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てらまち・ねっと



 今年の締めのブログは、ヤマイモのこと。
 植えて、ただ置いておくだけでこんなにできるなんて、あらためて驚きます。
 
 先日、約半分掘りました。
 その様子と、食べ方のこと。

(どの写真もクリックすると拡大。写真右下あたりのクリックでさらに拡大)

 草をそのままにしているのは、保温のため。
 先回は、端から掘った。
 今回は、途中から横抜きできるかの実験を兼ねて掘る。
 理由は、違う品種などを植えたとき、「横抜き」できれば、試し(比較)堀ができること。
 だって、こんな風、横長のマンションのよう植えてあるから


 草の中だけど、根元には、ちゃんと、植える時の位置の目印にした「箸」の頭がある。
 この下に、パイプの受け皿がある。
 ムカゴもごろごろ。



新しいイモは、バッチリ、受け皿に入っている。
大きさも十分。
 


 横抜きしてみた。
 左側が上だから、パイプの方向、つまり左斜め上方向に引き抜いた。
 土の中で、ズレて動き始めるまで、渾身の力が要った。


 右側の土の中を覗く。
 この穴の「上」にパイプがズラズラと積まれている。
 ちぎれたイモも見える。この理由は後でわかる。


 水平に植えた親イモ。
 ちゃんと、畝の上のほうで、横になったままで残っている。
 養分を放出して、しわくちゃになって。


 ホイホイ、ヒョッヒョッと、なんと気楽で楽しいヤマイモ堀り。
 労働単価でみたら、極めて効率的。

たまには、変った根の出方、変ったカタチをしたイモもあるさ。
 

一つの親イモから2本の子イモの変わり者が、
続きで並んでいた。
 ⇒ 

午前で議会定例会が閉会した12月22日の午後、
5~6本掘ってみるつもりだった。
が、簡単に出来るので、
全体の約半分の25本のパイプを掘った(抜いた)。
 

畑から上がって、すぐにホースで水洗い。
ま、「壮観」のうちに入るかな。
「ヤマイモ」だから。
  


食べるときは
 洗って、よく乾いた状態で、コンロで、根を焼く。
 そのあと、水を流しながらタワシで好みにこする。




 皮を丁寧にむいたり、こすっても、所詮、「捨てること」にかわりないからもったいない。
 だから、私は、包丁で、スパッ、スパッと皮部分を落とす。
 皮側は、濃い目の塩にして茹でるだけ。



スライスはワサビ醤油で。
 


おろす時は、すり鉢で丁寧おろすのが一番。
でも、結構、手間。
今は、たいていは、おろしがねでさっとすってから、
すり鉢で仕上げている。
 出し醤油で好みにのばす。
 海苔で包んで揚げてもおいしい(上野レシピ)。
 

昨年、初めてやってみたパイプ栽培。
今年は、50本に増やして植えた。
畑からたくさんの楽しみをもらえた。

今は、まだ、カタチの悪いくずイモを食べている。
家にいるときは毎日食べている二人は、元気もりもり(笑)

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 去年は、石原産業のフェロシルトの不法投棄のことで多忙だった。
 今年は何といっても、やっぱり、岐阜県庁の裏金のこと。
 その県や知事のことがまめられているので紹介する。

 ところで、このブログの今年の締めは、あとで作って、「ヤマイモの大収穫」としたい。

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●「疾風怒濤の日々」仕事納めで知事  12月29日 中日  
集まった管理職を前に、一年を振り返る古田肇知事=県庁で
 今年後半、裏金問題に揺れ続けた県庁で28日、仕事納め式が行われた。集まった約300人の管理職らを前に、古田肇知事は「不正資金問題が発覚して以来、厳しい日々を送ってきた。疾風怒濤(しっぷうどとう)の時期だった」と述べ、裏金問題の対応に追われた1年を振り返った。
 その上で「今年後半はわれわれにとって大きな試練の時期だった。この試練を乗り越えることで、足腰の確かな県政になる。引き続きよろしくお願いします」と県職員に対し、県政再生へのさらなる協力を訴えた。また「政策本位で活力を県に持ち込む。同時に県政再生プログラムをしっかり進める」と来年への抱負も語った。
 利子を含めて総額約19億2000万円の裏金返還は終わっておらず、県政再生プログラムの進ちょく状況も道半ば。県庁では来年も引き続き裏金問題への取り組みが続く。
 県民との窓口役として、裏金の苦情対応を続けてきた行政改革課の石原佳洋課長は古田知事の訓示を聞いて「県民の皆さまに申し訳ないという気持ちでいっぱいの1年だった。新年は気持ちを切り替え、信頼回復へ向けて頑張りたい」と語った。(坪井千隼)
 ◇「頑張り目立った」 県警本部長

