教育現場、特に学校の電子化(ICT化)は、授業面でも管理面でも遅れているといわれている。ある程度あたっているし、的はずれなこともある。
先月末、埼玉県の学校教員が通常業務で使用している「教育職員ポータルサイト」に、こんな連絡が掲出された。
2011/05/31 人事異動通知書の電子化について
人事異動通知(昇給通知を含む)を電子化する人事発令情報機能は、以下のスケジュールで運用を開始します。
(いろいろ準備段階が書いてあるのだが、ここでは省略する。)
今年の9月1日以降、人事異動通知は、原則として「教育職員ポータルサイト」の「総務事務システム」で配信されることになった。
この通知は、いわゆる任補転退*にかかわるもの(=辞令)、昇級通知(給与改定+通知)がある。給与関係の通知は現在でも明細票は上記システム経由でもらっているけど、転勤や退職の辞令も、PCプリンタで打ち出し-教育委員会のハンコなし-になるのかな。
もう、ちょっと厚紙の辞令をもらうことはないのかな。
一生懸命お仕事をして、定年退職の時PC打ち出しの辞令1枚なのか。
・・・これは、いやだなあ。
***** *****
*任補転退についてはこちら
2006.07.21、「漢字4文字-続」
2006.07.04、「漢字4文字」
+昇級とは限らない。