利生の人

天津佳之の『利生の人』を読みました。
歴史小説でした。
この作家の小説を初めて読みましたが良かったです。

第12回日経小説大賞受賞作品でした。
足利尊氏と楠木正成を中心とした物語でした。

尊氏、正成、後醍醐天皇、護良親王など、人物描写が良かったです。
この時代のことは、勉強などより知っていましたが、そうだったのかと思う場面もありました。
尊氏は、戦いに負けて、いったん、九州まで行っていたのも、再認識しました。

良かったです。
良い歴史小説でした、私の読後評価は、満足の4☆です。
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