徳川吉宗 Yoshimune Tokugawa

童門冬二の『小説徳川吉宗』を読みました。
先日、『新井白石』を読んで、その続きで、この本を読みました。
童門冬二の小説は、歴史検証がよくきいていて、尚且つ、読み易い。

元禄の好景気のあと、経済は低成長になり、徳川幕府は赤字経営で、変革が必要となった。
さまざまな政策や組織の活性化を図ろうとする・・・。
八代将軍吉宗は思い切った人材抜粋や、決断を行うが・・・。

この本を読んで、享保の改革の前半部分は順調に進展したように感じた。
しかし、同じ人物による長期政権では問題が生じるのは当然で、後半部分は・・・。

読み易い本でした。
経済の低迷、赤字政府の運営には、この本は参考になるのでは。

私の読後評価は4☆です。

I read "Yoshimune Tokugawa" of a historical novel by Fuyuji Doumon yesterday.
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )