リストラ屋 Restructuring Man

黒木亮の『リストラ屋』を読みました。
経済小説でした。

資本主義の影が書かれていました。
株主主義、株価主義による会社経営が書かれていました。

経営不振に陥った会社を、コストカッターにより経営再建を図ろうとしますが・・・。
会社の実態を無視した、コストカッターによる、粉飾経営による企業経営が・・・。
時間とともに、株価は上昇するが、会社経営は悪化していき・・・。

この小説を読んでいて、ライブドアー事件を思い出しました。

読み易い小説でしたが、内容に深みが・・・、新しい驚きも無かったので、私の読後評価は3☆とします。

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