トランスフォーマー馬鹿一代。R

トランスフォーマー及び変形ロボット玩具の研究思考ネタ等の戯言ブログ!

マスターピースの亡霊

2010-07-16 15:04:44 | マスターピース

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ごきげんようでござる・・・

いくら完成度の高い高額商品であれ、原価回収の為に金型を使いまわして販売されるとコレクターであっても懐が厳しいでござる。 (笑)

そう! 同型キャラが存在するスタースクリーム(22、スタースクリーム、1980円)の場合は更に自身のバリエーションが在るので、マスターピース(MP-3、スタースクリーム、10290円)で再現されると保管場所、販売時期による高額商品の連発などなど販売スケジュールを考えてもらいたいものでござるよ。

今宵は2010年にe-HOBBY SHOPより通販扱いで販売されたマスターピース版スタースクリーム・ゴーストVer.(MP-3G、スタースクリーム・ゴーストVer. 10500円)の紹介でござる。

Photo_2 いや~ マスターピース版スタースクリームは2006年に販売された以降一部パーツと成型色を変更して、2007年にスカイワープ(MP-6、スカイワープ、10290円)が販売され、2008年にはサンダークラッカー(MP-07、サンダークラッカー、10500円)と海外版スタースクリーム(USAエディション、スタースクリーム、10500円)が販売され、途中再販も繰り返されて2010年に本品が販売された訳でござる。

う~む・・・ さっさと、王冠や肩アーマー・マントを追加した破壊大帝バージョンを販売してもらいたかったのでござるが、次なるマスターピースの新作はまさかのムービーシリーズで、劇場版スタースクリーム(MP-M01、スタースクリーム(仮)、9240円)でござる。

しかも、日本版は海外版と異なる塗装だそうでござる・・・ 拙者的にはエイリアンタトゥーを施したリベンジ版(RD-02、スタースクリーム、3990円)よりもザコ敵に見える素のF-22のカラーリング(MD-08、スタースクリーム、3675円)の方が好みでござる。

しかしまあ・・・ 日米でカラーリングが異なるとなると、USAエディションの販売(?)などでバリエーション展開されるのでござろうな。 (笑)

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さて、本品はMP-3版スタースクリームの成型色をクリアーに変更した御なじみのゴーストバージョンでござるが、箱や付属のカードは新たに作り起こされているでござるが、デコレーションシールは同じでブックレット方式の説明書はモノクロでキャラクター説明のページは一切無いでござる。 (残念)

しかし、一応本品はe-Hobby限定販売商品でござるから、書き下ろしコミック(第2号)とデストロンのスイテッカーが付属するでござる。

問題はコミックの方で、e-Hobby限定展開の商品に付属して話が続くようでござるな。

いや~ 商売下手なタカラトミーもマスターピースの販売展開には商売が上手いでござるよ。 (笑)

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しかしまあ、本品は成型色のバリエーション商品でござるが、拙者的にはクリア仕様の商品は好きなので金メッキとか銀メッキで販売されるよりも嬉しいでござる。

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しかし、遊ばないで観賞用に置いておくのであれば、金メッキでも問題は無いのでござるが、トランスフォーマーの場合は変形させてナンボでござるか、変形の支障になる全身メッキやゲート切り取り跡などの欠点が目立ってしまうでござる。 (笑)

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その点、クリア仕様の場合だとメッキバージョンよりもコストが掛からず、たとえ未塗装であっても手抜きには見えず、メーカートしてもアリガタイ金型流用バリエーションのはずでござる。

しかも、本品はアニメ劇中でも登場したスタースクリームの幽霊でござるから説得力はあるでござる。

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拙者も変身サイボーグとかのスケルトンな商品が好きでござるから、内部メカが透けてみえる商品は大賛成でござるが、本品の場合は拙者的には更に透明度を増してもらいたかったでござる。

なお、毎度の事ながら付属するパイロットフィギュア(Dr.アーカビル)もクリア仕様なので、コチラは立体映像の残像表現とかにも使えそうでござる。

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無論、本品も通常のマスターピース商品と同様に着陸脚の展開や、コクピット及びエアブレーキ、エンジンカバーが開閉し、翼下の武装もルナビームやサイドワインダーに交換でき、別売りのメガトロンガン(MP-1、コンボイ、10290円、などに付属)を取り付けるジョイントパーツも付属するでござる。

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なお、本品付属のディスプレイ台もクリア仕様なのでござるが、ディスプレイアームがクリアオレンジで成型されてしまっているのでござるよ・・・

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う~む・・・ キャノピーとディスプレーアームは共通金型による成型だと分かっていたでござるが、これは透明で成型してキャノピーをクリアオレンジで塗装したほうが良いように思うでござるよな。

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しかしまあ、ロボットモードでの違和感は無いでござるが、スケルトンなボディを強調するのであれば、脚部エンジン部を銀色で塗装したり胸部のミサイルボットなどを塗装してほしかったでござるよな。

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が!

幽霊を表現するのであれば内部メカニックを透けさせて見せる必要は無いのでコレはコレで間違っていないでござる。

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ロボットモード頭部の表情はフェイスチェンジ・ギミックにより変えることができ胸部ダクトを開いてミサイルボットを露出させることが可能でござる。

両腕のナルビームはサイドワインダーと付け替えが可能でござるが、キャラクター性を考えればナルビームのままでござる。

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なお、マスターピース版スタースクリームは、現在販売中のマスターピース商品で唯一発行ギミックを搭載しない商品でござるが、本品のようにナルビームがクリア成型だと光らせてみたいと思うでござるよな。 (笑)

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なお、本品はロボットモードでもディスプレー台に固定でき浮遊感を演出でき、マスターピース版オリジナルのスタピライザーモードに変形可能でござる。

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スタピライザーモードは元々折りたたんだ水平尾翼、エアブレーキ、エンジンブロックパナネル及びフラップを開いただけの状態で意図して設計したものではないが、ソレっぽく見えるので採用したようでござる?

流石は河森正治氏監修でござる。 (笑)

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なお、本品は何処の時代のスタースクリームを商品化したのか分からないでござる?

付属のコミックでもG1(トランスフォーマー・ザ・ムービー)のスタースクリームが死亡した姿のようでござるが・・・ マスターピースのボディを得て復活した本品は誰なのか説明されていないでござる。

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さあ・・・ そうなると、今後の展開として破壊大帝バージョンが販売されるとして・・・

残りのバリエーションは金メッキ(ゴールデンラグーンVer.)にブラックバージョンに加えてG2版とか同型のサンストームアシッドストームなどなど応用が利くでござるな。

願わくば他の高額商品販売時期とかぶらずに年1回くらいの販売で抑えてもらいたいでござる。 (笑)