承久の乱 Jyokyu War

今日は、「日本史・中世」の講義を受講しました。
木村先生から、「承久の乱」を学びました。
この先生から講義を受けるのは初めてでしたが、内容が深く、詳細で良い講義でした。

内容は、
1、承久の乱以前の鎌倉幕府と朝廷
*頼朝没後、比企の乱と和田義盛の乱と、頼家と実朝の暗殺があり、北条家が台頭した。
*鳥羽院政は、公武融和を図っていた。
2、承久の乱の勃発
*北条政子は、天皇家から将軍を迎えようとしたが、九条家から頼経を迎えた。
*後鳥羽上皇は、北条義時追討を命令し、西国御家人に参加を要請した。
*戦いは、1か月で、幕府軍の勝利、上皇方の敗北となった。
3、歴史的影響
*後鳥羽上皇など3上皇の配流となった。
*院の武力の解体と、上皇方所領の没収。
*六波羅探題の設置となり、幕府の優位性が増したが、公武協調は継続となった。
などでした。

分かりやすい説明で、初めての講師でしたが、良かったです。
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