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てらまち・ねっと



 昨日の東京都議選、自民の圧勝だった。
 しかも、
   「自民の獲得議席は過去10回では1977年と85年の56議席を抜き最多で、全員当選は史上初めて。」 (毎日)
 という猛烈さ。

 揺り戻し、ブレの大きいのが最近の選挙だから、次回はこれがひっくり返る可能性もある。

 例えば、「アベノミクス」は次の争点にはならないだろうし。
     今回の都議選は都政課題の明確な争点がなく、各党は安倍政権の経済政策「アベノミクス」への評価を主要な争点に取り上げた。(毎日)
 
 民主は再起不能か。
  昨年の衆院選に続いて首都圏で足場を築くのに失敗し、参院選に向けての戦略見直しが迫られる。(毎日)
 
 今後についての予測。
   与党は最終盤の国会では野党に譲歩せず、24日に衆院の新区割り法案を衆院本会議で3分の2で再可決、成立させる方針だ。  (朝日)

 民主の管内閣のとき、菅氏が思い上がって「消費税増税」を突然言い出して、参議院選挙で大敗、せっかく交替した政権を崩すきっかけを作った。
 自民も、おごれば同じことになる。

 ともかく、昨日の都議選の各党の結果は、6月2日のこのブログで紹介した「zakzak」の予測、それがおおむね当たった、
・・というより、自民も共産もその予測をさらに増幅させた結果、だった。

 下記にその予測の部分を再掲する。
 ちゃんと予測する人は予測するものだ。

 念のため、都選管の開票データにもリンクしておく。

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 ●東京都選管    平成25年6月23日執行 東京都議会議員選挙



開 票 結 果 平成25年 6月 24日 01時 00分 確定
平成25年6月23日 東京都議会議員選挙
開 票 結 果
平成25年 6月 24日 01時 00分 確定
※目的の選挙区名のリンクをクリックしてください。





   6月2日ブログ ⇒ ◆国際的な波紋に/橋下慰安婦発言/6月の東京都議選や7月の参院選 “ドロ舟”維新から脱走者続々

 ・・・・・・・・・・・・・(略)・・・・・・・・・ 
 作戦を間違えた「維新」は凋落傾向。
 とはいえ、その分「自民」が増えるというから、すっきりしない話。
 すっきりしないけれど、社会情勢の確認として一応は記録しておく。

 今月6月に行われる東京都議選は、7月の参院選の前哨戦とされている。
 東京というつかみどころのない都市型の選挙で、投票傾向がよく似ているとされる。

 それについて、 zakzak の報道は印象的。
   「自民党、極秘世論調査 都議選維新は1、2議席… 自民は圧勝」
   「維新から離れた有権者は、どこに行ったのか。自民党調査は驚きの傾向を示している。
    最も伸びているのが共産党だ。このまま行くと議席倍増の16になる。
    この数字を見る限り、維新を支えていたのは基本的に『自民党はイヤだ』という人たちとみていい。
    民主党にも流れた。当初は『民主党1ケタも』といわれたが、今回の調査では20を超え
    自民党は圧勝で、前回参院選で勝利した民主党はやや持ち直し、公明党は堅調、共産党が復調となり、
    維新は『選挙区と比例区を合わせても1ケタ』」

   【東京都議会議員選挙 各党議席予測】【拡大】
    
・・・・・・・・・(略)・・・

以下は、昨日の結果
●都議選 自民全員当選で圧勝 民主大敗
          NHK 6月24日
  23日の東京都議会議員選挙で、自民党は59人の候補全員が当選して圧勝し都議会第1党に返り咲くとともに、第2党となった公明党と合わせて過半数を大きく上回りました。
一方、民主党は議席を半分以下に減らして大敗し、共産党を下回って都議会第4党に後退しました。

東京都議会議員選挙は、23日夜に開票が行われ、42選挙区、127のすべての議席が確定しました。

自民党は擁立した候補59人全員が当選して選挙前より議席が20増加し、前回の選挙で民主党に奪われた都議会第1党に返り咲きました。
都議会議員選挙で自民党の候補全員が当選したのはこれが初めてで、自民党は平成に入って最も多くの議席を獲得しました。

また、公明党も候補23人全員が議席を確保して第2党となり、自民・公明の両党で合わせて82議席と、過半数の64を大きく上回りました。

一方、前回の選挙で都議会第1党となった民主党は、複数の議席があった世田谷区や品川区などの選挙区ですべての議席を失うなど、選挙前の43議席から半分以下の15議席に減る大敗となり、都議会第4党に後退しました。

