ごきげんようでござる!
前回は2体一組でスペースシャトルになるマイクロトランスフォーマー・コンバイナー(C-364、シャトルロケットWチーム、1200円)を紹介したので、今宵は逆パターンを紹介するでござるよ。
1989年のトランスフォーマー・Vに登場した、マルチ戦隊のマッハタックル(C-318、マッハタックル、980円)の紹介でござる!
マルチ戦隊は、来栖川エレクトロニクスのメイドロ・・・ じゃなくて、V惑星出身の6体の若手トランスフォーマーが経験不測を補う為に2体一組となり活躍する戦士でござるが、本品は元祖「上下合体」と呼ぶべき商品で、状況により2体の上下を入れ替えた合体や他の6体との交互合体、6体合体による、ランドクロス(C-319、ランドクロス、2900円)と成るなど、スクランブル合体とは異なるマルチな合体ロボットでござる。
先ずはスペースシャトルに変形する、サイバトロン・マルチ戦隊・宇宙の戦士、マッハでござる!
商品はデフォルメされた丸っこいデザインで可愛らしいでござるが、推進ノズルは無く、完成度は低いでござる。
ヴィークルモードでのギミックは無いでござるが、車輪が付いており転がし走行は可能でござる。
翼部分は、ランドクロス合体時に胸部パーツとなるが、ロボットモードでは余剰パーツとなるでござる。
なお、専用付属武器(マルチマッハガン)はヴィークルモードでは余剰パーツとなるでござるが、一応は取り付け可能でござる。 説明書には記されていないでござるが、アタックモードと呼ぶべきでござるかな?
ロボットモードは簡素で、お世辞にもプロポーションは良いとは言えないでござるが、従来のスペースシャトル系変形ロボとは異なるデザインが魅力でござる。
これも、上下合体ゆえの弊害でござるが、見る角度を限定しないデザインは評価したいでござる。
可動に関しては最小限なので、ポーズを取らせ難い欠点が有るのも、この時代の標準仕様でござる。 しかし、それは本品は合体商品であるという理由で納得させられる商品ではなく、新たに2体上下合体をへて6体合体を行なう前人未到の合体ロボである事を忘れてはいけないでござる!
そのため本品は2体上下合体をアピールすべく、2体合体セットと6体合体セットの2パターンが販売されたでござる。
2体上下合体では、それぞれ上半身モード・下半身モードに変形し合体するでござる。
上半身モードでは、ロボットモードとは異なる頭部が用意されているのが心憎いでござる。
まあ・・・ 拳の形状はイタダケナイでござるが・・・
先ずは相棒のタックルと合体した、空陸戦士・マッハタックル
上半身となる戦士の名前が先に来るネーミングでござる。
TVアニメでも、だいたいコノ状態で登場していたでござる。
手持ち武器は其々の手持ち武器を両手に取り付けるだけで、ランドクロスの合体パーツは使用できないでござる。 (残念!)
必殺技は、月の光から宇宙パワーを吸収し、大地のパワーをコントロールして地軸をゆるがして、竜巻を起こす「マルチスピントーネード」でござる!
では、マルチ戦隊の2体合体による、マッハのバリエーションのでござる。
マルチ戦隊リーダーのウィング(C-316、ウィングウェーバー、980円)と合体した、空中戦士・マッハウィング
宇宙・空中に特化した合体モードでござる。
マルチ戦隊副リーダーであるウェーバー(C-316、ウィングウェーバー、980円)と合体した、空海戦士・マッハウェーバー
ガ〇ダムを思わせる配色が良い!
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