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てらまち・ねっと



 今の政府の「森友文書」の「書き換え」を指示したのは誰か、ということが問われている一面がある。
 でも、国民から見たら、肝心なのは「何が公文書に記録されたか」「なぜ、それが記録されたか」ではないかと思う。
 そんな視点を持ちながらも、当面は、「削除した情報」に関連する報道などを見て、記録しておく。

●森友文書書き換え 「国民欺く犯罪」 不信と怒り拡大/毎日 2018年3月12日 11時46分
●日本会議に関する部分で安倍晋三首相の名前記載も削除/産経 2018.3.12 14:39
●安倍首相や麻生氏の名前、削除 日本会議めぐる記載で/朝日 2018年3月12日 21時11分
●価格交渉の記述削除=200項目超で改ざん-森友文書問題/時事 2018/03/12-21:35
●【報ステ】森友“改ざん”14文書290カ所/テレ朝 2018/03/12 23:30

●朝日は「謝罪が肝心」から「大金星」と「手のひら返し」 森友「書き換え」の真偽めぐり方向転換する人相次ぐ/j-cast 2018/3/11 18:34
●文書書き換えの責任を逃れようとする麻生太郎氏 「悪代官」との声も/J-CASTニュース 2018年3月12日 19時8分
●森友学園問題で財務省が隠したかった事実は?片山善博氏が指摘/J-CAST 2018年3月11日 11時57分

 なお、今朝の気温はマイナス1度近く、一枚薄着で快適にウォーキングしてきた。

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●森友文書書き換え 「国民欺く犯罪」 不信と怒り拡大
        毎日 2018年3月12日 11時46分
 学校法人「森友学園」(大阪市)への国有地売却を巡り、財務省は12日、契約に関する決裁文書を書き換えていたとの調査結果を与党に報告した。浮かび上がる、政府の隠蔽(いんぺい)体質。「歴史に対する犯罪だ」。公文書を書き換えるという民主主義の根幹を揺るがす行為に、不信の声が広がった。【宮嶋梓帆、遠藤浩二、茶谷亮】

 「決裁文書にどうやら書き換えがあったようだと報告を受けた」。午前10時半ごろ、自民党の森山裕国対委…

●日本会議に関する部分で安倍晋三首相の名前記載も削除 
       産経 2018.3.12 14:39
 学校法人「森友学園」への国有地売却を巡る決裁文書書き換え問題に関し、財務省は12日、国会に調査結果を報告し、14文書で書き換えがあったと認めた。削除部分に安倍昭恵首相夫人や複数の政治家の名前もあった。

 報告によると、昨年2月下旬から4月にかけて27年2月~28年6月の5決裁文書が書き換えられ、それを反映する形で26年6月~28年6月の9文書も書き換えられた。報告書は約80ページ。

 「本件の特殊性」「特例的な内容」といった文言も、国会議員らに昨年開示された文書で削られた。森友学園との売買決裁文書では「学園の提案に応じて鑑定評価を行い、価格提示を行うこととした」との文言もなくなった。

 書き換え前の文書には昭恵夫人から「いい土地ですから、前に進めてください」とのお言葉をいただいたと森友側が発言していたという記載もあった。26年4月に昭恵夫人が森友学園を視察し講演したとの記述もなくなった。

 森友学園の籠池泰典前理事長を「(保守系団体の)日本会議大阪に関与」と紹介し、関連の日本会議国会議員懇談会を「特別顧問として麻生氏、副会長に安倍総理らが就任」と説明した部分も削除された。

●安倍首相や麻生氏の名前、削除 日本会議めぐる記載で
     朝日 2018年3月12日 21時11分
 特例承認の決裁文書には、安倍晋三首相や麻生太郎財務相の名前もあった。改憲を目指す運動団体「日本会議」と学園側の関係に触れる中での記載だが、改ざん後にすべて削られた。

 改ざん前の文書では、学園の籠池泰典前理事長を本人の名刺通り、「日本会議大阪代表・運営委員」と紹介。日本会議大阪と日本会議の関係に触れたうえで、日本会議と連携する「日本会議国会議員懇談会」の副会長に安倍晋三総理、特別顧問に麻生財務大臣が就いているとした。

 「参考」として、中山成彬・元文部科学相や平沼赳夫・元経済産業相、日本維新の会女性局の衆院議員3人、安倍昭恵氏らが学園で講演や視察をしたと記されたが、これも削除された。

●価格交渉の記述削除=200項目超で改ざん-森友文書問題
              時事 2018/03/12-21:35
 財務省が12日公表した学校法人「森友学園」への国有地売却の決裁文書書き換え問題に関する調査報告書によると、書き換えや削除などの改ざんが行われた項目は文書14件で200超に及ぶ。安倍晋三首相夫人の昭恵氏や国会議員の名前が消され、学園側との価格交渉に関する記述が削除されており、野党からは「隠蔽(いんぺい)だ」との批判が出ている。

