tetujin's blog

映画の「ネタバレの場合があります。健康のため、読み過ぎにご注意ください。」

チェンマイ16:00

2019-11-20 23:32:12 | プチ放浪 都会編

チャンクラン通りを歩いてたら前から野生の象の群れが!
「像の群れ」というのは文章上の修辞技法で、実際に街中を像が歩いてたら感激する。象にたとえたのは、交通マナーもあったものじゃない日本のおばさんたち。
幅1mにも満たない石畳の歩道の上を、我が物顔でのしのしと3列横隊でたむろする。
暑いからゆっくりしか歩けないのだろうが、追い越すにはバイクがビュンビュン通る車道に降りなければならない。
その危険度合は野生の像に匹敵する。別に象にたとえなくても野生のシカの群れでもいいのだが、シカは人を見ると避けて通るから、やはりその傍若無人ぶりは象かも。

日本のおばさんたち。タイの女性たちの緩さに自分たちと同類と勘違いしてるのかもしれないが、タイのおばさんたちは群れない。道路を歩くときは他人に気を遣う。立ち止まって道を譲ってあげれば、にっこりと目を合わせて挨拶して通り過ぎる。
第一、タイの女性たちは象をプリントしたぶっといサバーイ・パンツなんてはかない。エキゾチックな民族衣装と言えば、値段が張りそうなタイシルクのドレスだ。そしてふだんは足が細く見える美脚パンツ。

なので、日本のおばさんたちは一目でわかる。チャンクラン通りで完全に浮いている。浮いてるついでに風に乗って流れてくれればいいものを、歩道に張り出した店を冷やかしながらたむろする。避けて危険な道路を渡って反対側に行ってもそこにぶっといサバーイ・パンツの群れ。

チェンマイに来てイライラする理由はこれだ。通行の障害物たち。他人をリスペクトしなければ、自分もリスペクトされっこない。日本で相手にされないおばちゃんたちは、タイに来ても変わりはしない。


チェンマイ15:00

2019-11-19 23:16:38 | プチ放浪 都会編

さて、ホテルに帰ってシャワーを浴びて昼寝。ベランダに干しといたTシャツはもう乾いている。
日が傾き始めてもまだ元気な太陽と折り合いをつけながら、また外歩きに出動。
チャンクラン通りを南下。歩道の両側にはTシャツや民芸品などの露店が並んでいる。ほとんどの店が観光客向け。ナイトバザールは18時以降が本番で店は準備中。夜ともなれば歩道にぎっしりの観光客も、まだ暑いこの時間帯はまばらだ。
だからじっくりとぶらぶら歩ける。

日が傾き始めてても、ちょっと歩くと汗だくになる。カフェに飛び込み一休み。
「あの緑色のは抹茶?」
「そう」
「じゃ、それ」
「ホット オア アイスド?」
「ウィズアウトアイスで」
「???ノー」
ん?なんで簡単な英語のウィズアウト・アイスが通じないんだろう。
ちょっとイラッとして
「ノー・アイス、プリーーーーーズ(・へ・)」
と大きな声で言いかけて、思わず言葉をのんだ。・・・んと、それ、抹茶ラテじゃん。

さっきからカウンターの奥でミルクフォームを作る時のスチームの音がしてる。ミルクは加熱するしかない。だから抹茶ラテは、ホットかそれに氷をぶち込んだアイスドの二者択一になるわけだ。
恥ずかしくも知ったかぶりで「ウィズアウトアイス」とか言っちまった。

っていうか、なんでこんなにイライラしてるんだろう。以前のぼくだったら、こんな時は会話を楽しんでたはずだ。いつの間にか余裕を失くしてる。恥ずべき男に成り下がっちまってる。。

旅は自分を見つめ直すチャンスだ。旅は自分を磨き上げてくれる。イラっするんじゃなく、楽しまなきゃ。お店の彼女、いやな態度でオーダーしてごめんな。。


チェンマイ11:30

2019-11-18 22:57:13 | プチ放浪 都会編

いつものお店でランチしようと思ったら、なんと店はお休み。
その隣のタイ料理の店先で若い女性が客引き中。
「どうぞいらっしゃい~」
たどたどしい日本語が愛嬌があって、なかなかかわいい。去年まではこの店は客引きなどのプロモーションをしていなかったから、新しい娘をやとったのだろう。

