)

2011-07-22 21:57:01 | アイドル・AKB48 興行の手法・人気
小さな巨人(KC)

公式サイトで、tgsk氏が、「来月は、小さな巨人、高橋みなみが、台湾のイベントに行きます。」との趣旨で書いていた。

小さな巨人

小さな巨人

ですか。こう言われたアイドルが、過去にいたか、記憶にない。
野球選手では、小さな大投手を思いだした。http://www.fanxfan.jp/bb/player/30.html
自分が、生まれる前に活躍した選手だが、本とテレビにより得た知識。

20年、30年後に、AKBが、過去のアイドルとして、回想される時、
前田敦子や大島優子ではなく、「かつて、小さな巨人と言われたアイドルが、いたグループ」と語り継がれていく気がする。


西武ドームコンサートは、切符が買えず、自宅でネットとツイッター観戦(?)知識習得(?)だが、

メンバーのブログ、研究生のモバメを読んでいると、リハーサルと宿泊費だけでも、莫大なコストがかかっていると感じた。
コンサート切符代だけでは、利益は出ないだろうから、グッズ販売とか、海外展開でのライセンス収入とか、儲かる仕組みがあるのだろう。

コストをかけてでも、一流のアイドルのステージを見せようという心意気は感じる。
秋元康や、運営を批判することはたやすいのだが、アイドルの歴史を顧みて、ファンに質の高いアイドル(ステージだけでなく、音楽としてのCD、DVD)を残していくところに、AKB48グループの

歴史的価値

があると、再認識した。この価値を継続していけるように、うんと儲けて、投資し続けることを希望する。KC
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秦佐和子、じゃんけん一回戦敗退(KC)

2011-07-21 07:28:12 | SKE48/NMB48/HKT48
秦佐和子、じゃんけん一回戦敗退(KC)

昨日の秦佐和子ブログ冒頭の季節の挨拶が、台風の中、バスから見える風景を表して、

「嵐が地面を撫でるとそこは濡れて毛羽立って。
強く吹き荒れる風は独壇場で、自由に舞い。
じっと耐える地上に気まぐれにのんびりと少しずつ傷を残しながら。」

じゃんけん選抜予選については、

「本来どうも人と競うことが苦手な私。
それは平和主義、というわけはなくて負けることが怖いから、
争わないだけなのです。」

人に好かれようと思ったら、自分を取り繕うのが、人の常ではあるが、正直な気持ちをブログにつづる秦佐和子の、これは高等戦術なのかな?と思ってしまうのは、自分の心が純粋ではないと思い知らされる。
次の記述には、笑ってしまった。


「じゃんけん、で拳を振り上げてから、手を出すまでの
あの一瞬、本当に瞬きほどの時間なはずなのに、
すごーくゆっくりに感じて、頭なのかでは何をだそうか、
かなりゆっくり考えることが出来たと想ったほどです。
0おおf0000000000000000いmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmmm


あう、以上までを送迎のバスの中でうっていたのですが、
途中で寝てしまったらしく、起きたら上記のように
なっていましたです……。
隣にはあかりんが座っていて、その現場を目撃したらしく、
手が止まったから考え事してるのかな、
と想ったら同じ文字がだーっと打ち込まれていて、
びっくりしたーと言っておりましたです。」

須田亜香里の、きょとんとした顔が目に浮かんでしまった。

締めの言葉は、

「嵐に覆われた空の向こうから、希望の明日がやってきますように。」

KC
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第3回選抜総選挙分析9 指原莉乃大躍進の謎を解く(総選挙分析ライター)

2011-07-20 10:07:05 | チームA・チームK・SDN48
第3回選抜総選挙分析9 指原莉乃大躍進の謎を解く(総選挙分析ライター)

「指原莉乃・・・・自らの劇場で主役を演じる「へたれ」は、天下(トップ)取りを狙う戦略家」

以前に 「へたれ指原は本当にへたれか?  指原モデルはイノベーションかも・・・?」という仮説を提示した。

その内容は、「今回の選抜総選挙で1~3位となった前田敦、大島、柏木らはチームA、K、Bの創設時からのコアメンバーで熱狂的ファンの熱い支持母体を持っているのに対して、4期生以降は研究生からの昇格、チーム間異動もあり、創設時メンバーである1~3期と異なり強固な支持母体を持たない。そのなかで「自分に自信がなくて、ダンスも下手だし、・・・誇れるものは今までなにもない。」と自身が言っている指原の大躍進ぶりは注目に値する。すなわち、指原モデルは1~3期のコアメンバーにないビジネスモデル、イノベーション(創造的革新)かもしれない」 というもの。
第3回選抜総選挙分析「加入時期」

今回はこの仮説を検証すべくAKB48第5期生「指原莉乃(さしはらりの)」について分析する。

すでに幾つかのメディア、またブログ等に今回の指原の躍進の驚きとその要因について定性的な指摘がされているので、ここでの分析はできるだけ定量的な側面から前述の仮説の検証を行っていきたい。

指原は09年の第1回選抜総選挙では当選者30名の総得票数中2.2%の構成比率となる1,170票を獲得し27位でアンダーの地位を得た。
10年の第2回選抜総選挙では当選者40名の総得票数中1.9%(前年差-0.3%)の構成比率となる6,704票(前年比573%、前年差+5,534票)で19位となり選抜入りした。
第3回選抜総選挙分析「速報と最終の差」

今年11年の第3回選抜総選挙では当選者40名の総得票108万1,332票中4.2%(前年差+2.3%)の構成比率となる45,227票(前年比675%、前年差+38,523票)を獲得し前年より順位を10上げて9位となり念願のメディア選抜入りを果たした。
第3回選抜総選挙分析「前年との比較.」

このランクアップに伴いAKB48第5期生の中での順位は、09年に北原、宮崎につぎ3位、10年は北原に次ぎ2位だったが、11年では第5期生中でトップとなった。
第3回選抜総選挙分析「加入時期」

一方で、チーム内の順位は09年チームBで渡辺、柏木、浦野、多田、米沢、平嶋につぎ7位、10年はチームAで前田敦、篠田、高橋、小嶋、高城に次ぎ6位、そして今年は同じくチームAで前田敦、篠田、小嶋、高橋に次ぎ5位まで上昇した。
第3回選抜総選挙分析「チーム・所属別」

指原は今年、前年より新たに+38,523の票を得てファン数を大きく増やしたが、この票数増は前田敦、大島、柏木、渡辺についで第5位の順位である。また、当選者40名の総得票数中の自らの得票比率(シェア)の前年からの伸び率+2.3%は前田敦、柏木、大島につぎ第4位である。さらに、今回の当選者の中で前年からの得票数の伸長率が一番高かったのは675%だった指原である。
第3回選抜総選挙分析「前年との比較.」

