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てらまち・ねっと



 「米中」の対立でAPECの宣言がまとめられなかった、史上初めて、というニュースが一昨日から流れていた。
  それで、今朝は、少し勉強のために見てみた。
 fnnの専門家の意見、≪「APECで妥結できないのであれば、われわれも自国中心的でもいいのではないかと。APECに限らず、ほかの地域でも、『自国ファースト』といった動きが、どんどん出てきてしまうのではないかと。そういったおそれが、今回懸念される」≫ が、分かりやすい。 トランプの影響は広がるという現実。

 ともかく今日は次を記録しておく。
 なお、今朝の気温は3.7度。一番の寒さ。ウォーキングは快適。昨日11月19日の私のブログへのネットのアクセス情報は「閲覧数5,772 訪問者数1,273」。

●APEC 米中批判合戦で首脳宣言採択を断念、閉幕/毎日 2018年11月18日 20時00分
●APECが閉幕、史上初めて首脳宣言採択できず/AFP 2018年11月18日 22:14
●APEC首脳宣言断念して閉幕 発足後初めて/中日 2018年11月19日 02時02分

●原因は「2人のビッグガイ」 APEC首脳宣言できず/朝日 2018年11月19日05時07分
●APEC、首脳宣言初めて断念 米中の対立深まる/ロイター 2018年11月19日 07:13
●米中対立でAPEC大混乱 “首脳宣言なし”の意味/fnn 2018年11月19日 午後8:23
 
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●APEC 米中批判合戦で首脳宣言採択を断念、閉幕
     毎日 2018年11月18日 20時00分
 パプアニューギニアで開かれている日米中など21カ国・地域が参加するアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議が18日午後、閉幕した。会議では米中の首脳が通商政策を巡り批判合戦を繰り広げて最後まで意見の隔たりが埋まらず、首脳宣言の採択を断念した。採択断念は1993年のAPEC首脳会議の発足後、初めて。

●APECが閉幕、史上初めて首脳宣言採択できず
         AFP 2018年11月18日 22:14
【11月18日 AFP】パプアニューギニアの首都ポートモレスビーで開催されていたアジア太平洋経済協力会議(APEC)の首脳会議が18日、閉幕した。今回は貿易問題をめぐる米中の溝が埋められず、APEC史上初めて首脳宣言の採択が見送られた。

 国際貿易のルールをめぐって鋭く対立し、地域の影響力をめぐっても競い合う、世界の二大経済大国である米中両国は、首脳会議で激しい舌戦を展開。参加した各国の首脳らは共同宣言で合意に至ることができなかった。

 開催国のパプアニューギニアのピーター・オニール(Peter O'Neill)首相は、首脳宣言での合意に当たり、世界貿易機関(WTO)をめぐる問題が障害となったことを示唆した。

●APEC首脳宣言断念して閉幕 発足後初めて
      中日 2018年11月19日 02時02分
 【ポートモレスビー共同】パプアニューギニアで開かれている日米中など21カ国・地域が参加するアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議が18日午後、閉幕した。会議では米中の首脳が通商政策を巡り批判合戦を繰り広げて最後まで意見の隔たりが埋まらず、首脳宣言の採択を断念した。採択断念は1993年のAPEC首脳会議の発足後、初めて。今月末には米中首脳会談がアルゼンチンで予定されているが、両国の対立激化が改めて浮き彫りとなった。

 米中両国がそれぞれの主張を首脳宣言に盛り込むよう求め、折り合えなかった。代わりに議長声明を近く公表する方針だ。

●原因は「2人のビッグガイ」 APEC首脳宣言できず
       朝日 2018年11月19日05時07分 
 パプアニューギニアで18日に閉幕したアジア太平洋経済協力会議(APEC)の首脳会議は、通商紛争のまっただ中にある米中の深い溝によって、首脳宣言がまとまらない事態に発展した。世界の人口の約4割を占める国々が協調をめざしてきたAPECの枠組みを、米中両大国の対立が揺るがしている。

 異例の事態を最初に明かしたのは、閉幕後の18日午後、記者会見をしたカナダのトルドー首相だった。「貿易を巡って異なる見方があるのは、決して驚きではない。意見の一致を妨げたいくつかの国々があるため、首脳宣言ではなく、議長声明になりそうだ」と語った。

●APEC、首脳宣言初めて断念 米中の対立深まる
      ロイター 2018年11月19日 / 07:13
[ポートモレスビー 18日 ロイター] - パプアニューギニアで開かれたアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議は18日、同会議として初めて首脳宣言で合意できないまま閉幕した。貿易や投資を巡る米中の深い溝が協力を阻んだ。

米国や西側同盟国が中国の広域経済圏構想「一帯一路」に対抗するインフラ整備構想を打ち出したことも、太平洋地域における米中の覇権争いを際立たせる結果となった。

議長国パプアのオニール首相は閉幕に当たり開いた記者会見で、加盟21カ国のどの国が合意できなかったかとの質問に対し、「2つの大国だ」と答えた。

また、首脳宣言で世界貿易機関(WTO)やその改革の可能性に言及するかどうかが合意の障害になったと説明。「APECにはWTOに関する権利はない。それは事実だ。こうした問題はWTOでの提起が可能だ」と述べた。

