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てらまち・ねっと



 全国最年少市長の美濃加茂市長が逮捕され、勾留2か月、先日、保釈された。
 市長は会見で、《「美濃加茂市を焼け野原にするぞ」と警察に言われた》と述べた、という。警察はヒドイもの。

 復帰早々、議会の一般質問の日程と重なり、マスコミもなお、注目。
 副市長との接触も禁止されていて、席を離す等の混乱もあった。

 その後、接触禁止は解除された。
 理由は、
 ★《郷原弁護士は「副市長と秘書係長については、検察官調書に同意しており、今後、証人尋問の請求をしないことも明らかにしている。証拠隠滅は考えられない」》(弁護士ドットコム)

 ふむふむ。「検察官調書」がそのまま、証拠になっていくようだ。

 ★《郷原弁護士は、来月4日の第4回同手続きで初公判の期日が決まる見通し。「9月中旬には第1回公判の期日が入るのではないか」》(日経)

 ともかく、美濃加茂市議会の議員や議会の動きが、不明確で分かりにくい。
 どうも、その一つの理由は(ひょっとしたら最大の理由は)来る9月21日告示の定例の市議選があること、かも知れない。
 
● ザ選挙 /岐阜県  美濃加茂市議会議員選挙
告示日 2014/9/21 投票日 9/28
選挙事由 任期満了   定数 16人

 このブログの管理人のスタンスは、金銭授受の如何にかかわらず、特定業者を議員時代から推薦、市長選の応援・協力も得て、当選したら、その業者の設備を導入したというのだから、これを容認しろといわれても無理な話、という位置。
 そんなこといいじゃん、という人たちは、同列ということにならざるを得ない。

 (関連エントリー)8月19日⇒ ◆金沢市長、辞職願提出/場外車券場巡り業者に便宜/「道義的責任」/来月にも市長選
 8月21日⇒ ◆美濃加茂市長は逮捕、拘留されて間もなく2カ月/金沢市長は辞職/両者は事案の構造が酷似

 ところで、今朝通知されてきた、昨日のこのブログの解析(gooブログ提供)データは
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 アクセスは最近の標準的な数。閲覧は、4000~7000が標準だけど、それが昨日の閲覧は「9325」もあった。
 どれかなぁ・・・

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●  美濃加茂市 トップ > お知らせ
市長から皆様へ
 私は、8月26日から公務に復帰しました。
 6月24日に逮捕され、8月25日に保釈されるまでの間、市民の皆様はじめ、関係各位にはご心配、ご迷惑をおかけしましたことを大変申し訳なく思っています。

 また、多くの市民の方々から激励をいただき、私の早期釈放・市長職への復帰を求める署名にも応じてくださったことに心から感謝いたします。

 引き続き、更なる市政進展に向けて邁進し、市民の皆様のために努めていきますので、今後ともよろしくお願い申し上げます。

  平成26年8月26日                   美濃加茂市長 藤 井 浩 人
担当部署:秘書課   掲載期間: 2014年8月26日(火) ~ 2014年9月4日(木)

●「美濃加茂市を焼け野原にするぞ」と警察に言われた――保釈された藤井浩人市長が会見
     (弁護士ドットコム トピックス)2014年08月25日 17時43分
受託収賄などの罪で起訴された岐阜県美濃加茂市の藤井浩人市長が8月25日、名古屋拘置所から保釈された。すぐに職務に復帰する意向を示していた藤井市長は、市役所に登庁後、記者会見を開き、「(保釈の条件である)接触禁止は幹部にも及んでいる。その点は守りながら、市長としての仕事を全うしたい」と語った。

●副市長や秘書係長らとの「接触禁止」が保釈条件
今回の保釈については、証拠隠滅のおそれがあるとして、海老和允副市長や秘書係長、総務部長など、多くの職員との接触が禁止されている。弁護人をつとめる郷原信郎弁護士によると、接触禁止の人との連絡については、第三者を介した伝言も許されず、弁護人が間に入らなければならないという。

郷原弁護士は「これほど多くの接触禁止条項がついていて、いささか驚いた。しかし、副市長と秘書係長については、検察官調書に同意しており、今後、証人尋問の請求をしないことも明らかにしている。証拠隠滅は考えられない」と語った。副市長と秘書係長については、接触禁止の対象外にするよう、保釈条件の変更を求めているという。


また、市議会本会議などで副市長と同席する可能性があることについて、郷原弁護士は「話をしない限り問題ない」「そもそも接触禁止とは、事件のことについて話せないということで、公務について話をしてはいけないわけではない」と語った。

