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てらまち・ねっと



 春らしくなってきたので、今日は車のスタッドレスタイヤをノーマルに替える予定。車は適度に自己管理がいる。
 ところで、数日前の20日、アメリカで「ウーバーの自動運転車が初の歩行者死亡事故」との旨が報道された。

 最近は、自動運転車に関する報道や映像をよく見かけるけど、到底使う気はしない。
 もちろん、今の車でも「性能、信頼性に不安」をもったら運転は出来ないわけだから、いずれは使うことになるのかもしれない。
 ただ、「自動運転車の方が人間の運転より安全」ということに関して、相当な「実証」を経てからで十分と思っている。

 だから、自動運転車の事故も、見ておく。

●ウーバー自動運転車が死亡事故 米アリゾナ州で通行人はねる/AFPBB 03月20日
●ウーバーの自動運転車で死亡事故、歩行者はねる 米/CNN 2018.03.20
●自動運転車、初の歩行者死亡事故=米ウーバー、試験を停止/時事 2018/03/20

●Uber、アリゾナ州で自動運転中に死亡事故 歩行者の女性をはねる 自動運転中の死亡事故はこれが初めて/huffingtonpos 2018年03月20日
●自動運転で死亡事故 ウーバー車両、米で歩行者はねる /日経 2018/3/20
●ウーバーの自動運転車事故、連携するボルボやトヨタに影響する可能性/ブルームバーグ 2018年3月20日

●テスラの死亡事故が残した教訓 自動運転車AI 自動運転車の事故は「原理的に」避けられない!? AI技術の死角/現代ビジネス 2016.9.22
●想定外?で事故を起こした自動運転車「グーグル・カー」/iRONNA 2016年3月1日 

なお、今朝の気温は6度。雨などで一週間近くウォーキングはお休みだった。今日は、ツクシが伸びているだろうと想像しつつ、出かける。

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●ウーバー自動運転車が死亡事故 米アリゾナ州で通行人はねる
       AFPBB 03月20日03:37
【AFP=時事】(更新)米配車アプリ大手のウーバーは19日、アリゾナ州で同社の自動運転車が死亡事故を起こしたことを受け、自動運転車の試験走行を停止したと発表した。

 同社によると、事故は18日夜、アリゾナ州テンピで発生。運転席にオペレーターが座った状態で自動運転を行っていた車が、通りを歩いていた女性をはねた。女性は病院に搬送されたが、後に死亡した。

 ウーバーの広報担当者はAFPに対し、被害者の遺族への弔意を表明。「この事故を捜査する地元当局に全面的に協力している」と述べた。同社は事故を受け、テンピやピッツバーグ、サンフランシスコ、カナダのトロントで試験中だった自動運転車の使用を停止したという。

 自動運転車が通行人を巻き込む死亡事故を起こしたのは初めて。2016年には米電気自動車大手テスラが自動運転車業界で初の死亡事故を起こしており、今回の事故を受け、同業界が自動運転車の導入を急ぎ過ぎているのではとの懸念が高まることが予想される。【翻訳編集】

●ウーバーの自動運転車で死亡事故、歩行者はねる 米
         CNN 2018.03.20
ワシントン(CNNMoney) 米アリゾナ州で配車サービス大手ウーバー・テクノロジーズの自動運転車にはねられた歩行者が死亡し、同社は自動運転車の走行試験を全て停止した。

完全自動運転の車で死亡事故が起きたのは初めてとされる。

アリゾナ州テンピの警察によると、同市内で自転車を引きながら道を渡っていた49歳の女性が、ウーバーのスポーツ用多目的車(SUV)にはねられて死亡した。運転席には緊急事態に備えてドライバーが乗っていたが、車は自動運転モードで走行していた。

ウーバーはアリゾナのほかピッツバーグ、カナダのトロントなど数カ所で自動運転車の走行試験を実施していたが、全て停止すると発表。声明で遺族に弔意を表し、地元当局の捜査に全面的な協力を表明した。

国家運輸安全委員会(NTSB)も捜査に乗り出している。

自動運転車にとって、歩行者や自転車への対応は課題の一つとされる。

ウーバーは昨年、テンピで自動運転車が横転した時も、原因を調べる間は全ての走行試験を停止した。

アリゾナでは米グーグル系のウェイモやゼネラル・モーターズ(GM)、インテルも自動運転の実験を実施中。雨や雪の少ない気候が自動運転に適しているようだ。同州の知事は今月、自動運転車を無人で走らせる実験の解禁に踏み切ったばかりだった。

