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シュテルン、ルクセンブルガーらは、人間の発達の諸要因は遺伝的要因のみ、あるいは、環境的要因のみによるものでもなく、両者の相互作用によるものであるということを提唱した。「輻輳説(ふくそうせつ)」だ。
この「輻輳」とは、たとえば電話交換機でその処理能力を超えるような、通話が殺到しトラフィック規制がかかること、または交換機そのものがダウンする事もいう。つまり、電話回線が「パンクする」というのは、交換機の輻輳。
電話の場合、何らかの障害により、接続されなかった通話を”呼損“と呼ぶ。大昔のアナログ一般加入電話より、ひかり電話のほうが呼損率が低くなっているのは、言うまでもない。
最新のデジタル交換機では、処理能力を上回る発信が殺到しても、自ら、発信および着信を規制するしくみがある。余力は、防災・行政機関など優先電話や、 119 番、110 番などの緊急通話を確保するためだ。また、交換設備は二重化されているので、運用系がダウンしても予備系に自動的に切り替わり、回線サービスが維持されることになっている。
この輻輳時には、「おかけになった番号は、大変混み合っています」というアナウンスが流れる。最悪の場合にはそのアナウンスすら聞こえずに話中音のままとなる。もっと極端な場合、例えば大地震などの場合は、発信音すら聞こえないということもある。
その昔、混み合う番号にかけていると、ダイヤルしても話中にすらならずに、無音のままとなったり、混線状態になることがあった。ぼくが経験したのは、不倫している男女の会話に第3者として会話にしてしまったこと。このときは、メリット5ではっきりと男女の声が聞こえていた。当然のことながら、ぼくの声も向こうへ。
「遭いたい!」「ウフフ」なんてやっている中へ、割り込んでしまったのだ。
当然のことながら、「あんた誰?」ということになる。
一方、携帯電話では、セルラーホーンの名前通り、通話エリアを複数に分割し、エリアの中だけに届く強さの電波を使い通話をする。なので、同じ周波数の電波でもエリアが違えば混信しない。またこれ以外にも、周波数分割や、時分割、スペクトラム拡散などの多重化の手法が使われていて、混信することはない。・・・はずだ。
でも、さっき彼女からの電話に出た時、聞こえた若い女性の声は誰なんだろう。しかも、「アンネゲルト」って、ドイツ系の名前を名乗った後、しばらく雑音がして切れたのだが・・・。
もう一度、彼女に電話しようかどうか迷っている。きっと、向こうにもあの声が聞こえたはずだ。
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