当選者40名中の静態順位は9位だが、昨年19位から今年9位まで10位ランクアップした票数増、シェア増、伸長率などに現れる動態的な上昇の「勢い」は衝撃的である。今年の選抜組以上の上位21名中昨年と異なる顔ぶれは19位横山、20位増田、21位倉持(逆に抜けたり落ちたのは小野、仲川、宮崎)の3人だけで、残りの18人は昨年とまったく同じメンバーである。その固定メンバー内で、AKBという同じ活動をしていながら1年間に10位もランクアップしたのである。(昨年と変わらない18人: 前田敦、大島、柏木、篠田、渡辺、小嶋、高橋、板野、松井玲、宮澤、高城、北原、松井珠、峯岸、河西、秋元、佐藤亜、指原)

上位21名 第3回、2回順位、順位差
氏名・・ ・ 3順 ・ 2順 ・ 差
前田敦子 ・ 01・ ・ 02・ ・ +1 
大島優子 ・ 02・ ・ 01・ ・ -1 
柏木由紀 ・ 03・ ・ 08・ ・ +5 
篠田麻里 ・ 04・ ・ 03・ ・ -1 
渡辺麻友 ・ 05・ ・ 05・ ・ 00 
小嶋陽菜 ・ 06・ ・ 07・ ・ +1 
高橋みな ・ 07・ ・ 06・ ・ -1 
板野友美 ・ 08・ ・ 04・ ・ -4 
指原莉乃 ・ 09・ ・ 19・ ・ 10 
松井玲奈 ・ 10・ ・ 11・ ・ +1 
宮澤佐江 ・ 11・ ・ 09・ ・ -2 
高城亜樹 ・ 12・ ・ 13・ ・ +1 
北原里英 ・ 13・ ・ 16・ ・ +3 
松井珠理 ・ 14・ ・ 10・ ・ -4 
峯岸みな ・ 15・ ・ 14・ ・ -1 
河西智美 ・ 16・ ・ 12・ ・ -4 
秋元才加 ・ 17・ ・ 17・ ・ 00 
佐藤亜美 ・ 18・ ・ 18・ ・ 00 
横山由依 ・ 19・ ・ 外・ ・ --
増田有華 ・ 20・ ・ 25・ ・ +5 
倉持明日 ・ 21・ ・ 23・ ・ +2 

昨年かろうじて19位で選抜入りした指原が一年後にメディア選抜入りするような大躍進を誰が予想できたろうか? はっきり言って昨年総選挙の段階では断じて「否」である。誰も一年前にこの指原の躍進を予想したものはいない。

ではなぜ、このような大躍進がたった一年間で可能だったのか?

昨年6月からの指原のAKB48としての活動を振り返ってみると、メジャーシングル「ヘビロテ」入り後は、19位の選抜メンバーだったにもかかわらず運営側の配慮で、「Beginner」、「桜の木になろう」、「Everyday カチューシャ」、映画「DOCUMENTARY of AKB48」に出演しAKBメンバーとしての露出を増やした。

加えて、「苦手克服部でのお化け屋敷挑戦での捨て身の尿漏れアイドル宣言・・週刊AKB 10年6月」、じゃんけん大会での大島との対決後の土下座(10年9月)、「有吉AKB共和国での指原PRIDEレギュラー出演・・10年10月~現在」、「裏芸 バウンドピンポンの開発」、大島・北原・横山らと新ユニットNot yetでの活動(11年1月~)、「踊る!さんま御殿」への出演とそこでのAKB消滅発言(11年5月)などバラエティー分野やAKB以外の活動も積極的に行い話題提供をしてきた。

しかしながらこの程度の露出や話題提供はメディア選抜やメディア選抜を狙うメンバーもある程度同様に行っており、これだけの活動では1年間に10位もランクアップして9位になることはできない。

いったいどういう活動が指原大躍進の原動力となったのか? 他のメンバーが積極的に行わず指原だけが特に行った活動は何だったのか?

いままで「第3回選抜総選挙分析」と称して8回の分析を行ってきたが、その分析を通してメンバー全員の活動を俯瞰して見た場合、指原の活動の中で他のメンバーと異なる活動として特に思い当たるのは以下の二つである。

まず一つ目として、指原は2010年3月に前田敦、大島、(小野)、北原が所属する太田プロダクションに移籍した。この移籍をきっかけに太田プロから同年4月末に指原専用ブログ(指原クオリティー)を開設してもらった。指原はこのブログを最大限積極的に活用した。

最近は若干変化してきているが、開設当初の指原のブログの題材は日常の活動も含めてちょっと退いた視線でおもしろく、写真よりも文章の切れ味で勝負していた。他のAKBメンバーのブログは、ほとんどその日にあった出来事を文章化してメンバーや自分の写真を掲載するというパターン化されたものであるが、それらとは一線を画するクオリティーの高いものであった。

ブログは頻繁に更新され2010年5月から11年1月までの9ヵ月間、月100回以上の更新を行いファン(読者)への情報発信をまめに行った。

加えて、10年8月の「さしこ」改名騒動、週刊AKB 10年12月の「指原莉乃Amebaブログ1位化計画」でのブログ1日100回更新、同じく週刊AKB 11年5月「祝! 指原クオリティー開設1周年記念企画」でのブログ1日200回更新などのブログ上で話題を盛り上げる企画にも積極的に挑戦し、非常に厳しいスケジュールの中果敢にやり遂げファン(読者)ならびにTV側の期待にも応えている。

さらに、特筆すべき点としてファン(読者)との絆を強めるためにブログ上でファンに対して積極的に課題を提供しファンから返答を受け、その課題を自分も考えるというファンとの双方向対話型コミュニケーションも行ってきた。

このような地道な活動の結果、昨年6月から今年5月までの一年間のブログ更新回数については、ブログを持っておりかつ更新回数がカウントできるAKBメンバーの中では、指原が1,486回でトップ。指原のブログは先月6/22で開設して1年2ヵ月しかたっていないが読者数は53,207名にまで増え、短期間で前田敦、大島、板野につぎ4位の読者数を誇るまでになっている。
(このブログでの活動からは、一般に言われている「へたれ」のイメージはまったくない。大変勤勉である。)
第3回選抜総選挙分析「ブログ更新回数」
第3回選抜総選挙分析「ブログの特性・読者数」

このようにブログを最大限活かして短期間に多くのファン(読者)作りとファンとの絆強化に成功した。


もう一つは、太田プロダクションのバックアップのもと11年1月からスタートした指原の冠番組「さしこのくせに」での活躍である。
第3回選抜総選挙分析「所属プロダクション」