 改ざんされたのは、学園への土地貸し付け契約の際に作成した「貸付決議書」や、その後の土地売却手続きを記録した「売払決議書」など。学園からの「要請」という文言が「申し出」に差し替えられたり、本件の契約が「特例的な内容となる」との記述が削除されたりしていた。

 過去の経緯をまとめたページも大幅に圧縮。昭恵氏が学園関係者に「いい土地ですから、前に進めてください」と語ったとの学園側の説明がなくなったほか、鴻池祥肇元防災担当相、平沼赳夫元経済産業相、鳩山邦夫元総務相(故人)、北川イッセイ元参院議員の実名が消されていた。近畿財務局が学園側と「価格を協議した」との記述も省かれた。

 学園への破格の値引きが表面化したのは昨年2月中旬。改ざんは同月下旬から始まった。当時の佐川宣寿財務省理財局長は国会答弁で、「政治家の関与は一切ない」と述べ、学園側との価格交渉も否定していた。

 財務省の富山一成理財局次長は12日の野党会合で「国会答弁との関係で誤解を生じないように書き換えたのではないか」と説明。つじつまを合わせるため、文書を改ざんした疑いは残る。
 財務省は、職員からの聞き取り、職場のパソコンに残っていたデータの精査などを行ったほか、捜査中の大阪地検からも保管する文書の写しの提供を受けた。その結果、内容の異なる文書が複数存在することを確認した。

●【報ステ】森友“改ざん”14文書290カ所
       テレ朝 2018/03/12 23:30
 森友学園の国有地売却に関する決裁文書をめぐり、財務省が12日、78ページに及ぶ調査結果を公表した。改ざんは14の決裁文書で行われ、番組で確認したところ、変更された部分は290カ所に上っている。

佐川前理財局長は国会で「交渉記録はない」「事前に価格交渉はしていない」と繰り返し答弁していたが、改ざん後の文書からは、交渉記録とも言える森友側とのやり取りが削られていたほか、『価格提示について』という項目も削除されていた。

また、安倍昭恵夫人のほか、鴻池元防災担当大臣、平沼元経済産業大臣、北川元国土交通副大臣、亡くなった鳩山元総務大臣など、森友学園に関わった複数の政治家の名前も消されていた。

麻生財務大臣は、改ざんをしたのは「財務省理財局の一部の職員だ」としたうえで「佐川氏の国会答弁と決裁文書に齟齬(そご)があったため、答弁に合わせて書き換えたのが事実だと思う」と説明した。野党は「疑惑がよりいっそう深まった」「政府が起こした前代未聞の大きな政治的事件」と反発を強めている。

安倍総理は「行政全体の信頼を揺るがしかねない事態であり、行政の長として責任を痛感している」として陳謝。麻生大臣の進退については「信頼回復に向け、組織を立て直していくために全力を挙げて取り組んでもらいたい」と述べ、続投させる考えを示した。

●朝日は「謝罪が肝心」から「大金星」と「手のひら返し」 森友「書き換え」の真偽めぐり方向転換する人相次ぐ
     j-cast 2018/3/11 18:34
財務省が森友学園をめぐる決裁文書を書き換えていたことを認める見通しになったことで、「書き換え」疑惑を最初に報じていた朝日新聞記事の信ぴょう性を疑問視していた識者らが、次々に方向転換をしている。

誤報の場合は「最初の謝罪が肝心」とまで述べていた前大阪市長の橋下徹氏は、「今回は朝日新聞は大金星だな」と評価を一転。その一方で、日本維新の会の足立康史衆院議員は、引き続き朝日新聞の「偏向報道」ぶりを非難している。
・・(略)・・・

●文書書き換えの責任を逃れようとする麻生太郎氏 「悪代官」との声も
       J-CASTニュース 2018年3月12日 19時8分
ざっくり言うと
麻生太郎氏が12日の会見で、森友問題に関する決裁文書の書き換えを認めた
「最終責任者」として、当時理財局長だった佐川宣寿氏の名前をあげた麻生氏
ネット上では麻生氏に対し、「悪代官」とする声も上がった

麻生財務相に「この人、悪代官、すごいな」 森友書き換え責任を佐川氏と一部職員に「押しつけ」
麻生太郎財務相は2018年3月12日の会見で、学校法人「森友学園」に関する財務省決裁文書の書き換えを認め、「最終責任者」として当時理財局長だった佐川宣寿氏の名前をあげた。

同日の「直撃LIVE グッディ!」(フジテレビ系)では、麻生氏による佐川氏らへの「責任の押しつけ」を感じた出演者が多く、「この人、悪代官」などといったコメントが相次いだ。

「私の進退は考えていない」
麻生氏は会見で、省内での調査の結果「昨年2月下旬から4月にかけて、本省理財局において森友事案に関する複数14件の決裁文書の書き換えが行われていた」と報告した。財務省は引き続き調査を進めるという。

