ごきげんようでござる!
今宵は前回に続き、携帯電話ネタで、ディセプティコンのリアルギア、ワイヤータップV20(MD-21、ワイヤータップV20、1260円)の紹介でござる!
本商品は劇中に登場しない、玩具オリジナルの商品でござる。
しかも、オートボットのリアルギア戦士、スピードダイアル800(MA-07、スピードダイアル800、1260円)の成型色変更品でござる。
そう・・・ カメラ付きの二つ折り携帯電話のままに、カラーリングを変えて、ディセプティコン商品としたものでござるが、同一シリーズの商品を両陣営で同時期販売するのは極めて珍しい事でござるが、リアルギアの特性を考えればソレも有りと言う事でござるか?
しかし・・・ 同一金型の商品を色変えで、両陣営で販売するのは芸が無いというか、セコイと言うか・・・一粒で2度美味しいと言うか・・・ 商品数を増やすには持って来いの芸当でござる。 消費者側から言えばマタか・・・と思うでござるし、コレクターとしてはバリエーションが増えてコレクションする数が増えて困るでござる・・・
それでも集めてしまうのもコレクターのサガでござるが。 (笑)
商品のダイアルボタンは全てダミーで、液晶画面はシール処理でござる。
日本販売のスピードダイアル800の液晶画面は、8:04と表示され、劇場公開日である8月4日と掛けているでござるが、ワイヤータップV20の液晶画面は、3:35で表示されており、何かの意味が有るのか考えてしまうでござる?
しかし本当に、この液晶画面のシールはフォログラ処理のシールに出来なかったものでござろうか? 実用機能が無い分、商品にリアリティを持たせるポイントだと思うでござるが、コレも製造コスト削減でござるかな?
ロボットモードは赤いカラーリングが入った事により、女性ぽく見えるでござるが、商品設定では男女の性別は記されていないでござる。
商品設定上は、暗号化されたセキュリティを破り、人々のコンピューターシステムを危うくする天才だそうだ。 所謂ネット犯罪者と云うかサイバーテロリストの類でござるな?
この、単眼のカメラアイは、フェイスガードを閉じたままでも機能するようでござるが、極端に頭の悪い量産型のヤラレ役ぽいデザインになるのが面白いでござる。
なお、本品は劇場版商品ではあるでござるが、映画公開後の直接に劇中商品ではない為に、軍団エンブレムを嫌う映画スタッフの呪縛から離れ、紫色のディセプティコンマークが胸部に輝いているでござる。
玩具開発陣は軍団マークを貼付したかったのでござろうな。 映画公開後のリペイント商品には色付けされた従来の軍団マークが輝いているでござるよ。
劇場版TRANS FORMERSの劇中には、スピードダイアル800も、ワイヤータップV20も登場しないでござるが、一応・・・携帯電話からトランスフォーマー化するヤツが登場するでござるが、デザインは彼らと異なり虫風のデザインだったでござる・・・
まあ、商品の方もソレっぽい形にできるでござるが、デザインは全く異なるでござる。
コレも本品の可動範囲が広いゆえの産物でござる。
それでもリアルギアでは可動部が少ない方の商品だったりするでござる。
同型機種で敵味方に分かれるのは、ややこしいでござるが、同一人物の別バージョンで販売されることを思えばましでござるかな?
さて、この携帯電話は人気が有るらしく海外では、赤い別カラーの商品が販売されていたりするでござるが、日本でも販売されるのでござろうか?
携帯電話でござるから、様々なカラーバリエーションが有っても不思議ではないでござるが、出来ることなら別デザインの・・・ 電子ギミック内蔵の携帯電話変形ロボが見てみたい気がするし、劇中登場のフレンジーの携帯電話版の商品も販売される事を祈りたいでござる。