深夜とは言え他のAKBメンバーが誰一人持っていない自身の名がついた冠(かんむり)番組を持つことの威力は絶大である。人数が多いAKB、SKE、NMBのメンバーで最も切実な課題は自身の顔と名前を早く覚えてもらうこと。顔と名前を覚えてもらいたいから、何としてでもメディア選抜に入りたい。だが、仮に入ったとしても上位ならいざしらず下位ではプロモーションビデオやTVの歌番組に自身が映るのはほんの一瞬で広く認知してもらうには時間がかかってしまう。AKB以外の活動でバラエティー番組に出たとしても、メンバー複数単位での出演が多く、個人に脚光が当たる時間は極めて短い。これに対して自身の冠(かんむり)番組を持っていれば週一回必ず自分一人に20分強の注目・視線が集まる。

昨今ネットに脚光があたっているが、認知を高めるためのTVのマス広告効果は強力である。ちなみに関東地区における視聴率1%当りで、17.6万世帯もしくは4歳以上の個人40.6万人が視聴している計算になる。「さしこのくせに」は関東地区と指原の出身地である大分県で放映されているが、その視聴率は1.5~3.0%程度と言われているので関東地区では26.4~52.8万世帯or60.9~121.8万人の個人が毎週指原を見ている。これにYOU TUBEでの視聴5~10万回が加わる。

その代わり、番組をどうやって維持していくかには大変な努力と才能が要求される。番組を持つということより、一定の視聴率を保ち番組を存続させるということの方がはるかに難しい。指原はその難しい課題に果敢に挑戦し、曲がりなりにもその課題を克服し当初は3月末で番組打ち切りといわれていたものを6月まで延ばし、さらに7月以降の番組継続に成功した。そのためには、泣こうが騒ごうが吐こうが土下座しようが媚を売ろうが自身のプライドをかなぐり捨ててあらゆる企画にぶつかっていった。

今の時代では珍しいぐらいの強い気持ち(根性)を指原に感じるがそれを直接表面にださず「へたれ」というコンセプトワードをうまくつかい、逆に「意外にかわいい」「頑張っている」「アイドルらしくない親しみやすさ」「素直」という評価をもらい「へたれキャラ」として売り出しているところに指原のたぐいまれな才能と頭のよさ、そして魅力を感じる。番組を見ている視聴者も毎回見せられる指原のあまりにも素人じみてばかばかしい演技にあきれつつも「へたれキャラ」の背後にある指原の内に秘めた強いものを感じるからこそ深夜であっても何か興味をそそられて毎週見てしまう。(見過ごした場合はYOU TUBEで補足。) それにより一定の視聴率が維持され番組が存続している。

すでに一年前、週刊AKBのお化け屋敷挑戦企画で捨て身とも言える「尿漏れアイドル宣言」を自ら行いアイドルのプライドを捨てた指原でなければ、この番組を維持するのは難しかったと推測する。他のAKBメンバーで指原以外にアイドルのプライドをここまで捨てて演技出来るメンバーは思い当たらない。

今ここで見えてくる指原にはもはや世間一般で言われている「へたれ」というイメージはなく、腰が据わり将来を見据えた巧緻な戦略家としての顔を持った指原がいる。この番組を存続させるためにアイドルのプライドを捨てて努力したことが、指原の人間の幅と芸域を広げ指原の魅力をアップさせ、さらに新たな指原ファンの獲得につながった。

そして、このファンは必ずしもAKB48の活動をしている指原のファンではなく、「指原莉乃(さしこ)」個人のファンというところに新しさがある。

このことを示すデータが二つある。

選抜総選挙に立候補したAKBメンバー152名が自らの所信を述べたYOU TUBEのAKBメンバー政見放送サイトにはAKB
ファンならびに立候補者に関心を持つ人がアクセスする。選挙直前6/7時点では、この政見放送サイトの指原の順位は、前田敦、篠田、大島、高橋についで第5位と選抜総選挙の指原の得票結果9位よりも4つ順位が高かった。選挙前の5月中は前田敦、篠田、大島についで常に4位で高い人気ぶりを示していた。
第3回選抜総選挙分析「政見放送サイトと総選挙の関係」

選挙後約2週間が経過した6/24時点で選抜総選挙に当選した40人すべてについてグーグル検索を行ったが、「指原莉乃」で検索を行った結果は1,460万件の検索数となり、これは前田敦、大島、板野についで第4位の高い順位であった。一方で、同時に「AKB48 指原莉乃」というように冠名をつけの検索も行ったがその際の検索件数は685万件にすぎず、指原はこの時点でAKBメンバー中最も高い比率でAKB48の冠(かんむり)無しでネット上語られていた存在であった。
第3回選抜総選挙分析「グーグル検索件数と総選挙の関係」

このように指原は、選抜総選挙の前後においてすでに選抜総選挙9位の実績以上の注目(人気)を集めていた(ブレイクした)のである。

このような指原の大躍進ぶりをAKB48の他のメンバーはどう思っているのか。このことを知ることができる非常に興味深い本音の発言がある。

6月中旬に収録され7月1日に放送された「ノースリーブスの週刊no3b」の中の一節。
峯岸が「ミュージックビデオクリップ集AKBがいっぱい、ザベストミュージックビデオがリリース、リリースを記念して渋谷109のシリンダー広告にメンバーが28日まで日替わりで登場。」とひととおりの広告案内をしたのち
「峯岸:私は別に出ないですけど。 小嶋:私も特に出ないよ。 高橋:出るだろ。全員出るだろ。 峯岸:全員出ない。 高橋:全員出ないの?  小嶋:全員出ない。へたしたら高みなも出ないよ。 高橋:ま・・じ・・か? ショック!・・・  峯岸:なのに指原が一番に出る。 高橋:まじか・・・指原が・・・。 峯岸:時代が変わってきている。 高橋:そういうことだな。・・・世代交代か。・・・」というくだりがある。
「週刊no3b」ラジオ放送110701(4分35秒~該当部分)

会話にあるように「時代の変化(峯岸)」、「世代交代(高みな)」をAKB一期生に強烈に突きつけたのは、実は今回選挙で3位になった柏木ではなく、9位の指原だった。

実際、109のシリンダー広告には6/20、21が指原(9位)、6/22が篠田(4位)、6/23が板野(8位)、6/24が柏木(3位)、6/25、26が前田敦(1位)、6/27、28が大島(2位)の6人が掲載された。9位でありながら先輩をしりぞけ最初に出てかつトップの前田、2位の大島と同じ二日間掲載された指原が「AKB48の次の時代を担う顔」と判断してもあながち間違いはないだろう。前述のとおり、「泣こうが騒ごうが吐こうが土下座しようが自身のプライドをかなぐり捨てて」番組を継続させ新しいファン層を広げる腰の据わった指原に運営側も「AKB発展の新しい可能性を切り開く旗手」として大きな期待をかけている。(指原より順位が上で掲載されなかったのは5位渡辺、6位小嶋、7位高橋の3人。)