一度通り過ぎ、なじみの店が休みだったから引き返す途中、彼女と目があった。
「ニコッ」とされると店に入らないわけにはいかない。
メニューも見ずに「カオソーイ」と「ココナッツジュース」を注文。カオソーイはチキンとシーフードの2種類がありシーフードを注文。
ココナッツジュースは「あれ?」と近くの席の欧米女性が飲んでたのを指差した。そう「あれ!」。どうやら正式名称は「ココナッツウォーター」のもよう。

カオソーイってあれだ。揚げそばのカレーラーメン。スープとゆで麺のほかに、揚げた麺と唐辛子、カラシ菜の塩付け、ライム、赤玉葱がトッピング。
レッドカレーのペーストにたっぷりのココナッツミルク。から甘い。ちょうど日本の「皿うどん」「スープカレー」「ラーメン」をドッキングしたような料理。

日本のカレーうどんも店によってあまり味の差がないけど、「カオソーイ」もそうかな。あたりはずれのない無難な味。
このお店。かわいい客引きによりこの先人気のお店へと変身していくのかも。


チェンマイ10:00

2019-11-17 21:40:32 | プチ放浪 都会編

明け方、20℃ぐらいだった気温は太陽が昇るとともに上昇し30℃越え。空はスモッグに覆われて見通しが悪いにかかわらず、強い日差しが降り注ぐ。湿度が高いからちょっと歩いただけで汗だくに。
なので現地の人たちは日中は歩かない。用事がある時は、徒歩で20分位の距離で約40~50バーツの三輪自動車(トゥクトゥク)か、小型トラックの荷台を改造した乗り合いバス(ソンテウ、20バーツ未満)を利用する。

ナイトマーケットの通りをブラブラと散歩。通りはそろそろ開店準備に取り掛かる露店もちらほら見える。ほとんど途切れることなくビュンビュン走るトゥクトゥクや軽トラックに混じって、屋台をガラガラと押してる男もいてカオス状態。交通ルールはあってなきがごとしだ。

強い日差しの中、道路を精力的に歩き回っているのは、朝のフラットな光を求めて仏像を撮影して回るもの好きな写真家(ボク)や、日向を好んでどこにでも徒歩で行く欧米人のカップルたちぐらいのもの。日本人の若い女性たちは、少数民族の村へのツアーに朝早く出かけて街中にはいないのが普通。

高い湿度と高い気温で、外を歩き回れるのも2~3時間が限界。ランチを食べに店に入ったらもう外を歩く元気もなく、冷房の効いたホテルの部屋へ直帰だ。うまくすれば、部屋のベッドメーキングも終わっててたっぷりと午後の昼寝を楽しめる。


チェンマイ7:30

2019-11-16 20:59:13 | プチ放浪 都会編

この時期、チェンマイの日の出は6時。マジックアワーの光を求め、すっかり寝静まってるナイトバザール近辺の写真を撮ったあと、ホテルに帰り朝ごはん。
ビュッフェ形式のメニューだが、タイの料理はおかゆと鶏肉と野菜の炒め物。あとはありきたりの洋式メニュー。果物もパイナップルとスイカぐらいのもの。

ただし、パイナップルはこの地独得の手のひらに乗る大きさのもの。皮のむき方は同じだが、芯はしっかり残してある。聞くとプレー種というパイナップルだそうでベイビーパイナップルとも呼ばれ、チェンマイ県が主産地らしい。甘みが強く人気急上昇中とのこと。

タイの野菜はと言えば、パクチーとか若いパパイヤなどを想像してしまうが、こちらもおとなしく、ニンジンの千切りやパプリカ、レタスなど。お隣のカンボジアに言わせるとタイの野菜は農薬だらけで残留農薬の基準値を超えるものがほとんどとのこと。
タイの女性たちは、オーガニックコスメなどに飛びついているようだが、食品の方はまだまだといった感じだ。ただし、日本と比べるとどうかと言えば、大手スーパーなどでは海外産ばかリ。日本よりはまだマシかというしかない。