ララピポ Lalapipo

奥田英朗の『ララピポ』を読みました。
東京の社会の底辺で暮らす人々六人の話でした。
この作家の小説は、軽妙で、読みやすいです。

勝ち組になれない人々、なぜなのか、神はなぜ、この人々にも生をあたえたのか・・・。
「しあわせ」とはなんなのか・・・。
この人々は、この先どう生きるのか、明日も明後日も・・・。
下流社会の人々は・・・。
1億3千人もの生があるのだから・・・。
格差社会を笑い飛ばすことになっているのだろうか・・・。

文章は読みやすいし、話の展開も早く、良いのだが。
読後の爽やかさが残らないので、私の読後評価は3☆とします。

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