2016年には米テスラの電気自動車が自動運転機能の作動中に衝突事故を起こし、運転席の男性が死亡したが、この機能は完全な自動運転ではなかった。

●自動運転車、初の歩行者死亡事故=米ウーバー、試験を停止
       時事 2018/03/20-10:27
 【シリコンバレー時事】米アリゾナ州テンピの警察は19日、米配車サービス大手ウーバー・テクノロジーズの自動運転車が公道上で歩行者をはね、死亡させる事故があったと明らかにした。自動運転車の事故で歩行者が犠牲になったのは初めてとみられる。同社は北米での自動運転車の試験走行を停止したが、安全性に対し厳しい目が向けられることになりそうだ。

 警察によると、事故はテンピの公道で18日午後10時ごろ発生。道路を歩いて横切ろうとした女性(49)が自動運転モードで走行していたウーバーの車にはねられた。女性は搬送先の病院で死亡した。車には運行管理要員が乗車しており、無人ではなかった。
 米運輸安全委員会(NTSB)は、調査チームを派遣し、車両の安全性に問題がなかったか調べると表明した。アリゾナ州は自動運転に関する規制が緩いため、完全自動運転の実用化を目指す企業が公道試験の実施場所に選んでおり、規制の在り方をめぐる議論にも影響を与える可能性がある。
 ウーバーは事故を受け、北米4都市で実施している自動運転車の試験走行を中断。コスロシャヒ最高経営責任者(CEO)はツイッターに「途方もなく悲しいニュースだ」と投稿し、当局に協力する考えを示した。

●Uber、アリゾナ州で自動運転中に死亡事故 歩行者の女性をはねる 自動運転中の死亡事故はこれが初めて
     huffingtonpos 2018年03月20日 10時33分
 昨日(米国時間3/18)、Uberがテスト中の自動運転SUVがアリゾナ州テンピで自動運転モードで走行中に女性の歩行者をはねた。女性は付近の病院で手当を受けたが死亡した。Uberは事故に関する捜査に協力すると同時にすべての自動運転のテストを中止し、「犠牲者の家族にお悔やみ申し上げます。われわれは地元当局の事故の捜査に全面的に協力しております」と発表した。またNTSB〔国家運輸安全委員会〕も調査を開始したことをツイートした。

NTSBはアリゾナ州テンピのUberの事故に調査チームを送った。

自動運転中の死亡事故はこれが初めてだ。Uberの事故からは事故責任と自動車保険に関して数々の疑問が生じている。自動車は自動運転モードだったが、運転席には安全を担保する役割のドライバーが着席していた。理論上、危険な状況が発生すればこのドライバーが事故を防止するために介入するはずだった。

事故発生後、Uberはアリゾナ、ピッツバーグ、カリフォルニアで実施されていた自動運転のテストをすべて中止した。昨年、NTSBは 2016年にフロリダ州で起きたTeslaのオートパイロットシステムに関連する死亡事故を調査している。NTSPは事故時にTeslaのオートパイロットは技術的には所定の作動をしていたものの、事故を防ぐにはデザインに不十分な面があったとした。またドライバーがシステムを過信して運転に十分な注意を払わなかったことも原因の一つだと認めたている。

●自動運転で死亡事故 ウーバー車両、米で歩行者はねる
        日経 2018/3/20 4:22
 【シリコンバレー=兼松雄一郎】米ライドシェア最大手ウーバーテクノロジーズの自動運転車がアリゾナ州で歩行者をはね、死亡させる事故が起きたことが19日までに分かった。自動運転が歩行者の死亡につながった事故は初めて。同社はペンシルベニア州ピッツバーグなど他地域を含む北米4都市すべての公道での自動運転車の走行試験をいったん中断した。

 米政権は規制緩和で自動運転の実用化を後押しする方針だが、安全性への懸念が高まりブレーキがかかる可能性もある。

 事故は18日夜10時(日本時間19日午後)ごろ49歳の女性が歩道から外れた車道を渡っていたところ起きた。自動運転機能が作動中で、運転席には監督者も乗っていた。女性は病院に搬送されたが死亡が確認された。ウーバーのダラ・コスロシャヒ最高経営責任者(CEO)は「とてつもなく悲しいニュースであり、捜査当局に協力する」とのコメントを出した。

