★キブシ
世界の木材、樹木 |キブシ - 木の情報発信基地
キブシ科キブシ属。落葉低木。高さ3-5mになり、別名マメブシと呼ばれる。
近くの山に普通にみることができるが、世界的にみれば珍しい木である。
早春の木の花には関東以西の低山で、まず咲く黄色い花はキブシである。
雌雄異株。葉が出る前に約4mmの鐘形の花を穂状に垂らす。また花穂は雄花の方が長く垂れ下がり、雌花は短い。
花序が藤に似て黄色のため、黄藤(きふじ)ともいわれる。
実は、8mmほどの大きさで、初めは緑だが熟すと黄変する。
キブシの名は、黒色の染料になる五倍子(ごばいし)の代用として実を用いたことによる。用途として、実は昔黒染料、材は酒樽の栓、楊枝などに用いる。
★キブシ(木五倍子)
キブシ(木五倍子)【かぎけんWEB】
スミレ目キブシ科キブシ属の落葉低木です。 冬に長い枝先に細い紐状の花芽を下垂させ、春の開花時期に備えます。
早春を告げる代表的な樹木の花。
雌株は花後に実が成り、その実から黒い染色が採れます。この染料はフシ(五倍子)の代用として使われ、昔の既婚女性の御歯黒に使われました。 キブシという名はここから付けられています。
フシ(五倍子)とは虫瘤でヌルデという木に昆虫が寄生して出来るコブのこと。
◆トサミズキ(土佐水木)
トサミズキ | 植物写真鑑
マンサク科 トサミズキ属
名の由来
「トサミズキ」は、自生地が土佐で、葉が「ミズキ」に似ているので。・・・(以下、略)・・・
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