7月17日昼の部を見てきた。
ダブルキャストの佐藤亜美菜・佐藤夏希にとっては初日だ。
観るとすれば、もう片方のキャスト(倉持・大家)の日であろうナッキーさんは誘わず、一人でチケットを取った。
サンシャイン劇場は、ほとんどがAKB(SDN)のファンと思われるファンで一杯。
祖母が遺したナイトクラブ「TRUSH」を再興させるべく立ち上がった大学生(亜美菜)と友人(夏希)。その呼びかけに集まったダンサー5名(SDN48の浦野、大堀、梅田、加藤、チェン・チュー)を含め、そのナイトクラブの呼び物だったセクシーなダンスショーを復活させるべく努力する話である。
ありがちな設定で、途中5名それぞれの屈折が明かされたり、開店前日に予期せぬトラブルが起きたり、常道のドラマがあって、クライマックスを迎える。
クライマックスはダンスシーン。これがまた微妙だ。ポールダンスでセクシーという触れ込みだが、確かに露出の多い服で、ポールにつかまって股を開いたりするのだが、そんなに煽情的でもなかった。
一生懸命練習したことは見てとれたが、まだ初日とあって、ちょっと台詞の間が悪かったり、噛んでしまった所もあった。
笑いを取っていたのは、大堀とチェン・チュー。亜美菜は健気な感じがよく出ていたし、夏希は意外に自然な演技だった。
浦野の役は、今回も少しねじが外れたような役。ダンスシーンでは、ダイナミックと言うより、メリハリの効いた感じ。手足の細さは尋常ではなかった。セクシーという言葉からは、かなり遠い。私も含め、彼女のファンは、あまりそういうものは期待していないと思う。
浦野の出演する舞台はこれで4作目と思うが、一応全部観ている。
オタクの寄せ集めチアリーディングチームを描いた『中野ブロンディーズ』。(設定が今回の『DUMP SHOW!』と似ている)
モト冬樹主演のコメディで、堂々と相手役を演じた『キマズゲ-愛のことば-』。
泉鏡花の生涯と作品を組み合わせて構成された音楽劇『泉鏡花』。
この中では、『キマズゲ-愛のことば-』が、演劇としても、浦野の魅力発揮としても、出色だった。
『泉鏡花』と今回の『DUMP SHOW!』は、はっきり言って、AKBファンを当て込んだ企画。演劇としての高い完成度は求めないが、AKBメンバーの魅力がしっかり出せるものにしてほしい。
メンバーの成長を考えるなら、やはり「他流試合」での緊張感が必要だろう。
ダブルキャストの佐藤亜美菜・佐藤夏希にとっては初日だ。
観るとすれば、もう片方のキャスト(倉持・大家)の日であろうナッキーさんは誘わず、一人でチケットを取った。
サンシャイン劇場は、ほとんどがAKB(SDN)のファンと思われるファンで一杯。
祖母が遺したナイトクラブ「TRUSH」を再興させるべく立ち上がった大学生(亜美菜)と友人(夏希)。その呼びかけに集まったダンサー5名(SDN48の浦野、大堀、梅田、加藤、チェン・チュー)を含め、そのナイトクラブの呼び物だったセクシーなダンスショーを復活させるべく努力する話である。
ありがちな設定で、途中5名それぞれの屈折が明かされたり、開店前日に予期せぬトラブルが起きたり、常道のドラマがあって、クライマックスを迎える。
クライマックスはダンスシーン。これがまた微妙だ。ポールダンスでセクシーという触れ込みだが、確かに露出の多い服で、ポールにつかまって股を開いたりするのだが、そんなに煽情的でもなかった。
一生懸命練習したことは見てとれたが、まだ初日とあって、ちょっと台詞の間が悪かったり、噛んでしまった所もあった。
笑いを取っていたのは、大堀とチェン・チュー。亜美菜は健気な感じがよく出ていたし、夏希は意外に自然な演技だった。
浦野の役は、今回も少しねじが外れたような役。ダンスシーンでは、ダイナミックと言うより、メリハリの効いた感じ。手足の細さは尋常ではなかった。セクシーという言葉からは、かなり遠い。私も含め、彼女のファンは、あまりそういうものは期待していないと思う。
浦野の出演する舞台はこれで4作目と思うが、一応全部観ている。
オタクの寄せ集めチアリーディングチームを描いた『中野ブロンディーズ』。(設定が今回の『DUMP SHOW!』と似ている)
モト冬樹主演のコメディで、堂々と相手役を演じた『キマズゲ-愛のことば-』。
泉鏡花の生涯と作品を組み合わせて構成された音楽劇『泉鏡花』。
この中では、『キマズゲ-愛のことば-』が、演劇としても、浦野の魅力発揮としても、出色だった。
『泉鏡花』と今回の『DUMP SHOW!』は、はっきり言って、AKBファンを当て込んだ企画。演劇としての高い完成度は求めないが、AKBメンバーの魅力がしっかり出せるものにしてほしい。
メンバーの成長を考えるなら、やはり「他流試合」での緊張感が必要だろう。