 一方、米紙サンフランシスコ・クロニクルによれば、地元警察は歩行者が急に飛び出し、人間でも避けるのが難しい事故だったとみているという。

 米国ではすでに1000台以上の自動運転車が実験走行中で、台数は急速に増えている。事故が起きたアリゾナ州は規制緩和が最も進み、無人運転の実験も始まっている。自動運転開発の世界的な中心地カリフォルニア州でも4月に無人運転が解禁される予定だ。

 一定の技術水準に達した自動運転車は悪天候時や今回事故が起きた夜間など、より難度が高い環境下での走行を増やしている。報告されている事故では人間の運転手との意思疎通に失敗し、車線変更時に衝突するパターンが多い。物体の認識に失敗したときに深刻な事故が起きている。2016年にはテスラの車で作動中の運転支援システムが前方のトレーラーを認識できず運転手が死亡する事故が起きていた。

●ウーバーの自動運転車事故、連携するボルボやトヨタに影響する可能性
       ブルームバーグ 2018年3月20日 8:44  John Lippert、Jamie Butters
アリゾナ州で試験運転中の自動運転車、女性1人をはね死亡させる
既に発表した以上のことは現時点で何も決まっていない-トヨタ広報
自動運転で米ウーバー・テクノロジーズと連携する自動車メーカーは、18日午後にアリゾナ州テンピで試験運転中の自動運転車両が女性1人をはねて死亡させた事故の影響を受ける可能性がある。

  サンフランシスコを本拠とするウーバーが試験運転で使用する車両を製造するボルボ・カーは、今回の事故に関して詳細なコメントを控えた。自動運転を可能にする独自のセンサーやソフトウエアを車両に搭載することを計画していたウーバーは昨年11月、ボルボのスポーツタイプ多目的車(SUV)を2万4000台購入することで合意した。

  事故発生後、ボルボは「地元当局者の捜査にウーバーが協力しているとわれわれは認識している」との発表文を出した。

  2016年にウーバーに出資したトヨタ自動車も自動運転でウーバーと協力している。トヨタの広報担当者は先週、ウーバーの自動運転ソフトを購入するかはまだ決まっていないと語っていた。

  トヨタの別の広報担当者はウーバーの事故発生後に電子メールで、「あらゆる企業とのオープンな協力関係が極めて重要だと考えている」と述べた上で、「ウーバーとは以前から定期的に自動運転に関する情報を交換している。ただ、当社が既に発表した以上のことは現時点で何も決まっていない」と説明した。

  ウーバーの配車サービス網に自動運転車を「向こう数年」以内に投入することで合意している独ダイムラーは19日、ウーバーの事故に関してコメントを控えた。

●テスラの死亡事故が残した教訓 自動運転車AI 自動運転車の事故は「原理的に」避けられない!? AI技術の死角
          現代ビジネス 2016.9.22 小林 雅一作家・ジャーナリスト
今年5月に米テスラ・モーターズ製の電気自動車「モデルS」が引き起こした死亡事故が波紋を呼んでいる。同車種では「オートパイロット」と呼ばれる(限定的)自動運転機能が利用可能であり、事故を起こしたドライバーは高速道路を走行中に、この機能を利用していたからだ。

事故の具体的な様子は後述するが、自動運転中のモデルSは対向車線から左折してきた大型トレーラーと衝突。これがドライバーの死亡へとつながった。

ここ数年、グーグルや日米欧など世界各国の自動車メーカーは自動運転車の開発に注力し、一般道などで極めて長距離に及ぶ試験走行を重ねてきた。その過程で「接触事故」のような軽度のアクシデントは時折報告されたが、ドライバーや同乗者の死亡、あるいは重傷といった重大な事故はこれまで一度も起きたことはなかった。

このため順調に開発が進めば、今後、段階的に自動運転技術が自動車に導入され、2020年頃には完全な自動運転、ないしはそれに近い機能が実用化されるとの見方が強まっていた。

その矢先に起きた今回の死亡事故は、これまでの楽観的な観測に深刻な陰を落とし、自動運転の実用化に関する各社の将来計画に少なからぬ影響を与えたと見られている。

たとえば米ゼネラル・モーターズ(GM)は、今年(2016年)の秋に製品化する予定だった(限定的)自動運転車の発売を来年まで延期した模様だ。今回のテスラ車による死亡事故を受けて、自動運転機能の安全性を今以上に高めてから市場に投入する意図と見られる。

