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てらまち・ねっと



 今日は、週明けの県庁での記者会見の資料づくり。
 行政にかかわる問題だからブログは、議員と行政のことを見てみた。ヘンな話もあるもの。今どき裏金疑惑も。 

●「新駅にトイレ設置要望あるが…」秋田市議会やらせ質問を議員へ依頼、市側は否定/河北 2018年02月28日
●奈良県葛城市に裏金疑惑 1億8千万円、百条委調査 /共同 2/19

●市の議案説明なく「差別」 大阪・高槻市議が提訴/サンスポ 2.28
●元神戸市議3人に有罪 政活費詐取で地裁判決/日経 2/19

●橋本元神戸市議を在宅起訴 政活費約690万円詐取/福井 2月19日 
●政活費判決/制度の必要性から見直せ/神戸 2/20

 なお、今朝の気温は4度。風が強かったけど、半分は「無風状態」だから快適なウォーキングだった。

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●「新駅にトイレ設置要望あるが…」秋田市議会やらせ質問を議員へ依頼、市側は否定
      河北 2018年02月28日
 27日にあった秋田市議会2月定例会の代表質問で、市が同市泉・外旭川地区に計画するJR奥羽線の新駅設置を巡り、市当局が質問を作成し、市議に質問するよう依頼していたことが議会関係者への取材で分かった。新駅は3期目の穂積志市長が2009年の初当選時から掲げる公約。議会からは「自作自演」「議会への介入だ」といった批判が上がっている。

 市が依頼したとされる質問は「地元から(新駅に)トイレ設置などを求める要望が出ているが、予算内に収まるのか」などの内容。依頼を受けた市議は断り、27日は最大会派の別の市議が質問。市当局は「事業費の増加が見込まれるが、できるだけ応えられるよう努める」などと答弁した。

 依頼を断った市議によると、市交通政策課から16日、質問を働き掛けるファクスが届いた。市議は取材に「市上層部から担当者に指示があったようだ」と語った。

 同課の担当者は「そうした事実はない」と否定している。トイレの設置はJR東日本と協議後、検討するという。
 新駅の総事業費は約20億5000万円。請願駅で、市が全額負担する。昨年11月の市議会定例会で事業費が可決された際は、JR東側の意向でトイレの設置費は盛り込まれなかった。

 今回の市の対応について、市議からは「市当局と市議会のなれ合いになる」「予算を通しやすくすることが狙いなのでは」など疑問視する声が出ている。
 新駅設置を巡っては市民や市議の間に「建設コストを極力抑えるべきだ」との意見がある。

●奈良県葛城市に裏金疑惑 1億8千万円、百条委調査
      日経 〔共同〕 2018/2/19
 2004年の2町合併で発足した奈良県葛城市で、旧新庄町から引き継いだ裏金とみられる約1億8千万円が、金融機関の口座に残っていたことが19日、下村正樹市議への取材で分かった。市議会は同日、経緯を調べるため、地方自治法に基づく調査特別委員会(百条委員会)の設置を可決した。

 葛城市は旧新庄町と旧当麻町の合併で誕生。百条委の委員長に就いた下村市議によると、昨年末に情報提供があり、旧新庄町で蓄積されたとみられる裏金の存在が発覚した。

 下村市議は「合併後、葛城市の職員などが通帳を預かっていたとみられるが、口座の名義や金融機関が変遷し不明点が多い。百条委で経緯を明らかにしたい」と話した。

●市の議案説明なく「差別」 大阪・高槻市議が提訴
       サンスポ 2018.2.28 11:03
 大阪府高槻市が定例の市議会前の議員に対する議案説明を自分のみに行わず、差別的扱いを受けたとして、北岡隆浩市議(47)が28日、市に11万円の損害賠償と議会での謝罪を求めて大阪地裁に提訴した。
 北岡市議は現在3期目の無所属。これまで複数の行政訴訟を起こして市の施策や支出の問題を司法の場で追及し、一部で勝訴したケースもある。
 訴状によると、市の総合計画や財政計画を担当する総合戦略部は事前に議案を説明する日程を会派ごとに設けていたが、情報公開請求で明らかになった市の日程資料には北岡市議に対して「行わない予定」と記載。少なくとも2015年の9月議会から事前説明も補足用の資料配布もなく、ホームページに掲載された情報などで議会準備をしてきたという。
 北岡市議は提訴後に記者会見し「市の不正を追及する議員を排除することがまかり通ったら議会のチェック機能が働かない」と訴えた。市は「全議員に主な内容を説明した上で、要望があった議員に追加で説明していた。対応に問題はない」と反論している。