共産党は選挙前が8議席で、今回、議会で議案提出権を持つことができる11議席を目標としていましたが、これを大きく上回る17議席を獲得し、民主党を抜いて都議会第3党に躍進しました。

また、みんなの党は、党として初めての都議会議員選挙に臨み、選挙前の1議席を大きく上回る7議席を獲得しました。

地域政党の東京・生活者ネットワークは、選挙前より1つ多い3つの議席を獲得しました。

日本維新の会は34人を擁立しましたが、獲得したのは2議席にとどまりました。

このほか無所属は1人が当選し、生活の党と社民党、みどりの風、それに諸派はいずれも議席を獲得できませんでした。

●都議会選挙、自公全員当選、惨敗・民主は第4党に転落
              日刊ゲンダイ 2013年06月24日
きのう投開票された都議選は、自民党が全員当選して59議席(告示前39議席)に躍進、公明党も23人が全員当選し、自公で過半数の64を大きく上回る82議席を獲得した。

惨めなのは15議席しか取れなかった民主党で、共産党が8→17議席と躍進したため、ついに都議会第4勢力に転落した。

現有の3議席を確保できるかが注目された維新は2議席。
しかし、松井幹事長は早々と橋下代表の辞任を「逃げる人ではない」と否定した。

民主党の海江田代表も「(参院選までは)選挙の途中」という言い方で、責任論を封じ込めた。

●自公圧勝、全員当選=自民第1党奪還、民主・維新惨敗—2番目に低い投票率・都議選
               ウォール・ストリート・ジャーナル日本版 /時事 /2013年 6月 24日
7月の参院選の前哨戦として注目された東京都議選(定数127、42選挙区)は23日投開票された。前回大敗した自民党は擁立した59人全員(現有議席39)が当選。
同じく全員当選(同23)を果たした公明党と共に、過半数(64議席)を大幅に上回る82議席を獲得した。

自民党は民主党から4年ぶりに都議会第1党を奪回した。一方、民主党と日本維新の会は惨敗。
民主党は第3党以下にとどまる見込みだ。
共産党は議席数を倍増。
みんなの党も現有を上回る議席を獲得した。

 都議選の結果は、衆参のねじれ解消を目指す自公両党にとっては弾みとなりそうだ。
民主党などは戦略の練り直しを迫られる。


24日午前0時20分現在の党派別の当選・当確者は、自民59人、公明23人、民主15人、共産16人、維新2人、みんな6人、東京・生活者ネットワーク2人、無所属1人。

 投票率は、都政で目立った争点がなかった影響で、43.50%と前回(54.49%)を大きく下回り、過去2番目に低かった。

 与野党は、国政選挙並みの態勢で選挙戦に臨んだ。自民党は、安倍晋三首相や閣僚、党幹部らが相次いで選挙区に入り経済政策「アベノミクス」などの実績を強調。「強い経済を取り戻していく」(首相)などと支持を訴えた。公明党の全員当選は6回連続。

 44人(現有議席43)が立候補した民主党は「本当に暮らしを守る立場に立っているのか」(海江田万里代表)と、アベノミクスを批判したものの浸透しなかった。
「第三極」では、維新は34人(同3)を擁立したが、橋下徹共同代表(大阪市長)の従軍慰安婦をめぐる発言の影響などで低迷した。
20人の公認候補を立てたみんな(同1)は健闘。
共産党(同8)は全選挙区に計42人の候補を擁立し、低投票率の中、安定した戦いを繰り広げた。

●自公が全員当選 民主は第4党に転落 都議選
            朝日 2013年6月24日
 党派別の当選者
東京都議会議員選挙(定数127)は23日投開票され、自民党が都議会第1党を奪還した。公明党とともに全員当選し、両党で過半数を確保した。経済政策アベノミクスを前面に訴えた安倍晋三首相(自民党総裁)の戦略が奏功。両党は7月の参院選へ弾みをつけた。共産党が躍進する一方、前回、第1党の民主党は第4党に転落する惨敗を喫し、日本維新の会も伸び悩んだ。参院選に向け態勢の立て直しを迫られる。

開票結果はこちら
 投票率は43・50%で、前回都議選の54・49%から10・99ポイント下落。過去2番目の低さだった。

 安倍首相は23日深夜、都内の自宅で「半年間の政権の実績に一定の評価をいただいた。参院選の勝利を目指したい」と記者団に語った。自民党の石破茂幹事長も記者会見で「気を引き締めて、緊張感をもって参院選を戦う」と述べた。