●警察の取り調べで「市民に対する侮辱」
藤井市長は事件について、「現金を受け取った事実はなく、潔白だ」とあらためて主張。「取り調べでは、『早く認めて、市長を辞めれば楽になる』と散々言われた。しかし辞める事は少しも考えなかった。2万2000人の署名もいただいた。筋を通して、市長職を続ける考えに変わりはない」と強調した。

警察の取調べでは、「はな垂れ小僧に投票した市民は何を考えていたんだ」「早くしゃべらないと美濃加茂市を焼け野原にするぞ」と言われたという。「市民に対する侮辱だ。検察では取調べが録音・録画されていたが、警察でも必要だったのではないだろうか。今後、(取調べの可視化を)強く訴える立場にあると思った」と語った。

約2カ月ぶりに美濃加茂市に戻ってきた感想としては、「市民をみて本当に安心した。今日からしっかりと市長職をまっとうできる。空白期間の分を何倍にもして返さないといけない」と意気込んだ。今後取り組むこととして、「まずは現状認識が必要。これから幹部と話して、この2カ月間に何があり、何が止まっているのかを情報収集したい」と述べた。

●美濃加茂市長保釈 市民ら批判、支援の声
            読売 2014年08月26日
 受託収賄罪などで起訴され、25日に保釈された美濃加茂市長の藤井浩人被告(30)が、逮捕から約2か月ぶりに同市に戻った。市民からは藤井被告を批判する声が聞かれる一方、支持する意見もあった。藤井被告は26日に市長に復帰するといい、記者会見で「不在だった2か月を少しでも埋められるよう職務を全うしたい」と意欲を見せた。

 保釈された藤井被告は、午後2時過ぎ、市役所に戻った。市役所玄関前には支持者ら約50人が詰めかけ、「お帰りなさい」「藤井浩人」と書かれた横断幕を掲げて出迎えた。

 その後、藤井被告は議員報告会に出席し、2か月間の市長不在を市議に陳謝した。ある市議は「市幹部や後援会関係者ら接触を禁止されている人の多さに驚いた。これで市政が担えるのか」と疑問を呈した。

 報告会終了後、会見した森厚夫議長は27日に始まる市議会一般質問について「市長不在を想定していたが、市長が答弁者となるよう質問も変えたい」と述べた。その後の議会運営委員会で、質問内容は変えず、再質問に限り、市長が答弁することとなった。

 また、来月21日告示される市議選への影響について、森議長は「問責決議という形で市議会としてけじめを付けた。市長の事件と市議選とは別問題」とした。

 25日午後、市内で開いた記者会見で、藤井被告は問責決議について「日々の生活の中で反省する点もあった。疑いをかけられた裏には、私自身のおごりや慢心があったのではないかと思う」と話した。喫緊に取り組む市政の課題について「大雨の災害が多い。美濃加茂市も対策ができているか確かめたいが、災害担当の職員に接触禁止のため非常に苦しい部分はある」と語った。

 保釈の条件について弁護人の郷原信郎弁護士は「保釈許可決定にこれほど多くの接触禁止がついてるのは驚いた」と話し、「副市長と秘書係長については、事件との関連性はないと判断して、接触禁止の解除を請求した」と述べた。

 藤井被告は同日午後6時頃、JR美濃太田駅周辺で街頭演説し、支持者らに「ご迷惑をおかけしました。また頑張るのでよろしくお願いします」と握手を交わして訴えた。

 同市の60歳代の女性は「業者から現金の授受はあったかどうかわからないが、業者と会うのは不自然。大いに反省してほしい」と厳しい口調で語った。一方、市職員の40歳代の男性は、「保釈の許可が出て良かった。厳しい接触の条件がついてるが、職員の士気もこれから上がるだろう」と喜んでいた。

●美濃加茂市長、辞職を再度否定 市議会一般質問
       (中日新聞)2014年8月27日
 プール水浄化設備の導入をめぐる事前収賄罪などで起訴され、25日に保釈された岐阜県美濃加茂市の藤井浩人市長(30)は27日、逮捕後初めて市議会の議場に立ち、9月定例会の一般質問に臨んだ。藤井市長はあらためて潔白を強調し、辞職の考えを否定した。