 県警本部で28日、仕事納め式が行われた。
 課長補佐以上の約270人を前に、大園猛志本部長は「ことしは新庁舎への移転で始まり、全国植樹祭での警備部をはじめとする活躍があった。街頭犯罪が減り、ことし発生した殺人事件でも来年への持ち越しがなく、頑張りが目立った」と訓示。
 「捜査2課の活躍も大変目立った」とし、県庁の裏金横領事件や振り込め詐欺、金融機関元職員による多額の横領事件などでの仕事ぶりを評価した。 (山下麻子)

● 岐阜県が「倫理憲章」制定 再発防止の一環  12月28日 中日
 岐阜県は28日、裏金問題への反省から、県政再生プログラムの再発防止策の一環として「県職員倫理憲章」を制定した。
 前文で「二度とこうした問題を起こさないことを決意し、県民の奉仕者として、全力で職務に取り組むことを誓う」などと宣言。憲章は8項目で、組織の隠ぺい体質に反省を示し「職員が一丸となって、風通しのいい組織風土をつくる」などと決意を表明している。
 28日開いた県政再生推進本部員会議で制定が決まり、出席した古田肇知事は「若い職員のワーキングチームが憲章作成に取り組んだのは、とても大切なこと。県政の信頼回復のため、試練を乗り越えたい」と述べた。

● <信頼回復へ 古田知事インタビュー>(上) 裏金問題 12月28日 中日
 組織的な裏金づくりと、長年隠ぺいしていたという前代未聞の問題発覚から6カ月。古田肇知事は本紙のインタビューに応じ、県政の存在基盤さえ揺るがしたことを指摘し「県政はマイナスからの再出発。政策本位を掲げ、しっかりと仕事を進めることで県民の信頼を回復する」との決意を語った。来年度の予算編成についても、信頼回復を屋台骨に位置づけ、県民の身近な生活に視点を置いた施策展開を図る考えを明らかにした。(聞き手 金森昭夫岐阜支社長)

 -今回の問題は県政史上、例を見ない。何が問われたのか。
 「県政にとってかつてない重大な出来事だ。信頼は勝ち得るまでは大変な時間がかかるが、なくすときは一瞬。この問題の発覚で、県政への信頼が一気についえたと言っても過言ではない。組織的に隠すというプロセスの中で、長い時間とともに、焼かれたり私的流用されたりとあってはならないことが起こった。この半年は、大変厳しく、つらいものだった」

 -組織的な隠ぺいは、風土的な問題もあったのではないか。
 「県民から預かった公金に対する感覚がまひしていたのではないか。さらに、『ある』ものを『ない』と言えば物事は隠す方向に進む。情報公開時代に逆行する行為が行われたのは、情報公開とは何かという考え方の整理が十分でなかったのではないか。それが、不都合なものにふたをする体質につながったと思う。残念だったのは、約1年かけた政策総点検でこの問題が浮上してこなかったこと。それだけに組織の体質に深刻な影を落としていたと痛感した」

 -厳しい県民批判がある。地方行政全体にも影響を与え、それらに対し応えられたと考えるか。
 「どうしたらいいか、提言してほしいと職員に呼びかけ、それを整理したのが県政再生プログラムの再発防止策。約2500人、約5000件の提案があり『何とかしなければ』という職員の思いをひしひしと感じた。監査が及ばない県職員組合に集約し隠すことは全国で例がない。全国知事会議では、地方分権の流れに水を差すような出来事であるとおわびした。職員処分は不服申し立てもあるが、その問題は手続きの中で粛々と対応されると思う」

 -県職員OBの全額返還が達成できなかった場合、責任はどこにあるのか。
 「長期にわたる不正資金の隠ぺいをもたらした原因者の責任は極めて重い。その発端におられた方々が、全責任を受け止めてもらわなくてはならず、その自覚に立って全額返還に取り組んでいただきたい。全額返還までは、かつての幹部の方々の責任は続く。梶原拓前知事らのリーダーシップを求めていく」
 -裏金問題は県民全体に影響を与えた。信頼回復のために新年の位置づけは重要だ。
 「岐阜県と言うと不正資金が代名詞みたいに言われ、嫌な思いをしたという話も聞く。県民の皆さんに申し訳ないという思いが強くある。再発防止策は広い意味で信頼回復策。新年はそれを実行する。政策本位で仕事をする中で、県の名前がポジティブ(積極的)な形で高まるようにしなければ。県民の皆さんのために一生懸命に仕事をすることでしか、おわびする道はない。そういう気持ちでいっぱいだ」

 【県庁の裏金問題】  1992-2003年度までの12年間の裏金は約17億円とされ利子を含めた総額約19億2000万円の返還に取り組む。県は懲戒免職8人を含む4375人を処分。逮捕者、自殺者も出た。裏金返還で、OBと現役職員の負担割合は6対4。現役分や県職員組合分などは一括返還され現役の個人負担分は来年4月から10年間で返還する。未返還はOB分のみ。

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