 自民党は国政選挙並みの態勢で経済政策を中心に訴え、59人の全候補が当選した。公明党も現職23人が議席を維持し、6回連続で全員が当選した。山口那津男代表は23日夜の会見で「参院選でも流れは変わらない」と強調した。

自公は都議選で弾みをつけ、参院選で与党過半数を確保する戦略だ。
都議選の完勝で自民党内には「参院選で負ける要素はない」(派閥領袖〈りょうしゅう〉)との声が広がる。

与党は最終盤の国会では野党に譲歩せず、24日に衆院の新区割り法案を衆院本会議で3分の2で再可決、成立させる方針だ。

 前回、第1党に躍り出た民主党。昨年末の衆院選大敗で公認を44人に絞ったが、退潮傾向に歯止めがかからず、公明、共産両党の議席を下回った。
海江田万里代表は23日午後、那覇市で記者団に「(参院選と)一体の選挙で選挙戦は途中だ」と続投を表明したが、参院選の結果次第では進退論が浮上しそうだ。

 一方、現有8議席の共産党は、2人区でも当選を果たすなど都議会で議案提出権のある11議席を超える17議席を獲得。自公に続いて第3党となった。
志位和夫委員長は23日夜の会見で「訴えが評価され、大変うれしい。自民党に正面から対決し、対案を示す姿勢が重要だ」と語った。

 衆院選に続いて躍進を狙った維新は、橋下徹共同代表の従軍慰安婦をめぐる発言などで逆風下の選挙戦となり、2議席獲得にとどまった。
党内には橋下氏の責任を問う声もあるが、松井一郎幹事長は23日、大阪市内で記者団に「逃げないのが彼の考え方だ」と述べ、辞任を否定した。石原慎太郎共同代表との二枚看板で参院選に臨む方針だ。

 維新との選挙協力を解消したみんなの党は1議席から7議席へ躍進。
渡辺喜美代表は23日夜の会見で「ぶれない改革姿勢が認められた」と語った。

●東京都議選:自民59人全員当選 第1党奪還 民主惨敗
             毎日新聞 2013年06月23日
 ◇公明も23人全員が当選
 参院選の前哨戦として注目された東京都議選(定数127)は23日投開票され、自民党が全42選挙区に擁立した59人全員の当選を果たし、都議会第1党の座を奪い返した。
自民の獲得議席は過去10回では1977年と85年の56議席を抜き最多で、全員当選は史上初めて。
協力関係にある公明党も23人全員が当選した。共産党は現有8議席から倍増以上の17議席を獲得し、第3党に躍進。前回54議席と大勝した民主党は15議席にとどまり、第4党まで転落した。都議選では初の本格参戦となった日本維新の会も2議席と伸び悩んだ。投票率は前回(54.49%)を大きく下回り、過去2番目に低い43.50%となった。

 今回の都議選は都政課題の明確な争点がなく、各党は安倍政権の経済政策「アベノミクス」への評価を主要な争点に取り上げた。

 自民党は「準国政選挙」(安倍晋三首相)と位置づけて、3分の1の14選挙区に複数擁立するなど攻めの戦いを展開。港区で2議席独占、3人を立てた大田、世田谷、練馬区でも全員当選を果たすなど強さを見せつけた。現職のみを公認した堅実な選挙で第2党になった公明と引き続き協力体制を敷き、都政運営を主導する構えだ。

 民主党は公認を前回より14人少ない44人に絞ったが、1人区で全敗したほか、定数8の世田谷区、同6の杉並区でも議席ゼロになるなど、昨年の衆院選から続く失速に歯止めがかからなかった。都議会ではこの4年間で離党者が相次ぎ、第1党としての存在感を発揮できなかったことも、都民の失望につながった。

 3回連続で議席を減らしてきた共産は、自公の大量得票で当選ラインが下がった定数3以上の選挙区などで健闘し、現有議席を大きく上積みした。みんなの党も無党派層の一定の受け皿となり、支持を伸ばした。

 一方、大量の34人を擁立した維新は、共同代表の橋下徹・大阪市長の従軍慰安婦問題などを巡る発言による逆風をはね返せなかった。
昨年の衆院選に続いて首都圏で足場を築くのに失敗し、参院選に向けての戦略見直しが迫られる。【清水健二】

 



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