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てらまち・ねっと



 「自分は嘘つきではない」と思っている人は、それ自体で「ウソをついている」、「自分は嘘つき」と思っている人は、嘘つきではない・・・・という話がある。
 自分はどっちか、気になるところ。

 ところで、脳活動から「どうして正直者と嘘つきがいるのか」という研究が発表された。

 むろん、見てみた。
 ★時事通信
 《報酬を期待する際に働く「側坐核」という領域の活動が活発な人ほど、うそをつく割合が高かった。》
 《うそをつかなかった人は、理性的な判断や行動をつかさどる脳の領域「背外側前頭前野」がよく活動していた。》

 ★読売テレビ
 《側坐核は報酬や快感など人間の欲求に反応する部分で、欲求が強い人ほどウソをつく可能性が高いことが証明された》
 《今回の実験結果は世界で初めて。側坐核の活動の個人差によって、正直さや不正直さがある程度決まる》

 そして、今後は、  《食べ物や異性など、お金以外の欲も研究を進めたい》 ★時事通信

 大学のページを見ると報告が掲載されていた。
 
   ★ 京都大学/研究/ どうして正直者と嘘つきがいるのか? -脳活動からその原因を解明-2014年8月6日

 上記には、次の説明が記されている。
 【その結果、報酬(今回の研究ではお金)を期待する際の「側坐核(そくざかく)」と呼ばれる脳領域の活動が高い人ほど、嘘をつく割合が高いことがわかりました(図)。さらに、側坐核の活動が高い人ほど、嘘をつかずに正直な振る舞いをする際に、「背外側前頭前野(はいがいそくぜんとうぜんや)」と呼ばれる領域の活動が高いこともわかりました。】

 さらに、も少し詳しく出ているのは、
  ⇒ ◆PDF版/「どうして正直者と嘘つきがいるのか? -脳活動からその原因を解明―」

 【お金への誘惑に打ち勝って正直に振る舞うためには、報酬への反応性が高い人ほど、より強い前頭前野による制御が必要という可能性を示唆しています】

 と記されている。
 報道とは、ちょっとニュアンスが違う。

 ふむふむ、というか、やっぱり、ふむふむ・・・

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●うそつき、脳で分かる?=活動領域で解明-京大
      時事2014/08/06-06:18
 脳の活動領域から正直者とうそつきの違いが分かったと、京都大の阿部修士特定准教授らの研究グループが発表した。報酬を期待する際に働く「側坐核」という領域の活動が活発な人ほど、うそをつく割合が高かったという。論文は7日、米科学誌ジャーナル・オブ・ニューロサイエンス(電子版)に掲載される。

 研究グループは20~30代の学生ら約30人を対象に、2種類の実験で脳活動を測定した。
 第1の実験は表示される画像に従ってボタンをうまく押せば、お金がもらえる仕組み。報酬への期待が大きい人は、側坐核の活動が活発だった。

 第2の実験ではコインの表裏を予測。正解するとお金がもらえるが、不正解だと失う。結果を予測してあらかじめ申告しておく場合と、心の中で予測するだけで当たったかどうかは自己申告に委ねる場合の2条件で試した。申告しない場合の正答率が不自然に高ければ、お金を得るためうそをついたと見なされる。

 この結果、第1の実験で側坐核の活動が活発な人ほど、第2の実験でうそをつく割合が高かった。第1実験で側坐核が活発だったのに、うそをつかなかった人は、理性的な判断や行動をつかさどる脳の領域「背外側前頭前野」がよく活動していた。
 阿部特定准教授は「食べ物や異性など、お金以外の欲に関しても同様の結果が出るか、研究を進めたい」と話している。

●正直と嘘、脳の側坐核が関係 京大研究結果(京都府)
        08/06 12:04 読売テレビ
正直な人と嘘をつく人との間には脳の側坐核という部分の活動に違いがあるという研究結果を京都大学の研究グループが発表した。

京都大学の阿部修士特定准教授らは28人のアメリカ人男女にコインの表裏を予想してもらい、予想が当ったと自己申告すればお金がもらえるというゲームを行いながら脳の活動を測定した。

その結果、側坐核という部分が活発に活動する人ほどウソの申告をする割合が高いことが分かった。

側坐核は報酬や快感など人間の欲求に反応する部分で、欲求が強い人ほどウソをつく可能性が高いことが証明されたという。今回の実験結果は世界で初めて側坐核の活動の個人差によって、正直さや不正直さがある程度決まることを示したものという。


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