一方で、指原本人はこの109のシリンダー広告について6/20付けで2回、6/21付けで2回、さらに7/13付けで1回ブログにコメントを掲載しているが、6月中の4回のコメントは素直に掲載されたことに対する感動と喜びを表しているのに対して、7/13では「心入れ換え期間」という神妙な題名で

 「忙しくなっても原点はここ 思いだし期間 大切にしなきゃしなきゃと思っていてもわからなくなって あれだ まああれだ (109の指原の写真) ←これを貼れば元気になれるね がんばれがんばれ がんばるんじゃない思い出せ」
指原莉乃 ブログ 110713

という意味深いコメントをしている。「心入れ替え」、「原点」、「大切」、「元気」、「がんばれ」、「思い出せ」など本質に迫るワードの真ん中に109の巨大指原写真があるので、メンバーの中で一番に自分の写真が二日間掲載されたことに対して、指原も心中期するものがあるのだろう。

多少長くなってしまったが分析をまとめると、指原はこの一年の前半は「ブログで頻繁な話題・情報提供と双方向対話の実施を行う」ことに力を注ぎ、後半は「AKBという冠(かんむり)にたよることなく アイドルという枠を超えて自身のキャラの魅力と努力を伝えることで自身の冠TV番組(さしこのくせに)を持続」すること全力を傾けた。

また、この二つの活動を分断して行うのではなく、TVで新たに指原に興味を持った人たちを自身のブログにうまく誘導してコアファンたるブログ読者にすることにより、短期間に新たなファン数を急速に拡大させたと言える。

TVによる認知と関心だけでは得票まではいかない。得票につなげるには、関心を持った人が探して(検索)、情報を共有し、さらに対話できれば親密な関係を作ることができもっと良い。指原はブログを最大限に活用することによりTVで指原に興味を持った人をファンに取り込むことに成功したのである。すなわち、

自らブログ・TVに指原劇場を作り、劇場(ブログ)にはいつでも会いにいけ、自ら主役を演じ(TVさしこのくせに)、ファンと握手(ブログでの双方向対話)する。

AKBのコンセプトはいつでも「会いにいける」アイドルであり、「握手会でのちょっとした会話」が楽しくてファンになるひとも多い。だが、劇場の収容人数や公演数に限界があることや多数のメンバーがいるなかで上位にいないメンバーが握手会でコアファンを増やしていくいままでやり方には限界がある。しかし、ほとんどのメンバーはこの枠 (パラダイム) 内で活動しているので、順位の変動は大きくない。

だが、指原はAKBメンバーとしての活動を行うことに加えて、自らの指原劇場で公演を行いファンを獲得することでこの限界を打ち破ったのである。このことは「他のAKBメンバーがAKBとしてのアイドルという枠内で行うファン獲得スタイル」とは大きく異なっている。

今回大躍進したと巷で言われているのは3位となった柏木だが、柏木は筋金いりのアイドル路線を走っているのでこの旧来ながらのスタイルでいるかぎり年上の大島をいつか抜くことはできても同じ年齢の前田敦を抜くことは絶対にできない。それに対して前田敦より一歳若く、前田敦とは異なるスタイルを持つ指原には前田敦を抜く可能性がある。

この意味で指原スタイルはイノベーションと言える。

若年のころ織田信長は「うつけ」と呼ばれながら天下統一の一歩手前までいき、豊臣秀吉は「猿」と呼ばれながらも天下を統一した。 指原莉乃も今は「へたれ」と呼ばれているが・・・。

指原劇場のサステナビリティー(持続可能性)にはまだまだ課題はあるが、今後の指原莉乃のさらなる健闘に期待したい。

以上


指原莉乃の関連記事

<第3回選抜総選挙関係の分析記事>
第3回選抜総選挙分析「速報値と最終結果」
第3回選抜総選挙分析「前年との比較.」
第3回選抜総選挙分析「チーム・所属別」
第3回選抜総選挙分析「加入時期」
第3回選抜総選挙分析「所属プロダクション」
第3回選抜総選挙分析「速報と最終の差」
第3回選抜総選挙分析「ブログ更新回数」
第3回選抜総選挙分析「ブログの特性・読者数」
第3回選抜総選挙分析「Twitterの更新回数」
第3回選抜総選挙分析「政見放送サイトと総選挙の関係」
第3回選抜総選挙分析「グーグル検索件数と総選挙の関係」
第3回選抜総選挙分析「指原莉乃大躍進の謎を解く」
第3回選抜総選挙分析「ブログの読者数・アクセスランキングによる選挙後の人気動向」


<AKBアイドル関連>
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Virgin Love から突然、目に留まったメンバーは、誰?(ナッキー)

2011-07-20 02:49:15 | SKE48/NMB48/HKT48
Virgin Love から突然、目に留まったメンバーは、誰?(ナッキー)

8人のチームNメンバーと、8人の研究生アンダー出演は、ホテルに帰ってから、NMB48メンバーを手持ちデータから、頭の中を整理してみました。文末に記載。

まず、見逃した君たちへ「青春ガールズ」公演を見た時に、自己紹介MCの順番のメモと、今日の自己紹介MCを、照らし合わせて、誰(研究生)が、誰(欠席メンバー)のアンダーなのかを調べる。そして、ユニット・MCを、メモと記憶から当てはめていくという作業をして、完全ではありませんが、だいたい把握できました。

しかし、ステージを見ている時は、顔と名前が一致しない子は、特徴を一言でメモするしかありません。 → はホテルに帰ってから名前を結びつけた研究生。

ツインテール → 川上礼奈
おさげ → 木下百花
チンパンジー(をやった目鼻立ちのはっきりした研究生) → 小柳有沙

「門脇佳奈子に似ているけど、違う子」 このメンバーが、初観戦で一番ひきつけられた子でした。

ユニット3曲、MC2(4人)、ふしだらな夏(9人赤)、Don’t disturb(青7人、計16人)
次の曲は、白い衣装に着替えて、「Virgin Love」「日付変更線」

ここで、私は、門脇佳奈子が、左の隅で踊っているけど、彼女がおもろい顔ではないのは、曲のイメージに合わせているのか・・・ という目で見ていました。

ところが、右の方に、門脇を発見したので、「門脇佳奈子に似ているけど、違う子」と、コード名をつけて見ていると、この子が、なかなかいい。誰なのだろう。コード目を、「注目の子」に変更。

この後で、「日付変更線」の後、MC3前半に残りましたが、発言なく、名前が分かりません。

MC3前半は、
注目の子・????・禁二河西ポジ・福永・おさげ・上西・門脇・岸野 とメモしている。

MC3後半は、
上西・山田・????・しのはら・山本ポジ・ツインテール・チンパンジー・山口 とメモしている。

上西を二人書いているのは、どちらかが木下春奈の間違い。
しのはらは、背が高いという印象から間違って書いていて、渡辺ポジの肥川彩愛。

ここに、勘違いがあって、注目の子とは、篠原栞那であることが、「シンデレラは騙されない」の10人MCで、「かんちる」と呼びかけられたことで、判明。
それまでは、MCで、発言しない地味なメンバーだったので、ずっと、勘違いが続いていた。


