【撮影地】 静岡県伊東市静岡県伊東市池(さくらの里)(4分咲き、2009.3月撮影)
Copyrights(c) 2005-2009 TETUJIN
all rights reserved.
桜餅は、江戸時代に桜で有名な隅田川の辺にある長命寺の寺男によって作り出された。当時、園芸種のソメイヨシノはまだなく、「花見」といえばヤマザクラであった。したがって、当時の桜餅はヤマザクラの葉が利用されていたことになる。しかし、今はヤマザクラではなくオオシマザクラの葉を利用している。オオシマザクラの葉が大きいこと、「クマリン」という芳香物質をヤマザクラの葉よりも多く含んでいて香りがよいことなどがその理由だ。このクマリンには蛍光性があって、紫外線をあてると発光し、現在では香料および軽油識別剤として用いられていたりする。また、クマリンの化合物オーラプテンは、活性酸素の生成を抑制することでガンの発生を抑える効果があるらしい。
クマリンはウォッカの一種のズブロッカの香りでもある。水牛の絵が描かれているズブロッカの酒瓶(750ml) には、12mg のクマリンが含まれている。酒瓶には、強い香草であるズブロッカ草の茎が入っているが、バイソングラスとも言い、ビンの絵の水牛が好んで食べる草らしい。
気に入った写真や記事がありましたら応援のクリックよろしくお願いします。
![にほんブログ村 小説ブログ ライトノベルへ](https://novel.blogmura.com/novel_light/img/novel_light88_31.gif)
にほんブログ村