●元神戸市議3人に有罪 政活費詐取で地裁判決
    日経 2018/2/19
 2015年に発覚した神戸市議会の会派「自民党神戸」(解散)による政務活動費(政活費)の裏金捻出問題で、政活費計約2300万円をだまし取ったとして、詐欺罪に問われた元神戸市議3人の判決公判で神戸地裁(小倉哲浩裁判長)は19日、岡嶋亮輔被告(75)に懲役2年6月、執行猶予4年(求刑懲役3年)を言い渡した。

 竹重栄二被告(69)と梅田幸広被告(68)はとも…

●橋本元神戸市議を在宅起訴 政活費約690万円詐取
           福井 2018年2月19日
 神戸地検特別刑事部は19日、政務活動費(政活費)約690万円をだまし取ったとして、詐欺罪で橋本健・元神戸市議(38)=神戸市西区=を在宅起訴した。認否を明らかにしていない。

 橋本被告は政活費を巡る問題が表面化した後の昨年8月、市議を辞職。兵庫県警が今月、詐欺容疑で書類送検していた。

 自民党の今井絵理子参院議員との交際も昨年、週刊誌で報道された。

 起訴状によると、架空の領収書を提出するなどして、2011〜14年度の政活費約690万円をだまし取ったとしている。

●政活費判決/制度の必要性から見直せ
      神戸 2018/02/20
 「正当化される余地はない」「犯情は悪質である」。判決に厳しい言葉が並んだ。

 神戸市議会の会派「自民党神戸」(既に解散)の政務活動費(政活費)不正流用事件で、詐欺罪に問われた3人の元市議に対して昨日、神戸地裁が有罪判決を言い渡した。

 1人は懲役2年6月で、2人は1年6月だった。被害額の返還に努め市議を辞職しているなどとして、いずれも執行猶予4年となった。

 3人は公判で、議員活動の調査研究に充てるべき政活費を詐取したことを認めた。「第2の給料のような感覚だった」とも証言した。

 犯罪行為は複数年に及ぶ。領収書を偽造するなどの手口を含め、裁判長の「悪質」との言葉にうなずくしかない。

 裁判所が認定した被害額は2300万円に達する。使途には同僚議員への貸し付けや会派の裏金が含まれ、ほかにも詐欺行為の恩恵を受けていた議員がいたことは明白だ。

 裁判長も「本件会派内での政務活動費に対する意識に相当の問題があった様子がうかがえる」と言及した。

 3人はベテラン議員で、不正に手を染め続けた罪を問われるのは当然だ。だが同じ会派の同僚議員にも有権者は厳しい批判の目を注いでいる。使途をさらに透明化しなければならない。

 判決言い渡しの約6時間後、神戸地検は、やはり政活費の不正受給で書類送検された元神戸市議を詐欺罪で在宅起訴したと発表した。

 元市議は「自民党議員団」に所属する若手議員だった。公金を扱う感覚のまひが、市議会内に広がっていたことは疑いようがないだろう。

 とはいえ、現行の制度で政活費の使途をしっかりと点検するには限界がある。厳格に調べるなら、白紙の領収書を議員に渡した業者の税務調査にまで踏み込むことが必要だ。

 そこまでして、政活費を維持しなければならないのか。支給額について納得のいく説明もなければ、調査研究の効果のほども分からない。他県でも地方議員の有罪判決が出ている。存廃を含め、政活費の制度を根本的に見直すべきだ。

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