APECは1989年、多角的貿易体制の維持を目的に発足したが、太平洋地域における中国の影響力拡大や米国の関税による地域の緊張や分断を背景にこうした秩序が崩れつつあることが浮き彫りになった。

APECのウェブサイトによると、首脳宣言は1993年の第1回会議から毎回発表してきた。

オニール首相は、首脳宣言に代わり議長声明を出す考えを示した。発表のタイミングは明らかでない。

今回の首脳会議はトランプ米大統領やロシアのプーチン大統領が欠席。米国からはペンス副大統領が代理で出席した。

中国の習近平国家主席は15日に現地入りし、地元当局者の歓迎を受けた。16日には太平洋諸国の首脳と会談し、一帯一路構想をアピールした。

これに対し、米国と日本、オーストラリア、ニュージーランドは18日、パプアに安定的な電力やインターネットを提供する17億ドルの計画を発表した。

パプアのパト外務・貿易相はロイターに対し、多角的貿易の将来を巡り合意できなかったと話した。

中国の代表団として参加した経済担当高官のWang Xiaolong氏は首脳宣言で合意がまとまらなかったことについて、「特定の2カ国の間で行き詰まったわけではない」とし、大半の加盟国は多角的貿易制度の維持を確認し、WTOの健全で適切な機能を支持したと強調。「率直に言って、われわれはこうした協議の極めて初期段階にあり、今後の進め方に関する考え方は国によって異なる」と述べた。

協議に関わったある外交筋によると、中国の王毅国務委員兼外相が声明草案に盛り込まれた2つの段落に異論を示したことで米中間の緊張がいっそう高まったという。

ロイターが確認した草案によると、1つの段落は「不公正な貿易慣行」への反対とWTO改革に言及、もう1つは持続可能な開発に関する内容だった。

この外交筋は「(米中が)激しく対立し、議長は溝を埋める選択肢を見いだすことができなかった」とし、「WTOへの言及が特定の国による不公正な貿易慣行への非難となっていることに中国は反発した」と述べた。

ペンス米副大統領は17日の演説で、中国が態度を改めるまで中国製品に対する米国の関税を変えない考えを示した。また、中国の一帯一路構想を念頭に、主権を脅かすような融資を受けてはならないと警鐘を鳴らし、「米国は締め付けるようなベルト(帯)や一方通行の道路は提供しない」と訴えた。

18日には記者団に対し、米中の問題は「貿易慣行から始まり、関税、クオータ(輸入枠)、技術移転の強要、知的財産権の侵害、さらには航行の自由や人権まで及ぶ」と述べた。

●米中対立でAPEC大混乱 “首脳宣言なし”の意味
        fnn 2018年11月19日 午後8:23
APEC(アジア太平洋経済協力会議)、首脳宣言を採択できず。

アメリカと中国の対立が招いた初の異常事態は、何を意味し、世界経済にどんな影響を及ぼすのか。

数十人の記者が殺到し、もみくちゃ状態に。

その中心にいたのは、18日に閉幕したAPEC首脳会談の議長国、パプアニューギニアのオニール首相。

パプアニューギニア・オニール首相
「1つか2つ問題があり、合意に至りませんでした」

「米中双方は、話し合って結果を出すべきだ」

混乱の理由は、史上初となる「APEC首脳宣言の断念」にあった。

貿易ルールをめぐって、アメリカと中国の意見が対立し、首脳宣言を採択できずに閉幕するという、異例の事態となった。

さらに、この過程で、中国が強引な交渉を試みていたことが明らかに。

自国の意向を宣言に反映させようとしたとみられる。

パプアニューギニア外務省のスポークスマンによると、首脳宣言の交渉が続いていた17日、中国代表団のメンバーが、パプアニューギニアの外務貿易相との面会を要求。

断られると、強引に執務室に入ろうとしたため、その後、警察官が配置されたという。

パプア政府当局者は、「不適切だ」と不快感を示したが、中国の代表団は、翌日の会見で、この出来事自体を否定した。

今回、首脳宣言が合意に至らなかった理由について、専門家は...。

千葉大学・石戸光教授は
「残念ながら、パプアニューギニアは弱小国という表現がぴったりくるような国になってまして、中国から多額の援助を受けていまして、そういった手前、中国の意向を踏みにじることもなかなかできない。同時に、アメリカは大国です。その板挟みに遭ってしまって、少しまとめきれなかった」

経済協力を目的として、1993年にアメリカ・シアトルで初めて開かれたAPEC首脳会議。

以来25年間、毎年出されてきた「首脳宣言」が、米中の対立により採択されなかったことは、世界に衝撃を与えている。

千葉大学・石戸光教授
「APECで妥結できないのであれば、われわれも自国中心的でもいいのではないかと。APECに限らず、ほかの地域でも、『自国ファースト』といった動きが、どんどん出てきてしまうのではないかと。そういったおそれが、今回懸念される」


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