先日のニュースで、塩尻市の自治会で会計不正があり「5000万円の横領」だという。そんな自治会会計の不正ニュースは時々流れるとおり、各地で起きること。時に刑事事件になることもある。
今私が自治会長をやっている「ここ」では縁のないようなこと。でも、思い出すと、市内のある地域ではそんな話が出ることがあった記憶がある。
ともかく、塩尻市のことを見てみたら、 ★≪塩尻市みんなで支える自治会条例 平成23年3月24日条例第6号≫ というのがあった。
なんとそこには、 ★≪(市民の役割)第5条 市民は、基本理念にのっとり、自らが居住する地域の自治会に加入するものとする≫
あった。 自治会への強制加入の条例なんて、法的に許されないは当然。市や議会はいったい何をしているのか・・・
そこでネットで調べてみたら、例えば ★≪自治会加入促進条例の法的考察/都市とガバナンス Vol.26 都市政策法務コーナー≫ というのがあった。 また、札幌市では、★≪(仮称)札幌市町内会に関する条例≫が検討中らしい。
恐ろしい世の中になっていく・・・そんな今朝の印象。
そこで、前記の法務記事と札幌のことは、後日また見る必要があるとして、今日は、「塩尻市」を中心にして、事件と行政のこと、それと「自治会のご老人」のことに係るリポートなどを抜粋・記録しておく。
なお、今朝の気温は5時過ぎで3.1度。昨日より下がっていて、今シーズン一番の寒さ。ウォーキングは温かくしていく。昨日11月20日の私のブログへのネットのアクセス情報は「閲覧数4,585 訪問者数1,244」。
●塩尻の自治会で5千万円不明 会計担当に返還求め提訴へ/信毎 2018年11月14日
●塩尻市平沢区の自治協議会で5000万円が使途不明・会計担当者が解約か/ SBC 11月14日
●自治会から5000万円余横領か/NHK 11月14日
★塩尻市 公式WEB
●みんなで支える自治会条例案への意見募集結果につい/2011年10月1日
○塩尻市みんなで支える自治会条例/平成23年3月24日条例第6号
★自治会「区」へ加入しましょう/2016年10月11日/自治会(区)は、同じ地域に住む人たちが、住みよい豊かなまちづくりを目指して、地域の課題の解決を図ったり、互いの親睦や交流を深めふれあいの輪を広げる活動を行う任意の団体です。・・・(略)・・・
●五十人組小政翼散会のブログ 自治会町内会に関わる事だらけ/自治会における着服横領事件まとめ3 2015-10-18
●ザ・未払い 私のギャラはどうなった? 「打ち合わせのたびに言うことが変わり、まとまらない」/日刊ゲンダイ 2018/06/19
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●塩尻の自治会で5千万円不明 会計担当に返還求め提訴へ
信毎 11月14日
塩尻市の自治会の一つ、平沢区自治協議会(約420世帯)で5千万円余の使途不明金があることが13日、分かった。協議会は、会計担当の50代女性が公民館建て替えに向けた積立金などの預金を横領したとして、塩尻署に相談している。協議会によると、女性は横領を認めているものの、650万円しか返金しておらず、返金を求める民事訴訟も起こす方針。
協議会の宮原正会長(70)によると、街灯の電気代や役員の名刺印刷代といった経費の支払いが滞ることが今年に入って続いたため、10月5日に預金の状況を調査。協議会の帳簿上は計5058万円を銀行、郵便局、農協の3カ所に預けているはずなのに、預けられておらず、2012年から13年にかけて全て解約されていたという。
女性は11年から会計を担当している。任期は2年で更新を続けてきた。会計監査は毎年3月に担当者2人が実施しているが、残高証明書や帳簿などの書類を偽造していたとみられ、見抜けなかったとしている。
女性と女性の家族は協議会に対して返済の意思を示しているが、解約した預金の使途は明らかにしていないという。宮原会長は「区民に申し訳ない」とし、全額返金を求めるとした。区民には今後、総会を開いて説明する。