また米フォードは「(オートパイロットのような限定的な自動運転機能ではなく)ドライバーの要らない完全な自動運転機能を2021年までに実用化する。当初は一般消費者向けに発売するのではなく、(米Uberのような)配車サービス事業者(ride-hailing service)などに提供する」との計画を明らかにした。

いずれのケースでも、自動運転技術に関する、各社のこれまでの計画や開発方針が相当の見直しを迫られていることが伝わってくる。

●想定外?で事故を起こした自動運転車「グーグル・カー」
       iRONNA 2016年3月1日 大西宏  
 グーグルの自動運転車が事故を起こしたようです。右折車線の右端、つまり日本では左折車線の左端をふさいでいた砂袋をよけようとして車線を超えたために、直進していたバスの側面にぶつかったというのです。バスの運転手は、「まさか」グーグル・カーが車線を超えてくると思わなかったのでしょうし、グーグル・カーも「まさか」バスが止まってくれないことを想定していなかったのでしょう。
グーグルの自動運転車、初の事故か バスに衝突 - WSJ

 走行していた速度は2マイル/hなので、時速3.2キロと極めて低速ですが、いくら低速でも後方確認しないでレーンを超えたことになります。自動運転車はバスが減速または停止してくれることを見越してハンドルを操作してしまったのです。教習所でも教えられる初歩的なミスです。普通ならほとんどのドライバーがやっていることを、グーグル・カーのプログラムには組み込まれていなかったのです。

 確かに人工知能はずいぶん進化してきました。複雑な組み合わせであるために、何年か前には初心者でも簡単に勝てた囲碁も、グーグルの研究者たちが開発したコンピュータープログラムが一流棋士を打ち負かしています。しかし、いくら囲碁が複雑だといっても、それでもフラットな盤面で、白と黒の碁石、18✕18のマトリックスでのゲームです。

 車の運転は違います。他に車がなく、自分の車だけで走行しているのではなく、周囲には多くの車があり、それを運転しているのは、時には「非合理的」な行動もする人間です。だから、現実は「まさか」の連続です。強く意識しなくとも、「まさか」の危険を想定しながらドライバーは運転しています。互いに勝つことを目指している囲碁とは異なるところです。

グーグルの自動運転車
 もしかすると、グーグルの言うように「自動車事故の94%が人の判断ミス」で「自動車がすべて自動運転になれば安全」なのでしょうが、人間が運転する車と混在している間は、想定外の出来事、思い込みや、違反運転などの「非合理性」にも対処が求められます。実際グーグル・カーは、追突される事故に巻き込まれています。
6年間でもらい事故14件。Google の自動運転車が追突され初の負傷者 - Engadget Japanese

 一方で、運転者をアシストする安全技術はどんどん改善、進化していくことは間違いないと思います。無人の自動運転より先行して運転者が責任を追う半自動運転車の技術開発も進んできます。

意外と知らない電気自動車!今後のグーグルカーの進む道
 先日大阪で歩道に突っ込み、犠牲者がでた不幸な事故も、もし自動ブレーキ装置がついていたら、もしかすると事故を防げたのかもしれません。いずれにしても、逆走を防止したり、追突や巻き込み事故を防ぐこと、また居眠り運転などへの技術の向上は社会のニーズだと思います。

 グーグルカーがどの程度の安全装置を備えているのかは不明ですが、今回の事故内容からすれば、「この種の誤解は人間の運転手同士でも日常的に路上で起こるもの」(グーグル)だとしても、もし子供が飛び出してきた時にも対処できなかった疑いを感じさせます。

 今回のグーグル・カーの事故も、後側方警戒支援システムがあれば防げた事故だったのかもしえません。写真は、「スバルリヤビークルディテクション」です。

 安全補助の場合は、アナログな駆動や制御のメカとセンサーやプログラムの摺り合わせが極めて重要になってきます。デジタル技術とアナログ技術の融合があって、想像ですが、さらに逆走防止などでは通信技術も加わってくるのでしょう。どうも自動運転に夢を感じる風潮があるようですが、日本が得意とする技術開発で、より多くの車に安全装置を普及させることが、日本の産業強化につながってくるように思います。その弾みをつけるためにも、ぜひとも自動ブレーキ装備の義務化などの法制化も望みたいところです。



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