 保釈条件として接触を禁じられた海老和允副市長は、市長から約15メートル離れた場所に着席。30席の傍聴席は満席となり、市は庁舎内に臨時の中継室を設けた。

 議会が19日に可決した、勾留による長期不在の責任を問う問責決議への回答を求められた藤井市長は、「しっかり受け止めた。体調を気遣う声もいただいたが、(長期不在の責任を問う)問責をいただいた以上、すぐにでも復帰したいと考えた」と答弁。進退については「潔白にもかかわらず辞めるということは、市長の責任を放棄すること」と辞職する考えがないことを再度、強調した。

 国や県への要望活動を例に、市のトップが起訴されたことによる対外的な信頼低下を問う質問には、海老副市長は「感覚的には(支障は)あるでしょうが、(市長不在の間)事務的にはスムーズに行われていた」と答弁。藤井市長は「私も議員の皆さんも政治家。(今後)私が出向けない場合は、カバーもよろしくお願いしたい」と協力を求めた。

●「市長名の賞状受け取らない人いる?」想定外の公務復帰に問題も
 共同 2014/08/27 岐阜新聞
     岐阜 2014年08月27日
不安の中“再出発” 美濃加茂市長、公務復帰
臨時の職員朝会で深々と頭を下げる藤井浩人市長=26日午前8時13分、美濃加茂市太田町、市生涯学習センター
 26日から本格的に美濃加茂市長職に復帰した藤井浩人被告(30)=事前収賄などの罪で起訴=。「責任の重さを感じる。しっかりやるしかない」と意欲的に仕事を再スタートさせた。一方、想定外の復帰に、市では臨時の部長会を開くなど対応に追われた。

 藤井市長は、午前7時50分、職員の車で登庁。記者の質問に対し「2、3時間ほどしか眠れなかった」と話したが、引き締まった表情を見せた。

 午前8時10分すぎからは、市役所隣の市生涯学習センターで約200人の職員に対してあいさつ、拍手で迎えられた。職員は「未来に向かって事業を進めたいので協力を」と何度も頭を下げる藤井市長を真剣な表情で見守った。

 午前中は約2カ月ぶりに部長会に出席し、今後の行事や27日から始まる市議会一般質問について説明を受けた。午後からは、市長室で一般質問の内容を精読するなどした。

 市は午後に臨時の部長会を開き、対応を協議。臨時部長会には、保釈条件で市長との接触が禁止されている海老和允副市長が出席し、市長は出席しなかった。

 一方、市長復帰したことで新たな問題も。市長勾留が長引き、延期が検討されていた11月の市制60周年式典の開催を当面、未定のままにするもようだ。式典の中心が功労者表彰のため、海老副市長は「感謝状に市長の名前は消せない。市長名の賞状を受け取らない人もいるか心配」と気をもむ。

 また、市は6月下旬、サッカーJ2・FC岐阜に所属する美濃加茂市出身の選手に、市の魅力を全国に伝える「夢大使」の委嘱を予定していた。ところが6月24日に市長が逮捕され、計画が頓挫。市長は保釈されたが、FC岐阜は「裁判の判決を待ちたい」としている。

●保釈の美濃加茂市長、議会で陳謝 接触禁止の副市長と距離
        琉球 2014年8月27日 共同
 事前収賄罪などで起訴され、25日に保釈された岐阜県美濃加茂市長の藤井浩人被告(30)が27日、逮捕後約2カ月ぶりに市議会本会議に出席し「迷惑と心配を掛け、心からおわびする」と陳謝した。議会は19日に藤井市長問責を決議している。

 議場の市長席の隣は本来副市長が座るが、保釈条件で接触が禁止された市職員14人に副市長が含まれており、約5メートル離れた席に替えた。市民約30人が傍聴に訪れた。

 藤井市長は答弁を求められ「潔白なのに辞めれば職務放棄になり、市民への影響が大きい」と辞職の考えがないことを強調。問責決議に関しては「しっかりと受け止めた」と述べた。(共同通信)

●美濃加茂市汚職:市長・藤井被告と副市長との接触禁止解除
     毎日新聞 2014年08月27日
 岐阜県美濃加茂市は27日、市長の藤井浩人被告(30)=受託収賄などの罪で起訴=の保釈条件になっていた海老和允(かずよし)副市長との接触禁止が解除されたことを明らかにした。

 市は市議会議場の副市長席を市長席から離していたが、28日から市長席の隣に戻す。藤井市長は取材に「直接話せず困っていたのでありがたい。(接触禁止の)他の職員も早く解除してほしい」と話した。

 保釈条件として藤井市長は、海老副市長のほか、産業振興部長ら市職員14人を含む30人との接触を禁止された。公判で証人となる可能性があるためという。弁護側はさらに接触禁止解除を求めていくとしている。【小林哲夫】