青春ガールズ公演の構成を振り返ると、

M1-3 全体曲
MC1  自己紹介
M4-6 ユニット曲3曲 (4人・2人・8人) 16人のうち2人はユニットなし
MC2  4人
M7   9人赤
M8   9人赤+4人青+3人青
M9―10 全員白
MC3前半 8人白
MC3後半 8人ゆかた
M11   全員ゆかた
アンコール
EC1-2 全員Tシャツ
MC    曲紹介
EC3   新曲のカップリング曲を歌う
MC4前半 10人
MC4後半  6人 シンデレラは騙されない の赤い衣装
EC4   シンデレラは騙されない
MC    ハイタッチ会挨拶

篠原栞那は、MC1は3列目、MC3は前半(一言もなし)、MC4は前半(指名されて発言)

こちらの公式HPの写真は、ストレートな髪型ですが、今日の公演では、後ろに束ねていました、ポニーテールでしょうか。本日のイメージに近い写真をネットでさがしたところ、


篠原栞那ピース
篠原栞那ピースその2
篠原栞那ヤッホー  


ユニット曲も歌っていないし、MCで積極的に発言する他のメンバーに隠れてしまって地味な印象ですが、この子は可愛いと感じました。

******
ハイタッチ会では、6人目くらいでした。
思わず見つめてしまったので、彼女も、それに気づいたようで、
列が流れて、次のメンバーの前に移動した時、もう一度、篠原栞那の方を見たら、目が合いました。
******

会場を出て、「誰かのために」公演のDVDを買いに、グッズショップ(NMB48オフィシャルショップ)に行ったところ、メンバー別の生写真が買えるので、それも6種類発売されている、第4弾、第5弾、第6弾を買い求め、ホテルに帰って、並べて鑑賞しました。
15枚の写真のうち、今日の印象にぴったりくるのは、「青春ガールズ」公演の写真5枚で、それ以前は、少し違う印象がしたのは、子供っぽい顔に、私が魅力を見抜けないからなのだろうと分析。

写真の衣装より、「誰かのために」公演で、ユニット曲は、「投げキッスで撃ち落せ」をやったようで、映画館鑑賞した時は、近藤里奈は目立ったけど、篠原栞那には気がつきませんでした。

映画のスクリーンでは、魅力を見抜けなかった。
生のステージを見て、それも後半の曲で、初めて彼女の魅力に気がついた。
それ故に、3万円の交通費を払っても、なんばに見に来る価値があるということです。
もし、見に来ていなかったら、彼女の魅力に気がつかずに、時が過ぎていったでしょう。(そして、その魅力は、いつしか変化・消滅していたかもしれません。)

この記事を書くために、公演メモから分析した覚書です。ネットに正確な情報があるでしょうから、探してみます。

MC1列目左から、
山田菜々  禁じられた二人(大島優子ポジ)
山本彩  ・沖田彩華 156.5 Blue Rose 左から2人目 
福本愛菜  Blue Rose 右から1人目
岸野里香  Blue Rose 左から1人目
小笠原茉由・太田里織菜 151 

2列目左から、
白間美瑠 ・小柳有沙 156   雨の動物園MCで4人のうち右端(チンパンジー) HPの写真よりショートカット
近藤里奈 ・川上礼奈 158 雨の動物園(ソロ歌唱二人目 小林香菜ポジ)MCで4人のうち一番左 今日はHPの写真と異なりツインテール 
吉田朱里 ・山岸奈津美 159 禁じられた二人(河西智美ポジ)
渡辺美優紀・肥川彩愛 161  雨の動物園(象)
上西恵   雨の動物園(ペンギン)
松田栞  ・原みづき 160  雨の動物園(ライオン?)MCで4人のうち右から二人目

3列目左から
篠原栞那
門脇佳奈子  雨の動物園(パンダ)MCで4人のうち左から二人目
木下春奈   雨の動物園(しまうま)
小谷里歩 ・木下百花 151
山口夕輝   雨の動物園(らくだ?)


データを整理しなおすと、ユニット曲は、チームNメンバーで記載すると、
Blue Rose    岸野・山本・小笠原・福本
禁じられた二人  山田・吉田
雨の動物園    渡辺・近藤MC2・上西・門脇MC2・木下・山口・白間MC2・松田MC2
ユニットなし   篠原・小谷


昨日(公演当日)は、公演を見るという当日で、早く起きてしまい、
今日(公演翌日深夜)は、ステージを見た余韻で寝付けず、遅く寝ることになりました。
いつまでもパソコンあけていると、書き続けることになるので、一旦閉じて、ホテルのベットに入ります。

ナッキー
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次のチームB主力出演公演はいつなのか(KC)

2011-07-20 00:09:17 | 鈴木紫帆里
次のチームB主力出演公演はいつなのか(KC)

テッド氏のMVPはめでたい。
テッド氏が、鈴木紫帆里MVP第一号になる可能性は限りなく高い。

まず、鈴木紫帆里のファンは、渡辺や柏木ほど多くない。握手会の割り当て時間からみても、北原や平嶋・小森よりファンは少ない。
次に、シアターでの切符がほとんど当たらなくなってから、100回観戦するのは困難となった。
テッド氏は、チームB1st(2007年)から5年かけて100回を積み重ねたが、11期デビューの鈴木紫帆里を見てからの観戦開始した人は、まず100回には到達できない。
7期の鈴木紫帆里のデビューから、ずっと推している人が熱心に通い続けたとしたら、100回を達成して、昇格を待っているファンがいるかもしれない。

MVP行使は、チーム全体の集合写真があるので、チームBレギュラーメンバーがなるべくたくさん出ている公演で行使しないと、つまらない。
(二推しが研究生にいて、一緒に写真に映りたいなら、研究生多数公演という選択もある。テッド氏なら、藤田奈那と、ひらりーか?)