前代未聞の公文書書き換えだが、麻生氏は「私の進退は考えていない」と断言。「一部の者によって財務省全体の信頼が失われたという形になっているのは甚だ残念。私として、財務省全体の組織が(問題)とは考えていない」とも述べ、省全体としての責任を否定している。

一方で、「(書き換えられた文書は)近畿財務局のものがほとんどだが、理財局の指示で書き換えが行われたと私どもの考えで出てきている。理財局の一部職員により行われたのは事実と考えている」とし、「書き換えは理財局の職員の一部によって行われたので、最終責任者は理財局長の佐川ということになると思う」とも発言。理財局の一部職員が書き換えた旨や、責任者は当時理財局長の佐川氏である旨を何度も口にした。

政治アナリストの伊藤惇夫氏は「グッディ」で、麻生氏の会見を「すべて佐川さんが悪いと、理財局の一部職員がやったという発言が何度も出てきた。そこに限定してしまおうという意図が露骨に表れていた」と受け止めた。

「一部の現場に押し付けるような発言を大臣がされる」
弁護士で元財務省官僚の山口真由氏も番組で、「理財局の誰かが(決裁文書を)直したとして、勝手にやったというより(理財)局長が相当無理をして答弁をしたのが背景にあるはず。それを一部の現場に押し付けるような発言を大臣がされるのは相当ショッキングだと思う」と見解を述べた。

さらにメディアプロデューサーの長谷川聖子氏は、「今回第一報を聞いた時に『改竄』でびっくりして」「今日の麻生さんの会見を聞いて、本当にこの人すごいというか...悪代官、すごいなと思って、ショッキングでした」と驚きを隠さなかった。

放送を受けてインターネット掲示板では、「まあ悪代官だよ間違ってない」「さっきの麻生の会見には驚いた 佐川が佐川が佐川が」「悪代官の身代わりにされる佐川さん」といった書き込みが相次いでいた。

●森友学園問題で財務省が隠したかった事実は?片山善博氏が指摘
        J-CAST 2018年3月11日 11時57分
ざっくり言うと
財務省の森友学園をめぐる決裁文書が書き換えられたとされる問題
片山善博元総務相は、財務省が隠したかっただろうポイントについて指摘
「特例処理」「本省承認」というワードを出したくなかったのだろうと述べた
「森友書き換え」問題、財務省が消したかったこと 「それは2つ」片山善博氏が指摘

 財務省の森友学園をめぐる決裁文書が書き換えられたとされる問題で、財務省は週明け2018年3月12日に公表する調査結果で、書き換えがあったことを認める模様だ。書き換えの指示は佐川宣寿・前国税庁長官だったとの報道も出始めた。安倍政権に大打撃を与えるのは必至だ。
「何故書き換えをしなければならなかったのか」。「書き換え」疑惑を報じた朝日新聞の報道では、「本件の特殊性」といった単語が開示された文書からなくなっていたと指摘。仮にこの表現が削除されていたとすれば、なぜ「特殊性」を隠したかったのかがポイントになりそうだ。

「貸付通達上の特例処理について、本省承認決裁完了」
この「本件の特殊性」という表現は、朝日新聞が書き換え疑惑を報じた決裁文書と同時期の16年5月に決裁された文書でも登場する。この文書は問題となった国有地を1億3400万円で森友学園に売却する方針を国土交通省大阪航空局に通知する内容で、すでに国会などに開示されている。文書の同一性を重んじる行政で、朝日新聞が問題視した文書だけ「特殊性」の表現がなくなっているのは不自然だというわけだ。

この国交省への通知文書では、「財務局と航空局との協議」の項目に「本件の特殊性に鑑み」とあり、「経緯」の項目では、15年4月30日に「貸付通達上の特例処理について、本省承認決裁完了」とある。

3月11日朝放送の「新報道2001」(フジテレビ)では、希望の党の玉木雄一郎代表が、会計検査院が17年11月に公表した検査結果報告書で、値引き額の算定根拠不十分だと指摘されたことに言及。
「財務省が書き換えまでして隠さなければならなかった事実は一体何なのかということに戻るべき」
と主張した。

「特殊性」は「分割払い」認めたこと指す
片山善博元総務相は、財務省が
「キーワード『特例処理』『本省承認』を出したくなかった」
とみる。それぞれについて、

「単にゴミがいっぱい出てきましたというのは特殊な処理ではない、一般的に処理できる。そうではない特殊性がある」
「本来ならば近畿財務局で全部処理できることだが、ところがこれは本省で承認している。これを出したくなかった。本省で承認するというのはどういう事情があったのか。そこが一番隠したかったポイントで、解明しなければならない」
などと解説した。

「特殊性」という単語をめぐっては、3月9日の野党によるヒアリングで、財務省の富山一成(とみやま・かずなり)理財局次長が、土地代金の分割払いを認めたことを指すことを明らかにしている。ただ、どういった事情で例外的な分割払いを認めたかについては明らかにならないままだ。


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