春、バーニーズで At Barnease in spring

吉田修一の『春、バーニーズで』を読みました。
この作家は、なんとなく、私の好きな作家です。
今回の作品も、この作家らしさが存分に出ていました。

短編集です。
156頁の読み易い小説ですので、数時間で読みました。

主人公は、サラリーマンの男性で、バツイチで小さな男の子つきの女性と結婚しています(男性は初婚です)。
この主人公を中心に、5つのショートストーリーが繋がって、ひとつの小説となっています。

主人公が、過去に、おかまの男性と同棲していた話、突然蒸発しそうになる話、夫婦でお互いウソをつきあって遊ぼうという話などが、私の好きな感じで流れて・・・。

最後の楽園の話では、夫婦が離れてしまったのか・・・。

この作家の何処がいいのかと言われると困るのですが、私はなんとなく読みたい、好きな作家なのです。

私の読後評価は4☆です。

I read "At barnease in spring" of a short stories novel by Shuichi Yoshida today.
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