鈴木紫帆里MVP第一号を達成したいなら、早く申し込まなくてはならないが、
第一号より、チームBメンバー多数出演(一緒に写真に映る)方が価値が高いと思う。

私の読みでは、少し待って、チームBメンバー多数出演の公演で、MVPを申し込んでも、鈴木紫帆里MVP1号となると予想する。

KC
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NMB48初観戦、なんばの推しは決まったのかもしれません(ナッキー)

2011-07-19 23:37:18 | SKE48/NMB48/HKT48
NMB48初観戦、なんばの推しは決まったのかもしれません(ナッキー)

昨日は夜11時に寝て、朝3時に目をさましました。
遠足前の小学生のようです。

会社が休みなので、朝の新幹線に乗り、11時に新大阪到着。
なんばのホテルをネットで予約していたので、荷物を置いて、散歩。
大阪球場では一度観戦したことありますが、なんばの街を歩くのは、ほとんど初めて。
アイドルを見るために遠出をして、そこで、日本の文化に触れるという感じ。費やした交通費は、「アイドルのためだけではない」というこじつけ。

SKE48は交通費2万円の価値がありますか??? (答え)あります。
NMB48は交通費3万円の価値はありますか??? (答え)今日見たところでは、あると
思います。

まず、劇場が素晴らしい。
秋葉原は柱があって見にくいが、なんばは柱がない。
栄は平面なので、後ろで座って見ると、ステージの視野が限定されるが、なんばは傾斜があるので、後ろでもよく見える。
そして、秋葉原や栄と異なり、全員が座って観戦。一列15人で、10列。

一つ前の記事で、SKE48では、松下唯と、須田亜香里推しと書きましたが、
典型的なアイドルの、須田亜香里が好きなのは、研究生では佐々木優香里をモニター観戦しているのと、同じ嗜好。

松下唯が好きなのは、過剰だから。過剰に小さくて、過剰にやせていて、過剰にアイドルらしく、過剰にキャラが面白い子。
チームAでは、大家志津香が好きなのも、過剰に面白いからで、この二人を好きになったのは、理屈としても、自己分析できていました。

お笑いの地、大阪。
早く着いたこともあり、なんばグランド花月を観戦。14:30-17:00。
花月は、30年前に梅田で見たことあり。(やすきよ、を見ている)

NMB48は、見逃した君たち、二公演を、映画館で見ていまして、
公式サイトのメンバー写真を見る限りでは、推しにしない子、推しになる可能性のある子が、ルックスでは見当たらず、関西人のメンバーの中に、
松下唯や、大家志津香のように、過剰に面白い子がいたら、ファンになるかも、という軽い気持ちで観戦に臨みました。

5時に切符を購入し、コインロッカーに荷物を預けました。
列に並ぶように言われた、5時半までは、メンバーの顔写真のボードの前で、モニターのメンバー紹介を見ていました。
AKB48だと、正式メンバー→研究生の順で紹介されていますが、NMB48は、チームN・研究生あわせて、あいうえお順。

映画館鑑賞と、公式HP・モニターの予習の段階では、
ルックスは好みだけど、推しになるほど、心引かれない(自分にとってインパクトが小さい)メンバーとして、

山田菜々 :背が低くて、小池、禁じられた二人、という(実質)ソロ歌唱。
山口夕輝 :背が低くて、トランジスターグラマー。昭和の香りがします。
門脇佳奈子:MCが光っていた。お笑いキャラの割りには、ルックスもアイドル系。
近藤里奈 :投げキッスを撃ち落せ、で光っていた。(本日は休演)

自分が、佐伯美香や、鈴木紫帆里を好きにならなかったように、好みの問題で、たとえ素晴らしくても、心引かれないだろうなと事前に思ったメンバーとして、

岸野里香・木下春奈・小谷里歩(休演)・上西恵 背が高かったり、大柄だったり、すらっとしていたり、きつい顔の女性は苦手なので。

ここに名前の出ていないメンバーと、映画館で見ていない研究生は白紙ということで、シアター観戦は始まりました。

モバイル枠60番台だったので、3列目中央の好位置に座ることができました。
観戦していると、予想とは異なり面白い子ではなく、アイドル性豊かな子に、後半戦は、目を奪われました。
(続く)

ナッキー
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しほりんに会いに行こう MVP 

2011-07-19 20:00:00 | 鈴木紫帆里
7月18日の午後、16:29、留守電が入っていました。
この時間は道場で汗を流していました。
「シアターの女神」昼公演を観て気分良く家に帰り久し振りに道場で汗をかこうと。
確か15:40~18:00まで練習していた。
その日の稽古中に電話があり留守電に。

「100MVPが受理されました」との連絡でした。

結構ドキドキして留守電何度も聞き直しました。

前回の握手会で言えなかった事とうっかり言ってしまった事。
MVPをしほりんで申請している事。
券が足りませんとか言われたらとても恥ずかしいし。
実は財布から券が2枚後から出て来てビビってました。
何回数えても毎回数え間違えたし。
102枚あるはずだったのに持って行こうと思ったその日に数えたら99枚だった事もあります。
ビビりな性格なので。

うっかり言ってしまった事はテッドと名乗ってしまったことです。
MVPで初めて名乗りたかったのですが握手会でつい衝動的に名乗ってしまった。
自分的には不覚だ。

と言う色々な反省点を持ったままMVPを迎える事になるのですが。
さて、実効日はいつになるのだろう。

テッド
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『DUMP SHOW!』鑑賞記。ネタバレ注意。(ときめき研究家)

2011-07-18 23:00:19 | ときめき研究家
7月17日昼の部を見てきた。
ダブルキャストの佐藤亜美菜・佐藤夏希にとっては初日だ。
観るとすれば、もう片方のキャスト(倉持・大家)の日であろうナッキーさんは誘わず、一人でチケットを取った。
サンシャイン劇場は、ほとんどがAKB(SDN)のファンと思われるファンで一杯。

祖母が遺したナイトクラブ「TRUSH」を再興させるべく立ち上がった大学生(亜美菜)と友人(夏希)。その呼びかけに集まったダンサー5名(SDN48の浦野、大堀、梅田、加藤、チェン・チュー)を含め、そのナイトクラブの呼び物だったセクシーなダンスショーを復活させるべく努力する話である。
ありがちな設定で、途中5名それぞれの屈折が明かされたり、開店前日に予期せぬトラブルが起きたり、常道のドラマがあって、クライマックスを迎える。
クライマックスはダンスシーン。これがまた微妙だ。ポールダンスでセクシーという触れ込みだが、確かに露出の多い服で、ポールにつかまって股を開いたりするのだが、そんなに煽情的でもなかった。
一生懸命練習したことは見てとれたが、まだ初日とあって、ちょっと台詞の間が悪かったり、噛んでしまった所もあった。

笑いを取っていたのは、大堀とチェン・チュー。亜美菜は健気な感じがよく出ていたし、夏希は意外に自然な演技だった。
浦野の役は、今回も少しねじが外れたような役。ダンスシーンでは、ダイナミックと言うより、メリハリの効いた感じ。手足の細さは尋常ではなかった。セクシーという言葉からは、かなり遠い。私も含め、彼女のファンは、あまりそういうものは期待していないと思う。

浦野の出演する舞台はこれで4作目と思うが、一応全部観ている。
オタクの寄せ集めチアリーディングチームを描いた『中野ブロンディーズ』。(設定が今回の『DUMP SHOW!』と似ている)
モト冬樹主演のコメディで、堂々と相手役を演じた『キマズゲ-愛のことば-』。
泉鏡花の生涯と作品を組み合わせて構成された音楽劇『泉鏡花』。

