WESTWOOD -手作りビンボー暮らし-

持続可能な社会とは、必要なものはできる限り自分(達)で作る社会のことだ。衣食住なんでも自分で作れる人が偉いのだ。

メープルシロップ製造実験の結果

2019年03月21日 | 里山

1月末から2月末まで採取し、冷凍保存しておいたウリカエデ樹液を煮詰めて濃縮してみました。
採取は3月初旬まで行ったのですが、3月に入ってからの収量は激減、3月の収量は10日ほどで約50mlでした。
最終的な総収量は3,700ml程度でした。

大きい鍋が無いので中鍋で、冷凍樹液を順に溶かしては鍋に足して煮詰めていきます。

煮詰まって濃縮されてくると褐色を帯びてきました。

40mlくらいに煮詰まったところで火を止めて舐めてみるとかなり甘い、蜂蜜とも違うまさにメープルシロップの優しい甘さ!、う、うまいっ!!。ここまで濃縮するのに中火で約4時間もかかりました。
屈折糖度計で糖度を計ってみました。手持ちの糖度計で測れるのは30%(30度)まで。測定範囲を超えてしまったので3倍に希釈して計ると、約17度なので濃縮樹液の糖度は約50度ということになります。

約3,700ml→約40mlなのでほぼ90倍に濃縮したことになります。ネット情報の倍は濃縮したことになる。当地のウリカエデの樹液は糖度が低いのかな?
見た目も味もまさにメープルシロップ!

ウリカエデからメープルシロップが作れる、しかも予想以上に美味しいことは確認できました。
ただ、収率はかなり少ないことも判明。ちょっと商品化は無理っぽいですね。残念。


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