●藤井市長、語らず 美濃加茂市議会、事件追及相次ぐ
     岐阜 2014年08月28日
◆「公判に影響」繰り返す
 「公判を控えているので差し控えたい」。27日、逮捕から約2カ月ぶりに美濃加茂市議会本会議に出席した市長の藤井浩人被告(30)。事件に関する議員の質問に、厳しい表情でこう繰り返した。傍聴した市民や議員からは「市長の潔白を信じたい」とする一方、「説明責任を果たしていない」と批判の声も上がった。

 藤井市長は質問する議員に体を向け、メモを取りながら真剣な表情で聞き入った。議員の質問は市長の不在が前提で準備されたため、再質問に答える形で答弁した。

 「業者と癒着し、疑惑を掛けられただけで道義的責任があるのではないか」「裁判を受けながら市長を続けられるのか」─。

 議員の追及に対し、藤井市長は言葉を選ぶように「(浄水設備導入は)市のためにやったことで、やましいことはない」「不在だった期間を一日も早く埋めていきたい」と強調したが、事件に関しては詳しく語らなかった。

 本会議終了後、登壇した議員は「公判に関わることを言えないのは理解できるが」としながら、「問責決議に関し、答弁が抽象的だった。もっと市長の言葉で話してほしかった」。別の議員は「事件について説明しないと、そこで議論が止まってしまう。それこそが停滞だ」と指摘した。

 傍聴席には30席が埋まるほどの市民や報道陣が詰め掛け、別室で中継もされた。傍聴した無職男性(79)は「2カ月間もの空白があり、市長が自分の言葉で何を話すか聞きに来たが、曖昧な答弁だった。『潔白』だけでは説明になっていない」とこぼした。

 本会議後、藤井市長は「議員や傍聴者の後ろには5万5000人の市民がいると思い、自分の思いをできるだけ伝えたいという思いで議会に臨んだ」と話した。

●美濃加茂市長「自分の思いは伝えた」
       中日 2014年8月28日
 二十七日から始まった美濃加茂市議会の定例会一般質問。事前収賄罪などで起訴され、二十五日に保釈された美濃加茂市の藤井浩人市長(30)は逮捕後、初めて議場で答弁に立ち、市民や議員に陳謝した上で、辞職の考えを否定した。この日は七議員が登壇した。

 保守系最大会派「新生会」の高井厚議員は代表質問で、藤井市長の逮捕と勾留について「報道などの間接情報しか得られず、市民への説明の際など議会人として忸怩(じくじ)たるものがあった。対外的な信頼が低下するのではと心配した。われわれの動揺は理解してほしい」と述べた。

 市長を支持する柘植宏一議員(新流)は「設備導入に際し、藤井市長の働き掛けがあったか」と市長や市側の関係者に質問。藤井市長はここでも「なぜこうなったか、私自身、分かっていない部分がある」と述べるにとどめた。

 防災安全課を所管する渡辺文喜総務部長は「資料や情報収集が目的の実証実験として行った。市長からの働き掛けなどはなかったと認識している」。日比野安平教育長は「強引な働き掛けがあったとは認識していない」と述べた。

 閉会後、藤井市長はこの日の答弁を振り返って「自分の思いはしっかり伝えた」と納得の様子。ただ、充血した目からは、疲れも感じさせた。

 森厚夫議長は「保釈を想定していなかったので、各議員の市長への質問は中途半端になってしまった印象を受けた。刑事被告人という立場のとらえ方には議員の間で温度差も感じた」と振り返った。

 二十八日は五議員が質問する。 (酒井健、宮崎正嗣)

●「現金授受の有無など争点」美濃加茂市長弁護士
    日経 2014/8/29
 岐阜県美濃加茂市の雨水浄水設備を巡り、受託収賄罪などで起訴された美濃加茂市長、藤井浩人被告(30)について、弁護側、検察側の主張や争点を整理する第3回公判前整理手続きが28日、名古屋地裁で開かれた。

 手続き後に記者会見した郷原信郎弁護士は、争点整理がほぼ終わったと明らかにした。そのうえで「現金授受の有無や贈賄側の供述の信用性が争点になる」と述べた。来月4日の第4回同手続きで初公判の期日が決まる見通しといい、郷原氏は「9月中旬には第1回公判の期日が入るのではないか」と話した

 弁護団は藤井市長との接触が禁止されている市職員と支援者ら約20人について、証人尋問を申請しないことを決定。「罪証隠滅の恐れはなくなった」として、市長との接触禁止を解除するよう、名古屋地裁に請求した。

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