この中では、『キマズゲ-愛のことば-』が、演劇としても、浦野の魅力発揮としても、出色だった。
『泉鏡花』と今回の『DUMP SHOW!』は、はっきり言って、AKBファンを当て込んだ企画。演劇としての高い完成度は求めないが、AKBメンバーの魅力がしっかり出せるものにしてほしい。
メンバーの成長を考えるなら、やはり「他流試合」での緊張感が必要だろう。
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NMB48初観戦・予習(ナッキー)

2011-07-18 20:05:14 | SKE48/NMB48/HKT48
NMB48初観戦・予習(ナッキー)

明日は、なんばの劇場での初観戦です。
会社は一週間の休み。節電協力のため。9月以降の祝日が出勤となります。会社が休日だから申し込んだ公演が当たりました。
NMB48の公演は、日帰りができるかどうかが、微妙な時間なので、最終新幹線に乗り遅れると、高速バスで帰らないと翌日出勤できなません。
安心して申し込めるのは、2日連続休みの最初の日(たとえば、土曜日)だけで、東京在住者としてはハードルは高い。したがって、名古屋ほど、回数多く見に行くことはできないでしょう。

私は、シアターで公演を見る時は、先入観を持たないように、メンバーの予習をしない主義です。たとえば、公式HPの写真を見てしまうと、この子は自分の好みだとか、タイプじゃないとか、先入観を持ってしまうと、純粋は気持ちで観戦できなくなるのが嫌なのです。

しかし、NMB48は、見る回数が少ない故、短期決戦と割り切り、今回は予習しました。
出演予定のメンバーをチームNと研究生に分類しました。前回の見逃した君たちへ公演映画館観戦で、認識できたメンバーには000の印。

チームN
門脇佳奈子000、岸野里香000、木下春奈、篠原栞那、上西恵000、福本愛菜、山口夕輝000、山田菜々000
研究生
太田里織菜、沖田彩華、川上礼奈、木下百花、小柳有沙、原みづき、肥川彩愛、山岸奈津美

研究生8人全員が出演、一方、欠席のチームNメンバーは、7月20日の公演のメンバーを見ると、
小笠原茉由、小谷里歩000、近藤里奈000、白間美瑠、松田栞、山本彩000、吉田朱里、渡辺美優紀

今週の週刊プレイボーイには、
山本彩
渡辺美優紀
山田菜々  の3人が表紙で、
小笠原茉由
吉田朱里
上西恵  
近藤里奈  の順でグラビアに出ていました。

前回の映画館鑑賞では、NMB48では推しはこの子というメンバーが決められなかったので、
(参考まで、SKE48では、松下唯推しです。二推しは須田亜香里)
明日の公演では、特に初めて見る研究生に注目して、じっくり見たいと思います。期待しています。

ナッキー
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その姿、数年後のなっちゃんであってほしい (ピーナッツ)

2011-07-17 20:09:12 | 平嶋夏海
先週、ウッチャン(内村光良さん)の一人舞台を観てきました。
なんか、一流の本気を目の当たりにした!というか、とにかく、レベルが凄かった。
それにしても、"お笑いの舞台で、何故、あんな風に出来るのだろう?"、カーテンコールの時のスタンディングオベーション・・・みんな笑ってるんだけど、泣いているという…。
"何だ、これは?"…初めての衝撃だった。

そして、僕の中で、やはりり増幅してた、この想い・・・
"なっちゃんを、この人に会わせてぇ~!"、プラス、"なっちゃんに、この舞台を見せたかった! 見せたかった! 見せたかった!"
だって、彼女が8月に演る舞台は、ちょっとコメディーっぽいやつでしょう!? きっと、参考になる…と。

ところで、この舞台の終演後、僕の心を誘惑しまくる出来事が…。
それは、僕の周りに、内村さんをデビューの頃から支え続けてきた人達が、これでもか!とばかりの勢揃い。
某制作会社社長,某芸能事務所社長,各局プロデューサー,放送作家…等々。
チャンス? これは、チャンスなのか? 正直、心が揺れた…大きく揺れたよ。
だって、僕のカバンの外ポケットの中には、"ベスト・オブ・ベスト"のなっちゃんの写真(裏面には、手書きで必要なプロフィール…)。
"ちょっとすいません!"…背後から、この人達の左肩を叩きたくて叩きたくて、仕方がなかった、あの瞬間。
でも、たぶん、なっちゃんに迷惑がかかる…な。

"んン-----っ!"…心の中で、ホウコウ一発! そうすることをあきらめたんだ…辛い選択だったよ。
そして、しばらくの間は、心も手もブルブルと震えているのを感じていた、あの時の僕。
でも、とにかく、この人達に、なっちゃんの存在を伝えられれば、確実に、ウッチャンの所まで行く自信が、僕にはあった。
理由は、(なっちゃんファンである前に)ウッチャンファンである僕が知っていること。
つまり、ウッチャンが、内村監督として、将来、自分の作品を作る時に、小出しに小出しに、約50!ずっとずっと言い続け、理想としてるヒロイン像・・・その25年分のカケラを大事に大事に集めて出来上がっていく1人の女性の姿は、驚くほど、「平嶋夏海」になる。
そして、僕は、ず~っと探してたんだ、イメージしていたんだ、"まだ見ぬ…その人"を。
だから、僕が、AKB劇場で、初めて、なっちゃんに遭遇した時、"あっ!(こいつだ!)"ってな反応になってしまった。
で、ウッチャンの周りの人達は、もちろん、僕以上に、そういうことを聞かされているわけなんだから、必ず、僕以上の、"こいつだ! 見つけた-!"になるはず。
身体的特徴,精神的特徴,彼女が今までにやってきたこと,数々のコメント…。
実際、ものすごい多項目の一致に、ビックリすると思うよ。
だって、違っているのは、なっちゃんが、熊本出身ではないこと…ぐらいなんだから。
あと、(僕も、そうだったんだけど)この人達が決定的に驚くだろう事は、おそらく、その名前…。
インタビューで、"1番好きな季節は?"…この質問に、"「海」、しいて言えば、「夏の海」かなぁ" ウッチャンのこの答えを、僕は、今までに何百回、聞いてきたのだろう?
しかしまぁ、飽きもせずに、"「夏の海」…「夏の海」…" これを、この人、20年以上も言い続けてる。
12年前は、その事を逆手にとられて、日テレの土屋プロデューサーの誘導トークに引っかかり、何気なく言った、"「夏の海」で泳ぎてぇなぁ~"…。
これで、結局、ドーバー海峡を泳いで渡るハメになってしまったんだけど、今度は、ウッチャン! フランスではなく、そろそろ、「平嶋夏海」に辿り着いてほしいよ。
だって、少し前のインタビューで、ウッチャン、まだ、"「夏の海」"って言ってんだもん。ファンながら、本当にしつこい…というか、変わらなさ加減に呆れる…というか。
とにかく、なっちゃん! そのうち、ウッチャンに会ったら、"ハッキリと自分の名前まで言いなさい!"…そんな気持ち。