女性は共同作業所の運営や映画のロケ誘致に取り組む市内のNPO法人の副理事長も務めている。
●塩尻市平沢区の自治協議会で5000万円が使途不明・会計担当者が解約か
dメニューニュース SBC信越放送2018年11月14日12時00分
塩尻市平沢地区の自治協議会でおよそ5000万円が口座から勝手に引き出されて使途不明になっていて、協議会が警察や市に相談していることがわかりました。
市によりますと使途不明になっているのは平沢区自治協議会が公民館を建て替えるために積み立てた金など5000万円余りです。
金は金融機関に預けられていましたが、会計を担当している50代の女性が口座を解約していたということです。
協議会は会計監査を行うなどしていましたが、書類が偽造されていたため不正に気付かなかったとみられています。
平沢地区の自治協議会は警察や市に相談するとともに、女性に全額を返金するよう求めています。
●自治会から5000万円余横領か
NHK 11月14日 20時39分
塩尻市内の自治会で会計責任者を務める50代の女性が、自治会の預金など5000万円余りを横領した疑いがあることが分かり、自治会は全額返済されない場合は訴えを起こすことも検討しています。
塩尻市内の自治会のひとつ、平沢区自治協議会の役員によりますと、ことしに入り電気代など経費の支払いが滞るようになり、不審に思った役員が調べたところ、銀行や郵便局、それに農協の口座が5年ほど前に無断で全て解約されていたということです。
口座には、公民館の新築などのために住民から集めた5000万円余りが積み立てられていました。
毎年監査が行われていましたが、会計責任者を務める50代の女性が、偽造したとみられる残高証明書などを示していたため、見抜けなかったということです。
女性は横領について認めていますが、650万円しか返していないということで、協議会は年内にも住民への説明会を開くことにしているほか、全額返済されない場合は訴えを起こすことも検討しています。
協議会の宮原正会長は「住民から集めた大切なお金で、強い怒りを感じる。女性にはきちんと返してもらいたい」と話しています。
●ザ・未払い 私のギャラはどうなった? 「打ち合わせのたびに言うことが変わり、まとまらない」
日刊ゲンダイ 2018/06/19 (ライター・大西桃子)
・・・(略)・・・今回取り上げるトラブルも、この3つに当てはまる。被害に遭ったのは、防災関連の講師業を行うAさん。東日本や熊本の大震災以降、需要が高まっている仕事である。発注元は企業ではなく、町の自治会だった。
「3年前の話ですが、行政からの紹介で、自治会が主催する防災イベントの仕事を受けました。イベントの中ではワークショップ5回、避難所運営1回、講習を2回行うことになりました。トータルの見積もりは約70万円。打ち合わせも何回か行われました」
見積もりに関しては、自治会も確認・了承のうえ、打ち合わせは進んでいった。ところが、まずこの段階で苦戦することになったという。
「打ち合わせのたびに言うことが変わるんですよね。企業組織ではないから仕方がないのかもしれませんが、みんな雰囲気やその場の思いつきで『あれがいい』『これはダメだ』と言うので、まとまらない。一度決まったものも、前回来なかった町のお偉いさんが登場して意見すると、また覆される。そんなことの繰り返しでした」
宣伝に関しても、一般的には主催側が行うものだが、Aさん側に「やってくれ」と依頼。
「だったらそのぶん見積もりに上乗せしますと言うと、『最初の予算に宣伝も込みでしょう』と言われました」
このように計画段階で苦労したものの、イベントは無事に開催された。しかし、ギャラを払う段階になり、Aさんに振り込まれたのは30万円だった。
これが企業相手のビジネスであれば、もう少し仕事の価値をわかってもらえたかもしれない。しかし、自治会のご老人たちには通用しなかったようだ。「うさんくさい仕事」と思われているフシもある。行政からの紹介といっても、信頼できるとは限らない。
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