帰り際のサンシャイン劇場・・・2年前の舞台で、内村さんと共演された女優(ヒロイン役)の入山法子さんを見かけた。
あの時は、ほぼ、無名だったけど、今年の4月からは、「ごきげんよう」の後の昼ドラ「霧に棲む悪魔」に主演…出世したよなぁ~。
楽屋訪問? なんか、ピョンピョンしながら、他のお客さんとは違う方向に満面の笑みで消えていく彼女を見ながら、"(関係)続いてんだなぁ~"って。
ただ、その姿、数年後のなっちゃんであってほしい…と願う気持ちで溢れそうだったよ。
あと、この人の舞台で、いつも思うことなんだけど、過去に共演した俳優さんが、みんな観に来る感じなんだよね。
ここんとこ、僕が見た人だと、水野美紀さん,深津絵里さん,水川あさみさん,伊藤淳史くん…etc。
最近は、そんな状況で、こんな事を思ってしまっている自分がいる。
"なっちゃんを、こっちチームに入れてぇ~"

なっちゃん、(これは、僕の経験上)コメディーの舞台って、本当に意外な人が観に来るよ。遠慮せずに頑張れ!
とりあえず、ホールのロビー・・・内村さんに辿り着く可能性を持った人、全員の背中に、念だけ送っておいたから…。
"平嶋夏海を頼みます。どうか、ウッチャンの元まで届けてください…"
計8人への全身全霊・・・結構ヘトヘトになった。
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『わがままコレクション』は『年下の男の子』へのアンサーソング。(ときめき研究家)

2011-07-16 21:10:27 | ときめき研究家
このブログで、少し前に、キャンディーズに関する記事が続いた。

キャンディーズの代表曲は『春一番』。田中好子さんのご冥福をお祈りします。(ときめき研究家)
「スーちゃん」は最後までアイドルだった。(ときめき研究家)
キャンディーズは芸能界のチーム研究生だった(ナッキー)
『キャンディーズ』じゃなきゃ(ピーナッツ)
アイドルの日(ピーナッツ)
代表曲とは?(ときめき研究家)
暑中お見舞い申し上げます(ナッキー)

全くの偶然だが、『わがままコレクション』は、キャンディーズの『年下の男の子』へのアンサーソングになっている。
『年下の男の子』の「淋しがり屋で、生意気で、わがままで、いじわるだけど可愛い、年下の彼」という歌詞の内容を、男女を入れ替えて、女の子の立場から歌ったのが『わがままコレクション』だ。「私は年下だから、無理や勝手ばかり言っても許してね。」という内容で、いわば『年下の女の子』だ。

もう少し細かく分析すれば、「わがまま」シリーズと「妹」シリーズの両方に位置づけられる。
サビ前のリフレイン部分が、1番は「わが~まま、コレクション」、2番が「お兄~ちゃん、コレクション」なのが、そのことを如実に示している。「お兄ちゃん」を連呼するのは20歳前後のファンへのサービスか。

「わがまま」シリーズは、かなりの曲があるが、堂々とわがままを言って甘えるという同タイプの歌には、榊原郁恵『わがまま金曜日』(10分以内に水玉の傘を持って迎えに来いと要求)、南野陽子『トラブルメーカー』(一人旅したいと言って彼の反応を試す)がある。
一方、『わがままコレクション』は、「リクエスト何でも聞いて」「甘えすぎても許して」「もっともっと無茶言って愛されたい」と、最初から最後まで終始無茶を言い募っているが、わがままの具体的な内容には一切触れていないのが面白い。『年下の男の子』でも「デートの時間に遅れる」など、具体的に歌っている。

次は「妹」シリーズ。
南沙織『ともだち』では「妹か恋人かともだちになりたいの」と、妹は第1志望として歌われているが、この曲へのアンサーソングである河合奈保子『17才』(タイトルも南沙織へのオマージュ)では「友達じゃない 妹じゃない 恋人への階段登り始めたら」と、妹扱いは拒否されている。
妹では満足できない、恋人にしてほしいというのが、普通の要求だろう。SKE48『狼とプライド』でも「妹なんて言わせない」と歌っている。
しかし、『わがままコレクション』では、「お兄ちゃん」と呼び、甘えさせてとねだる。「つき合っているのか微妙だけど」という自覚もあり、妹と恋人の間の微妙な関係を楽しんでいるのだろう。
なお、本当の兄を歌った歌では、アルバム曲だが、南野陽子『兄貴が彼女を連れてきた』は、自慢の兄貴より背が高い彼女の訪問に戸惑いつつも応援するという、ほのぼのとした歌だ。榊原郁恵『私の先生』では、パジャマ姿で家の中をウロウロするなと兄に叱られるが、これは兄の方が意識過剰か。あとはわらべ『めだかの兄妹』が、人間ではないが兄妹もの。

それから、「付き合ってからの期間」シリーズにも当てはまる。
「少し大人のあなたは 会ってまだまだ半年」という期間は、松田聖子『赤いスィートピー』の「知り合った日から半年過ぎても手も握らない」と同じで、王道ローテ(?)だ。
チームB『好き好き好き』の「付き合って2ヶ月が経っても何にも起きない私達」より長い。
うしろゆびさされ組『象さんのすきゃんてぃ』の「10ヶ月も前から止まっている恋」、『技ありっ!』の「「またね」で通して10ヶ月」より短い。
2か月は焦り過ぎ、10ヶ月では引っ張り過ぎ。個人差はあるが、半年くらいが二人の関係を見つめ直す頃合いなのだろう。

それから、「構ってくれないとスースーして来る」の「スースー」は、印象に残る言葉だが、心に穴が空いた喪失感を表現しているのだろう。逆に、チームA『I'm crying』の「幸せってどういう味 スースーするかな」は、どちらかと言うと快感の意味で使っているようだ。それとも、幸せになっても満たされない思いは消えず、相変わらず「スースーするかな」と歌っているのか。
若者言葉は難しい。

歌っているのは、年少メンバーを集めた、可愛らしいチーム編成だ。
前サビの後の歌い出しは、渡り廊下走り隊でも聴き慣れた渡辺の安定感ある歌唱。続く松井珠理奈には、一瞬戸惑うが、年齢からすればむしろ最年少でこの曲にふさわしい。私には、違和感なく他のメンバーと調和しているように思える。
その後の歌唱パートは正確には分からないが、多田、前田亜美、佐藤すみれ、小森も楽しそうに歌っているようだ。
この6人から「お兄~ちゃん」でなく「お父~さん」と呼びかけられたら、どんな気分だろうか。
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